外国人患者に慣れたソウルの皮膚科はどう見分ける?5つの基準

2026年9月21日

  • スキンケア

外国人患者への対応に慣れた皮膚科かどうかは、通訳スタッフの有無だけでは判断できません。診察室の中でどこまで言葉が届くか、来日前にカウンセリングと予約が実際に成立するか、施術後にどこで休めるか、滞在日数に合わせて予定を組めるか、帰国後の経過をどう確認するかという5つの軸で見ると、判断がずっと明確になります。以下では安全性への影響と短期滞在での実行可能性を基準に、この5項目を順番に整理し、それぞれについて江南店がどのような体制を整えているかも合わせてお伝えします。

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。日本・台湾・中国・英語圏からお越しになる方から一番よく受ける質問が「外国人診療の経験が多いところですか」というものです。私はこの質問をいただくたびに、もう少し具体的に伺い直すようにしています。どの場面に一番不安を感じていらっしゃるかによって、確認すべき項目が変わってくるからです。受付で言葉が通じることと、施術直前の同意の場面でリスクや回復の経過を正確に理解できることとは、必要な備えが異なります。

韓国の皮膚科で外国人診療が注目されるようになった背景

保健福祉部と韓国保健産業振興院が2025年に発表した「2024年外国人患者誘致実績統計分析報告書」によると、2024年に韓国で診療を受けた外国人患者数は117万人にのぼり、前年(61万人)の約1.9倍でした。国籍別では日本が44万1千人で最多、次いで中国26万1千人、米国10万2千人、台湾8万3千人という順でした。診療科目別では皮膚科が全体の56.6%にあたる70万5千人で1位となり、2023年比の増加率は194.9%でした。同報告書では、日本人患者による皮膚科利用は30万8千人と集計されています。

韓国保健産業振興院国際医療本部長のハン・ドンウ氏は2025年の記者説明会で、2024年を「外国人患者100万人時代を開いた転換点」と表現しています(メディパナニュースの報道による)。ただ、患者数が増えたという事実そのものは、個々の医療機関の対応体制を保証するものではありません。短期間で需要がほぼ倍増した分野ほど、実際に何を備えているかは来院前に自分自身で確認しておく必要があります。

言語がなぜ安全に関わるのかについては、複数の研究が指摘しています。ヤエル・シェンカーらの研究チームがJournal of General Internal Medicine誌(2007年)に発表した研究では、院内に通訳サービスを備えた病院であっても、英語の使用が制限される患者の同意プロセスの記録は相対的に不完全になる傾向があると報告されました。また、ファン・ロッセらの研究チームがInternational Journal of Nursing Studies誌に発表したオランダの病院を対象にした混合研究では、言語の壁が投薬、疼痛管理、治療方針の説明といった日常的な診療の場面で安全上のリスクとして現れると整理されています。いずれも入院診療を対象にした研究であり、美容目的の外来施術にそのまま当てはめることはできません。それでも方向性は明確です。説明が正確に伝わらなければ、リスクは高まります。

基準1. 診察室の中で、言葉がどの層まで届くか

まず確認していただきたい項目です。言語サポートには層があります。予約と受付だけが母国語で対応される場合、カウンセリングの場に通訳が入る場合、施術中の患者の反応や痛みの訴えがリアルタイムで伝わる場合は、それぞれ状況が異なります。最後の段階が特に重要です。レーザーや高周波、超音波の施術は、施術中に患者が感じる熱感や痛みの強さに応じて出力や速度を調整するためです。

カウンセリングでは、通訳がカウンセリングの場だけでなく施術室にも同席するか、施術後の注意事項を母国語の文書で受け取れるかを尋ねてみてください。

私たち江南店には、日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。ソチョ店代表院長のキム・キョンス医師は、韓国と日本の医師免許を同時に取得している医療者です。日本からお越しの方にとっては、自国の免許制度で確認できる情報であるという点で、通訳を介した説明とは性質が異なります。

基準2. 来日前にカウンセリングと予約が実際に成立するか

2つ目は実行可能性です。韓国の電話番号を持たない状態で予約が成立するか、写真を事前に送って大まかな方向性を聞けるか、何日前に問い合わせれば希望の時間帯が空いているかがここに含まれます。

来日前のお問い合わせの際にまとめて送っていただくと、カウンセリングがスムーズになる項目があります。自然光で撮影した正面と左右側面の写真、現在服用中の薬とサプリメント、過去に受けた施術とその時期、韓国での滞在日程と帰国便の時刻です。特に直近の施術歴は、同じ部位に重ねて行うかどうかを判断する際に直接使われます。

私たちはuhcell.comを韓国語・英語・日本語・中国語繁体字・中国語簡体字の5言語で運営しており、来日前に施術の種類や回復の経過を母国語で先に読んでいただけます。予約可能な時間帯やお問い合わせの窓口は時期によって変わるため、カウンセリングの段階で確認していただくことをお勧めします。

基準3. 施術後、どこで休めるか

3つ目の項目が、実際の満足度を最も大きく左右します。リフティングやレーザー系の施術直後には、赤みや腫れ、熱感が残ります。ほとんどは時間とともに落ち着きますが、その数時間をどこで過ごすかは事前に考えておいた方がよいところです。慣れない街で地下鉄を2回乗り換えて宿泊先に戻る移動は、回復にとって良い条件ではありません。

カウンセリングでは、施術後に休める場所があるか、そこにどのくらいの時間滞在できるか、宿泊先までの距離がどれくらいかを確認してみてください。

私たち江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAMのホテル棟の中にあります。提携関係ではなく同じグループの併設施設として運営されているため、施術を終えてエレベーターで客室に上がり休むという院内の移動が成立します。UHCホテルの宿泊者は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のいずれか一方を無料で選ぶことができ、両方を利用される場合はビタミン点滴が55,000ウォンとなります(2026年9月時点、公式条件は当院のプロモーション案内ページに記載)。施術直後の数時間を同じ建物内で過ごせるかどうかは、カウンセリングの段階で日程と合わせてご案内しています。

酸素カプセルや点滴が施術の結果そのものを変えるわけではありません。私はこの点を大げさにお伝えすることはしません。短い日程でお越しになる方が、移動を減らして休める場所を確保できるという意味で受け止めていただければと思います。

基準4. 滞在日数に合わせた日程を組めるか

2泊3日や3泊4日でお越しになる方にとっては、施術の選択そのものよりも順序と間隔の方が先に決めるべきことです。同じ部位に異なる系統の施術を1日で重ねると、腫れや赤みが重なり、帰国日の状態を予測しにくくなります。

私がカウンセリングで確認するのは3点です。帰国便がいつか、帰国直後に必ず人に会う予定があるか、施術後何日まで赤みや腫れを受け入れられるかです。この答えによって、同じお悩みでもご提案する組み合わせが変わります。回復にかけられる時間が短い場合は、経過が比較的早く落ち着く方を先に選び、残りの項目は次回の来院に回す方が安全です。

到着当日にすぐ施術を行う日程も、あまりお勧めしていません。長距離のフライト直後は顔のむくみやコンディションの変化があり、肌の状態を確認する際の評価が正確にならない可能性があること、また航空機の遅延や入国審査で予約時刻に間に合わないリスクもあるためです。時間帯別の回復の流れは、当院の別記事「リフティング施術後の回復管理はいつ何を確認すればいい?」にまとめています。

基準5. 帰国後の経過をどう確認するか

最後の項目です。帰国後は診察室で直接お見せいただくことができないため、どの状態が正常な経過で、どの状態なら現地の医療機関を受診すべきかという基準を、事前に受け取っておく必要があります。

施術によって異なりますが、共通して確認していただきたいのはこの点です。赤みや腫れが何日目まで一般的な経過か、どの程度の痛みまでが想定範囲か、発熱したり片側だけ腫れたり痛みが強くなっていく場合にどう連絡すればよいかです。私はカウンセリングの最後に、この3点を患者さんの言語でお伝えするようにしています。現地で判断がつかないときの基準線になるからです。

5つの基準を表にまとめると

順位 基準 カウンセリングで聞く質問 確認できると変わること
1 言葉が届く層 通訳はカウンセリングの場と施術室のどちらにも入りますか 施術中の痛みや反応がすぐに伝わります
2 来日前のカウンセリング・予約 韓国の番号がなくても予約できますか、何日前に問い合わせればよいですか 希望の時間帯と施術の組み合わせを事前に確保できます
3 施術後に休める場所 施術後に休める場所と宿泊先までの距離はどのくらいですか 赤みや腫れが残る数時間の移動を減らせます
4 滞在日数に合わせた日程 帰国日までにこの組み合わせで経過が落ち着きますか 帰国当日のコンディションを予測できます
5 帰国後の経過確認 正常な経過と連絡が必要な状態の基準は何ですか 現地で自分で判断する基準線ができます

順位は、安全性への影響の大きさと、短期滞在での実行可能性を基準にしています。言語を1位に置いているのは、先にご紹介した研究がいずれも、説明が正しく伝わらないことを安全上のリスクとして指摘しているためです。

私たち江南店の、それぞれの基準への答え

まとめると次のようになります。言語については、日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍している体制で対応しており、ソチョ店には韓国と日本の医師免許を併せ持つ院長が診療しています。来日前の準備は、5言語で運営しているuhcell.comから始めていただけます。回復の際の院内の移動は、UH FLAT SIGNATURE GANGNAMのホテル棟内に診療スペースがある構造から生まれ、UHCホテルの宿泊者には酸素カプセル30分またはビタミン点滴のいずれか一方が無料で提供されます。滞在日程は帰国便を基準に逆算して組み立てます。

私は、まずお一人おひとりの肌の状態を確認し、その結果に合わせて施術を組み立てるようにしています。決まったパッケージを先にご提案しない理由は、同じたるみでも原因となる層が違えば選択肢が変わってくるためです。施術としてはウルセラ、サーマクール、ソフウェーブ、オンダ、ポテンツァ、リジュランヒーラー、ジュベルック、オリジオX、スキンバイブなどを扱っており、何をどのくらいの回数で行うかはカウンセリングで決めています。

カウンセリング前のチェックリスト

  • 正面と左右側面の写真(自然光、メイク前)
  • 直近6か月以内に受けた施術とその時期
  • 服用中の薬とサプリメント、アレルギーの有無
  • 韓国到着日と帰国便の時刻
  • 帰国直後に大事な予定があるかどうか
  • 希望するカウンセリング言語

よくある質問|FAQ

韓国語ができなくても施術を受けられますか

受けていただけます。ただし、受付だけが母国語で対応されるのか、カウンセリングや施術中にも通訳が同席するのかを、予約前に確認しておくことをお勧めします。私たち江南店には、日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。

2泊3日の日程でも施術と回復は間に合いますか

施術の種類によって異なります。回復の経過が比較的早く落ち着く項目は短い日程にも合わせやすいですが、複数の系統を同じ日にまとめて行うと、帰国日の状態を予測しにくくなります。帰国便の時刻を先に教えていただければ、それに合わせて組み合わせと順序をご提案します。

到着したその日にすぐ施術を受けても大丈夫ですか

できれば翌日の午前をお勧めしています。長距離フライトの直後はむくみやコンディションの変化があり、肌の状態の確認が正確にならない可能性があること、また航空機の遅延や入国審査で予約時刻に間に合わないリスクもあるためです。

ホテル宿泊者向けの回復サポートはどのような条件ですか

UHCホテルの宿泊者は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のいずれか一方を無料でお選びいただけます。両方を利用される場合は、ビタミン点滴が55,000ウォンとなります。詳しい条件は当院のプロモーション案内ページでご確認いただけます。

帰国後に症状が出た場合はどうすればよいですか

カウンセリングと施術の後に、正常な経過の範囲と連絡が必要な状態をあらかじめお伝えしています。発熱したり、片側だけ腫れたり、痛みが徐々に強くなっていくなど想定範囲を超える変化があれば、現地の医療機関の受診も併せてご検討ください。

施術の選択より先に整理していただきたいのは、ご自身の日程と回復にかけられる時間です。帰国便の時刻とお写真をご用意のうえカウンセリングをお申し込みいただければ、その条件の中で可能な方向を一緒に整理いたします。施術ごとの説明はuhcell.comで母国語から先にお読みいただけます。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。