リフティング施術後、色素沈着を防ぐケアはいつから始めるべきですか

2026年8月6日

  • リフトアップ

リフティング後の色素沈着を防ぐ回復ケア

こんにちは。UHCELLクリニック江南院(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。リフティング施術を受けた後、「保湿と日焼け止めだけしっかりやれば大丈夫ですよね」とおっしゃる患者様がとても多くいらっしゃいます。ですが実際には、効果が長く続く肌と、逆に赤みや色素沈着が残ってしまう肌の差は、施術直後の0時間から外用(塗るもの)・内服(飲むもの)・環境(生活習慣)の3つを一緒に設計できているかどうかで決まります。私は診察の際、この3つを必ず一組として案内するようにしています。

リフティング施術後、肌はどのような経過をたどりますか

リフティングは、熱エネルギーや超音波エネルギーで肌の深い層に微細な刺激を与え、コラーゲンの再生を促す施術です。この過程で施術部位は一時的に軽いやけどに似た状態になり、肌のバリア機能が緩んで、普段より乾燥しやすく、刺激に敏感な状態になると言われています。臨床的には、数日以内に赤みやほてりが落ち着き、1〜2週間ほどで肌全体の状態が安定し、2〜4週間ほどでいつものスキンケアに完全に戻れると説明されることが多いです。ただしこの回復のタイムラインは、施術の強さ、併用した施術の種類、その方の肌の状態によって変わりますので、一律に決められるものではありません。

短い日程でソウルにお越しになり、リフティングを受ける方は、このタイムラインを旅行の予定と合わせて確認しておく必要があります。洗顔・保湿・紫外線対策はもちろんですが、いつからメイクができるか、運動・サウナ・お酒はいつから可能かを、施術を決める前に確認しておくことをお勧めしています。

保湿と紫外線対策だけでは十分ではない理由

保湿と紫外線対策は必要条件ですが、それだけで十分とは言えません。日本人をはじめとするアジア人の肌は、欧米人に比べてメラニン生成が活発な傾向があるとされ、施術による炎症が治まっていく過程で、炎症後色素沈着(いわゆる戻りジミ)が比較的出やすいと考えられています。リフティング自体は色素治療を目的とした施術ではありませんが、熱刺激が強い設定や、レーザートニングなど色素に影響を与える施術を同時に行った場合は、このリスクを一緒に考えておく必要があります。

このため、私たちは回復ケアを次の3つの層に分けて設計しています。

  • 外用:まず低刺激の保湿・鎮静成分を中心とした製品を使い、美白・再生成分(ビタミンCなど)は肌の状態が安定してから段階的に増やしていきます。
  • 内服:炎症反応が大きくなりそうな場合や色素沈着のリスクがある場合には、トラネキサム酸とビタミンCの内服を併用し、炎症を抑えて色素沈着を予防する方法がよく用いられます。
  • 環境:日焼け止めの塗り直しの周期、摩擦を避ける生活習慣、室内の冷暖房による乾燥対策まで含みます。レーザー系の施術を受けた場合は、施術後少なくとも半年程度は、普段よりかなり厳重に紫外線対策を続けるよう案内することが多いです。

この3層のうち1つだけを守っていても、残りの2層で受けた刺激が結果を損なってしまいます。例えば内服薬をきちんと続けていても、紫外線対策を怠れば色素沈着のリスクはそのまま残ります。

私たちが施術直後から回復計画を設計する方法

江南院・瑞草院のいずれも、初診から回復計画まで代表院長が直接担当しています。私はリフティングの相談の際、まず肌の厚み、熱に対する感受性、色素沈着の既往、ご予定(滞在期間や大切な約束の日程)を確認し、その結果に応じて外用・内服・環境の組み合わせを変えて設計します。強い熱設定が必要な場合でも、回復に使える時間が限られているようであれば、強度を下げて回復重視の計画を先にご提案するようにしています。

江南院(UH FLAT SIGNATURE 江南)と瑞草院(UH FLAT The 瑞草)は、それぞれホテルの建物内にある付帯施設として運営されています。そのため、そのホテルに宿泊されている患者様は、施術後の酸素チャンバーとビタミンIV点滴を、別の場所へ移動せず同じ建物内で受けることができます。この2つはホテル宿泊者限定の無料サービスで、韓国国内の患者様にとっては付加的なサービスですが、2〜7日程度の短い日程でお越しになる海外の患者様にとっては、「滞在している間に回復まで管理される」という実際の動線になります。江南院には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しており、回復期間中の注意事項や急な症状についても、ご自身の言語で確認いただけます。

回復動線と機器選びの関係については、リフティング施術後の回復を、ホテル内で完結させる設計にした理由でも詳しくお伝えしていますので、日程を組む段階の方はあわせてご覧ください。

施術後、時期ごとに確認したいポイント

施術当日〜3日

  • むくみ・赤み・ほてりの程度を毎日見比べて、急に強くなっていないか確認します。
  • 処方された外用剤以外の化粧品(レチノール、酸系成分など)は追加しません。
  • 激しい運動、サウナ、熱いお風呂、お酒は、この時期は避けたほうが安全です。体温と血流の上昇が、むくみや色素沈着のリスクを高める可能性があります。

4日目〜2週間

  • 赤みや敏感さが少しずつ引いていく流れかどうかを確認します。逆に濃くなったり新しい斑点が出た場合は、予定していた通院日を待たずにご連絡いただくほうが良いです。
  • ピーリングを併用した場合、レチノール・ビタミンC・酸系成分を再開するタイミングはピーリングの種類によって異なります。刺激の少ないピーリングであれば施術後およそ72時間以降に低濃度から、刺激が強めのピーリングであれば5〜7日以上空けて少量から試験的に再開するのが一般的です。
  • 日焼け止めの塗り直しの周期を守り、外出時は帽子やマスクなどの物理的な遮光も併用します。

2〜4週間以降

  • 多くの方はいつものスキンケアに戻れる時期ですが、色素沈着のリスクがあった場合は、少なくとも半年程度は紫外線対策を強めて続けたほうが安心です。
  • 次の施術やリタッチのご予定がある場合は、これまでの診断記録をもとに強度と間隔を改めて設計します。

すぐにご連絡いただきたい症状

  • 施術部位の急な強い痛み、皮膚の色の変化、水ぶくれ、滲出液が出た場合は、次回の予定日を待たず、すぐにご連絡ください。

施術の記録を毎回はじめから説明せず、次回の通院まで引き継ぎたいという方には、江南のクリニックで施術記録は次回まで引き継がれますかで、私たちが診断記録をどのように継続して管理しているかをご紹介しています。

FAQ

リフティング後、ビタミンCやレチノールの化粧品はいつから再開できますか

肌が敏感な時期(おおよそ数日〜1週間ほど)は低刺激の保湿を中心に保ち、赤みやほてりが落ち着いてから少量ずつ再開するのが安全です。ただし、併用した施術(ピーリングの有無や強さ)によって再開のタイミングは変わりますので、診察時にお伝えする個人別のスケジュールに従っていただくのが確実です。

リフティングとレーザートニングを同時に受けると色素沈着のリスクは高くなりますか

熱刺激のある施術を同時に受けると、肌が受ける刺激の総量が増えるため、紫外線対策と内服管理をより丁寧に行う必要が出てくることが多いです。併用するかどうかや強さは肌診断の結果によって決めており、回復に使える時間が限られている場合は、強度を下げたり施術の順番を調整したりする方法もあります。

短い期間でソウルに滞在しながら、リフティングと回復管理を両方受けられますか

はい、江南院と瑞草院はそれぞれUH FLAT SIGNATURE江南とUH FLAT The瑞草の建物内にありますので、そのホテルにご宿泊いただければ、施術後の酸素チャンバーとビタミンIV点滴を同じ建物内で移動せずに受けていただけます。江南院には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。

日焼け止めはどのくらいの頻度で塗り直すべきですか

一般的に、屋外で活動される際は2〜3時間おきの塗り直しが目安とされています。リフティングやレーザー系の施術を受けた直後は、これよりも頻度を上げ、帽子や日傘といった物理的な遮光も合わせて行うほうが安心です。正確な塗り直しの周期や製品は、肌の状態に応じて診察時にご案内しています。

むくみや内出血が長引くと、施術がうまくいかなかったということですか

肌の厚みや血管の分布、施術の強さによって回復のスピードには個人差があります。ただ、想定していた回復期間を過ぎてもむくみが強くなり続けたり、痛みが増していく場合は、予定していた通院日を待たず、すぐにご連絡いただくのが安全です。


※本記事は一般的な回復経過をご説明したものであり、個人差があります。実際の管理計画は、診察後の肌の状態に合わせて決定いたします。

江南院はUH FLAT SIGNATURE江南(テヘラン路8ギル13、WDビル2・3階)内にあり、日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。瑞草院はUH FLAT The瑞草(盤浦大路16ギル30)内にございます。ご予約やご相談は、各院まで直接お問い合わせください。

以上、キム・ヨンジンでした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。