フィラーの部位が後から腫れたら?歯科治療・感染症・予防接種の履歴を確認

2026年10月22日

  • ヒアルロン酸注入

要点

フィラーの施術から時間がたって、新たに腫れや赤みが出た場合は、施術を受けた日と症状が始まった日を分けて、最近の歯科治療・感染症・予防接種の履歴も医師に伝えてください。米国食品医薬品局(FDA)は、フィラー注入から数週間、数か月、あるいは数年後に有害反応が現れる場合があると案内しています。ただし、こうした治療や感染症、予防接種の後に、必ず腫れが起こるという意味ではありません。

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。

フィラーを入れた部位が後から腫れたとき、私は「どのくらい前に施術を受けたか」だけで判断しないことをおすすめします。時間がたっているからフィラーとは無関係と考えたり、反対にフィラーが原因と決めつけたりせず、現在の症状とそれまでの経過を併せて確認することが大切です。

施術直後の腫れと、後から生じた腫れはどう違いますか?

FDAのフィラーに関する安全情報では、腫れや内出血などの有害反応は多くの場合、注入直後に現れ、その多くは数日から数週間で治まるとされています。一方で、一部の有害反応は数週間、数か月、あるいは数年後に現れる場合もあります。

これは、すべての腫れが同じ期間で治まるという意味ではありません。私は、施術直後から続いている腫れなのか、しばらく問題がなかった後に新たに生じた腫れなのかを、区別して伝えていただきたいと考えています。新たな腫れを単なる回復過程と考えて待つのではなく、医師に状態を伝えてください。

歯科治療・感染症・予防接種の履歴を伝えるのはなぜですか?

FDAは、ウイルス性・細菌性の病気や感染症、予防接種、歯科治療の後に、フィラーを注入した部位の周囲で、腫れや赤みなどの炎症が起こる場合があると案内しています。

私がお伝えしたいのは、「その後に起こったという報告」と「ご自身の腫れの原因」は同じではない、という点です。こうした履歴があるからといって、必ず腫れるわけでもありません。最近どのようなことがあり、それからいつ症状が始まったのかを、受診時に併せて伝えてください。

この案内を理由に、予防接種や必要な歯科治療を自己判断で延期しないでください。予定している診療がある場合は、フィラーの施術歴と現在の症状を伝え、日程の調整が必要かどうかを、その診療を担当する医師・歯科医師に相談することをおすすめします。

フィラーのほかのリスクも知っておいてください

FDAは、フィラーが意図せず血管内に注入されると、血流が妨げられ、組織の損傷、失明を含む視覚の異常、脳卒中などの深刻な問題が起こる可能性があると説明しています。

受診時には何を整理しておくとよいですか?

私は、症状の経過を説明するための準備として、次の情報を時系列でメモしておくことをおすすめします。

  • フィラーの施術歴: 施術を受けた日、部位、分かる場合は製品名を記録してください。
  • 症状の経過: 腫れが始まった日、その後の変化、赤みや痛みを伴うかどうかを記録してください。
  • 最近の健康状態・治療歴: 歯科治療・感染症・予防接種の内容と日付を記録してください。

製品名を覚えていない場合は、推測して書くのではなく、お手元にある施術記録を用意してください。

私からは、腫れの原因をあらかじめ決めつけず、症状が始まった時期と最近の履歴を併せて医師に伝えていただきたいと思います。まずは診察を受け、現在の肌の状態を確認してもらってください。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、医師にご相談ください。