
リフティングとスキンブースター、再施術の間隔はどう決めるべきですか
2026年9月7日
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超音波・高周波を使ったリフティングは、1回の施術後もコラーゲンの再形成が90日前後まで続くため、次の施術は6か月から12か月あけるのが妥当です。水光注射(スキンブースター)は2週間から4週間の間隔で2〜3回を1コースとして行い、その後は3か月から6か月ごとに維持の注射を入れる設計が、臨床研究で使われてきたスケジュールに近いものです。この二つは効く層が違うため、どちらか一方に寄せるのではなく、一年の計画の中で役割を分けて配置します。
こんにちは。江南UH CELLクリニック代表院長のキム・ヨンジンです。海外からいらっしゃる患者様に一番よく聞かれる質問は「どのくらいの頻度で通えばいいですか」というものです。この答えの出発点は施術の種類ではなく、皮膚がコラーゲンを作り直すのにかかる時間にあります。組織が反応を終える前に再び熱を入れれば回復の負担が増えるだけで、逆に再形成されたコラーゲンが再び減った後に来院されると、毎回ゼロからやり直すことになります。以下でリフティングと水光注射それぞれの反応時間と、短い滞在日程の中でその間隔をどう合わせるかを整理します。
画面越しの肌づくりも、間隔の設計が土台にある
舞台やカメラの前に立つ職業の方の肌管理について、何か特別な施術があるのかと聞かれることがあります。公開されている情報から見えてくる共通点は、施術の種類そのものより「間隔の組み方」です。回復に時間がかかる施術を撮影日程から逆算して先に配置し、回復の短い施術をその合間に入れていく形で一年が設計されています。
当院では特定の著名人がどの施術を受けたかについては書きません。ご本人が公表していない限り、医療機関が確認できる領域ではないからです。ただし、反応期間の長い施術を先に置き、短い施術で間を埋めるという考え方自体は、一般の患者様にもそのまま当てはまります。
弾力が減る速さから逆算する
間隔を決めるには、まず失われる速さを知る必要があります。15歳から93歳までの男女148名の腕の皮膚コラーゲン密度を測定したShusterらの1975年の報告によると、皮膚のコラーゲンは成人期を通じて年間およそ1%ずつほぼ直線的に減少し、この減少速度に男女差は見られませんでした。この数値は、老化した皮膚の生化学的・構造的変化を整理した近年のレビュー論文でも基準値として引用され続けています。
年1%という数字は、一日単位では目に見えない変化です。問題は積み重ねです。30代後半から40代にかけて輪郭が変わったと感じる時期は、十数年分の減少が真皮の余裕を超えた瞬間にあたります。
施術はこの下降カーブの傾きを緩やかにする役割を果たします。だからこそ再施術の間隔は、今回作られたコラーゲンが成熟を終え、なおかつまだ十分に残っている時点に合わせます。
リフティングの間隔を6か月以上とする理由
超音波リフティングの組織反応は比較的詳しく観察されています。Journal of Cosmetic Dermatologyに2025年掲載されたMarquardt研究チームの組織学的研究では、リアルタイム画像誘導型の集束超音波施術後の皮膚組織を時間経過ごとに分析しました。施術は1.5mm、3.0mm、4.5mmの三つの深さにそれぞれ熱凝固点を作り、この部位でコラーゲンが変性した後、一時的な炎症反応が起こり線維芽細胞が集まってくる経過が確認されています。
同じ研究で、コラーゲン合成に関わるHSP47陽性の線維芽細胞と成熟コラーゲンのスコアは90日の時点で有意に増加し、新しく作られたエラスチンも14日時点より90日時点で有意に多いという結果が出ています。組織の変化が最も進む時期は3か月前後です。施術の1か月後に「まだ効果がよくわからない」とおっしゃる方が多いのも、この経過を踏まえれば理解できます。
高周波系の施術も観察時期は近い傾向にあります。Journal of Cosmetic Dermatologyに2020年掲載されたSuh研究チームの組織計測学的研究では、単極性高周波を顔面に1回施術した後、2か月と6か月の時点で組織検査を行い、真皮の層別コラーゲンと弾性線維の密度変化を分析しました。Lasers in Medical Science誌に掲載された多施設共同ランダム化比較試験では、単極性高周波1回施術の改善効果を90日時点で評価し、その効果が6か月まで維持されたと報告されています。
3か月より前の再施術は、まだ育っている途中の組織に再び熱を加えることになり、得られるものは限られます。6か月から12か月が顔全体のリフティングにおいて再施術を検討する目安の期間であり、たるみの程度が大きい場合と長く継続管理してきた場合とでは、同じ間隔にはなりません。診察でショット数と深さを先に決め、次回の来院時期をその後に決めるのはこのためです。
水光注射はコースから維持へ切り替える
水光注射は性格が異なります。真皮の上層にヒアルロン酸やポリヌクレオチドといった成分を直接入れ、水分保持力と肌のきめを整える施術のため、1回で終えるより短い間隔のコースから始めます。
間隔の根拠は研究デザインそのものに表れています。Journal of Cosmetic Dermatologyに掲載された、韓国人30名を対象にした多施設前向き研究では、高純度ポリヌクレオチドを3週間隔で3回注射し、最後の注射から3週間後に評価を行いました。9週時点でしわの重症度スケールが基準値から1点以上改善した割合は100%と報告されています。ただしこの研究の施術部位は唇の赤い部分に限定されており、顔全体の弾力改善にそのまま広げて読むことはできません。
同誌に掲載されたヒアルロン酸系スキンブースターの研究では、参加者81名に3週間隔で3回の真皮内注射を行い、15日、3か月、6か月の時点で追跡しています。6か月の追跡という設計自体が、維持注射をいつ検討するかを示しています。
英国の美容医療教育機関Harley Academyが整理した施術者向けガイドでは、ポリヌクレオチド施術はおおむね2週間から4週間隔の2〜3回コースで構成され、その後は定期的な維持量が続くべきだと説明されています。同ガイドは、線維芽細胞が活性化してコラーゲンとエラスチンを作るまでに時間がかかるため、臨床的な変化は数日ではなく数か月単位で現れる点、そして注射型のスキンブースターが手術的なリフティングと同じ結果を出すことはできない点も明記しています。
まとめると、最初のコースは2〜4週間隔で2〜3回、その後は3〜6か月間隔の維持注射というのが、現時点の根拠が支持する範囲です。
一年の計画として組み合わせる
| 系統 | 主に働きかける層 | 最初のコース | その後の間隔 | 配置する際の考慮点 |
|---|---|---|---|---|
| 超音波リフティング(ウルセラ プライム、ソフウェーブ) | 真皮深層とSMAS | 1回 | 6〜12か月 | 組織反応が90日前後で成熟。3か月以内の反復は推奨しない |
| 高周波リフティング(サーマクールFLX、オリジオX、ポテンツァ) | 真皮全体 | 1回 | 6〜12か月 | 1回施術の効果が6か月まで維持されたという報告がある |
| 水光注射(リジュラン、ジュベルック ボリューム、スキンバイブ) | 真皮上層 | 2〜4週間隔で2〜3回 | 3〜6か月 | コース完了前は変化の判断を急がない方が正確 |
表の間隔はあくまで出発点です。年齢、たるみの程度、皮膚の厚み、これまでの施術歴によって同じ施術でも間隔は変わります。20代後半で予防目的として始める方と、40代ですでに進行したたるみに対応する方に、同じスケジュールをお渡しすることはできません。
間隔を守っても結果が分かれる理由
間隔を合わせても人によって結果に差が出る理由は、施術後の数週間にあります。熱を使ったリフティングは、意図した炎症反応の上でコラーゲンを作り直します。この時期に紫外線に繰り返しさらされたり、回復が十分でなかったりすると、組織づくりに使われるはずの資源が別の場所に回されてしまいます。
深さの設計も結果を分けます。同じ機器でも、どの層に何発入れるかは皮膚の厚みと脂肪層の分布によって変わり、この判断が合っていなければ、間隔をどれだけ正確に守っても効果は積み上がりません。診察を先に行い、施術名を後から決める順番を守っているのはこのためです。
施術と施術の間の基本的なケアも同じ重みを持ちます。紫外線対策と保湿という当たり前の項目が、実際には次の施術の出発点を決めています。
短い滞在で間隔を保つ方法
治療目的でソウルにいらっしゃる海外の患者様の滞在は、多くの場合2日から7日です。この期間内に水光注射の3回コースをすべて終えることは物理的にできません。当院ではこの制約を最初にお伝えしています。
現実的な方法は二つあります。一つは、滞在中は反応期間が長く1回で完結するエネルギー系のリフティングを中心に据え、水光注射は初回のみ行って次回の来院で続きを行う方法です。もう一つは、再来院の時期をリフティングの再施術間隔と重なるように設定し、一度の来院で二つの系統をまとめて整理する方法です。どちらの場合も、次回の来院時期を診察当日に一緒に決めておくことで計画が続きます。
滞在中の回復動線も日程に影響します。当院江南院はUH FLAT SIGNATURE江南ホテルの建物内、2階と3階にあります。施術は個室で行い、酸素カプセルとビタミン点滴はホテル宿泊者に限り無料でご利用いただけます。施術後に移動せずそのまま客室に戻って休めるということであり、回復期間中の紫外線への露出や移動の負担を減らす実質的な条件になります。相談には日本語、中国語、英語の通訳スタッフが常駐しており、通訳を別途手配する必要はありません。
診察から間隔を決める、私たちの順番
私、キム・ヨンジンは、ソウル大学大学院を修了し、ソウル大学病院で研修を受けました。アラガン社のジュビダーム・ボトックスのfacultyを務め、ポテンツァおよびウルセラのZ Key Doctorとして活動しており、大韓臨床美容医学会の講師と大韓美容成形レーザー医学会の正会員でもあります。登録者10万人規模の韓国美容チャンネルを自ら運営し、施術に関する情報を公開してきました。
診療は個人ごとの皮膚診断から始まります。真皮の厚みとたるみの位置、これまで受けてこられた施術の履歴を確認したうえで系統を選び、その後に間隔を決めます。ウルセラ プライム、サーマクールFLX、ソフウェーブ、オリジオX、ポテンツァ、リジュラン、ジュベルック ボリューム、スキンバイブといった施術は、この設計の結果として選ばれる道具にすぎません。
くすみと弾力低下が同時にあるときにどちらを先に見るか、結婚式のように決まった日を控えて日程を逆算する際に何を先に配置するかについては、当院のニュースルームの別記事で詳しく扱っています。
今受けている管理の間隔が合っているか確認したい場合は、これまでの施術歴と来院可能な日程を教えていただければ、診断のうえで年間の配置案を一緒に整理いたします。予約とお問い合わせはuhcell.comからお願いいたします。
FAQ
リフティングを3か月ごとに受ければもっと良くなりますか
組織反応の観点からはおすすめできません。集束超音波施術後、成熟したコラーゲンとエラスチンが90日の時点で有意に増加するという組織学的研究の結果を踏まえると、3か月以内の再施術はまだ完成していない組織に再び熱を加えることになります。部分的な補強を行う場合は例外があるため、診察時に判断します。
水光注射だけでたるんだフェイスラインは上がりますか
難しいです。水光注射は真皮上層の水分保持力と肌のきめを整える施術であり、フェイスラインのたるみは真皮深層とその下の層の問題です。Harley Academyの施術者向けガイドも、注射型のスキンブースターが手術的なリフティングと同じ結果を出すことはできないと明記しています。層が異なる問題には、層に合った施術を選びます。
何歳から始めるのが適切ですか
決まった年齢はありません。ただし、コラーゲンが成人期を通じて年間およそ1%減少するという測定値を基準にすると、たるみがすでに目に見える時点より前に始めた方が、維持にかかる負担は小さくなります。実際の開始時期は年齢よりも皮膚診断の結果で決めています。
施術当日にそのまま飛行機に乗ってもいいですか
施術の種類によって異なります。腫れや赤みが残る可能性のある施術は1日以上の余裕を見た方が安全で、回復反応が軽い施術であれば当日の移動が可能な場合もあります。航空券の日程を予約前に教えていただければ、その日程に合う施術範囲を先に絞ります。
複数の施術を同じ日に受けても構いませんか
組み合わせによって可能です。エネルギー系のリフティングと注射系の施術を同じ日に行うか、数日空けるかは、施術部位が重なるかどうかと回復反応が重なるかどうかで判断します。滞在日程が短い場合、当院ではこの組み合わせをまず検討します。
