ウルセラとサーマクール、どちらが先?相談で見る基準

2026年8月12日

  • ウルセラリフト
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こんにちは。UHCELLクリニック 江南店(UH CELL Clinic Gangnam)代表院長 キム・ヨンジンです。

ウルセラとサーマクールを選ぶ前に

「ウルセラとサーマクール、どちらがいいのか、きちんと相談できる江南のクリニックはどこか」というご質問をよくいただきます。結論から申し上げると、この質問には機器名だけでは答えられません。二つの機器は肌の異なる層に作用するように設計されており、どちらが必要かは肌の状態と残り滞在日数によって変わるからです。私たちが相談でまず確認するのも、機器のスペックではなくこの二点です。

ウルセラとサーマクール、届く層が違います

ウルセラは高密度焦点式超音波(MFU-V)技術を使い、肌の下1.5mm、3.0mm、4.5mmの三つの深さに順に熱エネルギーを届けます。最新世代のウルセラプライムは可視化範囲が8mmまで広がり、SMAS筋膜層の位置をより精密に確認したうえでエネルギーを配置できるようになりました。この機器が目指すのは顔全体を持ち上げる表層的なリフティングではなく、フェイスリフト手術で扱われるのと同じ筋膜層そのものを刺激して、下から支える力をつくることです。

サーマクールは単極型高周波(モノポーラRF)を使い、真皮とその下の結合組織まで約4.3mmの深さに均一に熱を伝えます。表面は冷却で保護しながら深層のみ温度を上げる仕組みのため、施術直後は既存のコラーゲンが即時に収縮して一時的な引き締まりを感じ、その後数か月かけて新しいコラーゲンが生成されて結果につながります。

項目 ウルセラ サーマクール
エネルギー方式 高密度焦点式超音波(MFU-V) 単極型高周波(モノポーラRF)
到達深度 1.5/3.0/4.5mm、プライムは可視化8mmまで 約4.3mm(真皮~結合組織)
主な目的 SMAS筋膜層への刺激、構造的なリフティング 真皮全体の引き締め、表面のキメ改善
効果の出方 2~3か月、改善は最長6か月まで続く 施術直後の即時収縮に加え、その後数か月コラーゲンが再生

二つの機器の技術的な違い自体については、以前まとめた記事でより詳しく解説しています。この記事では、その違いを前提に、実際の相談でどちらか一方、あるいは両方をどのような基準で提案しているかに絞って説明します。

40代でも「いつの40代か」まで見る理由

40代という年代でひとまとめにして同じ施術プロトコルを当てはめると、見落とす部分があります。スタンフォード大学医学部が2024年に学術誌ネイチャーエイジングで発表した研究では、108名の参加者を数年にわたって追跡し、血液と微生物のサンプルから数万の分子指標を分析した結果、身体の分子構成の多くがなだらかに変化するのではなく、44歳前後と60歳前後に急激に変わる時点があることが確認されました。この研究は肌だけを扱ったものではありませんが、40代前半と40代後半が生物学的に同じ段階ではないことを裏づけています。

肌そのものの変化も時点によって異なります。皮膚生理学のレビューによると、コラーゲン合成は20代半ばから毎年約1~1.5%ずつ減少し、コラーゲンは肌の乾燥重量のかなりの部分を占める中心的な構造タンパク質です。この減少は30代まではあまり目立たず、40代に積み重なった損失が表面に現れ始めます。さらに女性の場合、更年期の前後で損失のスピードが大きく変わります。関連するレビューでは、女性は閉経後の最初の5年間で肌のコラーゲンを最大30%失い、その後は毎年約2%ずつという緩やかな減少に切り替わるとされています。

この二点を合わせると、実務的な結論が見えてきます。40代前半でコラーゲン損失がまだ積み重なる段階にあり、たるみよりも肌のハリの低下が先に気になる方は、サーマクールを中心に真皮全体を整える設計が合う場合があります。一方、更年期の前後で筋膜層の支持力自体が揺らぎ始めている方は、ウルセラで構造的なリフティングを先に確保するのが順序として合っています。この判断は年齢の数字ではなく、肌の厚み、たるみの原因、ハリの低下がどの部位で起きているかを直接確認して初めて出せるものです。

相談で実際に確認する3つの基準

私たちがウルセラとサーマクールのどちらを、どの順番で提案するかを決める際に見ているのは大きく三つです。

一つ目は、たるみの原因が筋膜層にあるか真皮層にあるかです。 頬やフェイスラインが下に落ちる感覚が強い場合は筋膜層の支持力の問題である可能性が高く、ウルセラを優先的に検討します。反対に、たるみよりも肌のキメが粗くなり毛穴が目立つ感覚が強い場合は、真皮全体のコラーゲン密度の問題として捉え、サーマクールを優先的に検討します。両方の問題が同時にある場合は、層ごとに異なる機器が必要という意味になるため、併用を相談します。

二つ目は、残りの滞在日数と大切な予定です。 どちらの施術も、結果は施術当日ではなく、その後コラーゲンが再生される数か月をかけて現れます。ソウルに滞在している期間内に施術は受けられますが、最終的な結果は帰国後に現れるという点を相談の際に先にお伝えします。ただし、腫れや内出血のように初期の回復期間だけに現れる反応は滞在中の管理が必要になるため、残り日数が短いほど施術の強度と範囲を調整します。

三つ目は、回復できる環境に実際にアクセスできるかどうかです。 江南店はUH FLAT SIGNATURE江南の建物2・3階で診療しており、施術自体は個室で行います。この建物に宿泊される場合、酸素チャンバーとビタミンIV点滴を宿泊者向けに無料で利用でき、施術後の腫れや内出血の管理を同じ建物内で続けることができます。短期滞在の日程であれば、施術部位を決める前に、この動線が実際に取れるかどうかから確認するのが順序として合っています。

二つの機器を組み合わせて設計する場合

ウルセラとサーマクールを同日、または短い間隔で両方行う場合もあります。ウルセラが筋膜層を引き上げて構造的なリフティングをつくり、サーマクールがその上の真皮層全体を引き締めて表面のキメと毛穴を整える役割を持つため、二つの層でそれぞれ異なる問題が確認された場合に併用を検討します。ただし併用が常に必要というわけではありません。筋膜層の問題だけが明確であればウルセラ単独で十分な場合があり、逆に表面のキメの問題だけであればサーマクール単独から始めて反応を見たうえで次の段階を決めるほうが、より保守的で安全なアプローチになります。私たちは相談の中でこの判断をまず整理し、必要な場合に限って併用をご提案しています。

FAQ

ウルセラとサーマクール、どちらか一方だけで済む場合はありますか?

筋膜層の支持力低下がはっきりしておらず、表面のキメや毛穴の問題が中心であれば、サーマクール単独から始めて反応を見るだけで十分な場合が多くあります。反対に、頬やフェイスラインのたるみが目立ち、表面のキメの問題が大きくなければ、ウルセラ単独で目的を達成できる場合もあります。二つの層の問題が同時に確認された場合に限り併用をお勧めします。

相談で施術部位より先に回復日程を聞くのはなぜですか?

どちらの施術も結果はすぐには現れず、数か月かけてコラーゲンが再生されながら仕上がっていきます。一方で腫れや内出血のような初期の反応は滞在期間中に現れ、その管理も滞在期間内に行う必要があります。残りの日程を先に把握することで、施術の強度や部位、回復計画を現実的に設計できます。

短い滞在期間でも二つの施術を同時に受けられますか?

可能ですが、無理に強度を上げることはしません。回復に使える時間が短い場合は、併用よりも優先度の高い方を先に行い、強度を抑えて回復への負担を減らす方法をお勧めすることが多くあります。併用するかどうかは、相談で残り日数を確認したうえで決めます。

施術後に腫れや内出血が強い場合はどう対応しますか?

最初の数日は冷却と安静が基本で、江南店の建物に宿泊される場合は酸素チャンバーとビタミンIV点滴を利用して回復を後押しすることができます。片側だけ強い痛みが続く、肌の色が普段と違う形で変わるなど、いつもと違う反応がある場合は自己判断で様子を見るのではなく、すぐにご連絡いただき確認することをお勧めします。

機器名を先に決めるのではなく、たるみの原因と残りの日程を先に確認する相談を希望される方は、江南UHCELLクリニックのホームページ(https://uhcell.com/)からご予約いただけます。

※施術の効果や回復期間には個人差があります。上記の内容は一般的な相談基準を説明したものであり、診断に代わるものではありません。まずは専門医にご相談ください。