
施術後、いつからメイクできる?系統別の再開目安と渡航スケジュール
2026年9月7日
- スキンケア
施術後のメイク、何日空けるべきですか
表皮を削らない超音波・高周波リフティングは、赤みが引けば当日から翌日に薄いメイクが可能です。針が表面を通る注射・スキンブースター系は24時間、面で微細穴を作る高周波マイクロニードリング系は48時間、表皮を意図的に除去するレーザー再生や中深度以上のピーリングは新しい表皮が張るまでの数日から10日以上を見ます。予定が決まっているなら、メイクが必要な日を先に固定し、そこから逆算して施術日を組むのが安全です。
こんにちは。江南UH CELLクリニック代表院長のキム・ヨンジンです。診察室で最も多く受ける質問のひとつが「いつからメイクできますか」です。答えを決めるのは、その施術が皮膚の一番外側に何を残したかです。
角質層がそのまま残っていれば、回復は数時間単位で終わります。微細な穴が開いていれば1日から2日、表皮そのものが剥がれていれば新しい表皮が定着するまで待つ必要があります。当院では相談の最初の段階で帰国日や大事な予定を確認し、その日程の中に収まる系統から設計します。
判断基準は「表面に通り道ができたか」
健康な皮膚の一番外側には角質層があり、この層が色素や防腐剤、ブラシに付いた雑菌が生きた組織まで入り込むのを防いでいます。施術がこの層を通過すると、わずかな時間でも表面から生きた組織まで続く通り道ができます。この状態でメイクを乗せると、刺激と感染の両方の経路が開いてしまいます。Healthlineのマイクロニードリング後のアフターケア指針は、施術直後の赤みをメイクで隠す行為が新しく露出した皮膚の毛穴を塞ぎ、トラブルを招きかねないと注意を促し、最低48時間の待機を勧めています。
一方、角質層が損傷なく残る施術は事情が異なります。残るのは熱感と一時的な血管拡張だけで、表面は閉じたままです。だからこそ回復の単位が時間規模まで短くなります。
表面に触れない系統
ウルセラPRIME、ソフウェーブ、サーマジーFLX、オリジオXのように超音波や高周波エネルギーを使う機器は、表皮を切開したり削ったりせず、真皮とその下の層に熱を伝えます。施術直後は顔が赤くなり、軽い熱感や腫れが出ることがありますが、多くは数時間のうちに和らぎます。
当院では赤みと熱感が残っている間、スポンジで押さえて伸ばす厚いベースメイクではなく、指先や清潔なブラシで軽く乗せる程度を勧めています。摩擦そのものが刺激になるためです。施術部位をこすったりマッサージするようになじませる動作は、その日一日は避けたほうがよいでしょう。
針が通った系統
リジュラン、スキンブースター、ジュベルックボリューム、スキンバイブといった注射系と、ポテンツァのような高周波マイクロニードリング系は、表面にごく小さな穴を残します。目に見えにくくても傷は傷です。
Cleveland Clinicはマイクロニードリング施術中から直後にかけて点状の出血が起こり得ること、赤みと腫れが最長5日ほど続く場合があることを説明しています。同院は多くの患者が施術翌日にはメイクを再開できるとしつつ、皮膚が治るまで直射日光は避けるよう案内しています。日常生活に戻れる状態と、色付き製品を乗せてよい状態は同じタイミングではありません。顔を見せて出歩けることと、メイクを乗せてよいことの間には、1日ほどの間隔があります。
当院での基本的な案内は次の通りです。注射痕だけが残る施術は24時間、マイクロニードリングが面で入った施術は48時間を空け、再開時はミネラルパウダーのように軽く無香料の製品から始めます。ブラシとパフは新品か洗浄済みのものを使います。
表皮を除去する系統
レーザー再生や中深度以上のピーリングは、表皮をあえて取り除いて新しい皮膚を再生させる施術です。ここでは待機時間の単位がまったく変わります。
American Society of Plastic Surgeonsは、エルビウムレーザー再生の回復に丸一週間が必要で、治療部位が治癒したあとにようやく残った赤みをメイクで整えられると案内しています。赤みを打ち消すグリーン系、油分のない処方を選ぶよう説明を添えているほどです。角質が剥がれている最中や滲出液が残る部位には、いかなる製品も乗せません。
短い滞在日程では、この系統はあえて別の来院回に回すのが現実的です。数日後に結婚式や商談を控えている方に表皮を削る施術を勧めるのは、予定そのものを壊す選択になります。
系統別まとめ
| 系統 | 表面の状態 | メイク再開の目安 | 短期滞在での配置 |
|---|---|---|---|
| 超音波・高周波リフティング | 角質層は維持 | 赤みが引いたあと、当日〜翌日 | 滞在中どの日でも可能 |
| 注射・スキンブースター | 点状の微細穴 | 24時間 | 到着後の早い段階 |
| 高周波マイクロニードリング | 面での微細穴 | 48時間 | 最低2日の余裕がある時 |
| レーザー再生・中深度以上のピーリング | 表皮を除去 | 新しい表皮が張ったあと | 短期滞在には勧めない |
2泊3日と3泊4日から逆算する方法
日程を組むときは「メイクをして出かけなければならない日」を先に固定します。撮影、式典、商談、帰国当日の空港までの移動の中から顔を整えるべき日をひとつ選び、そこから逆算します。
3泊4日なら到着当日に診断と設計を終え、2日目に注射やマイクロニードリング系を配置すると、多くの場合4日目の朝にはメイクが可能です。同じ施術を3日目の夜に回すと、帰国当日の朝は24時間以内に入ってしまいます。
2泊3日のように余裕がない場合は、表面に触れないエネルギー系を中心に据え、注射は腫れやすい部位を避けて最小限に留めるやり方が安全です。施術を複数重ねるほど、回復が最も長い項目が全体の日程を決める基準になります。順番を決める原則は、くすみとたるみを同時に見るときの順番と同じです。回復が長いものを先に置き、短いものを後に続けます。
結婚式のように日程を動かせない予定があるなら、1か月単位の計画が別に必要です。当院がまとめた結婚式1カ月前、今から間に合う美容医療の予定表を合わせてご覧いただくと、週単位でどこに何を入れるか判断しやすくなります。
飛行機が挟まるとき
機内は地上より湿度が低い環境で、乾いた空気の中では施術後のつっぱり感や赤みがより目立って感じられます。メイクで覆おうとするほど触れる回数が増え、刺激が積み重なります。
当院では腫れや内出血が想定される注射系を帰国直前には配置しません。腫れは押さえて塗るほど輪郭が浮き出るため、フライト当日は色付き製品を最小限にし、保湿と紫外線対策に集中していただくよう案内しています。施術直後の皮膚は紫外線に対してより敏感になるため、この時期はカバー力のある製品を増やすよりも、広域紫外線カット剤と帽子で露出を減らすほうを勧めています。
メイクができない時間をどこで過ごすか
メイクが難しい24〜48時間は、結局のところ顔を見せたまま移動しなければならない時間です。短期滞在の方にとって、この区間の動線こそが回復条件そのものになります。
当院江南院はUH FLAT SIGNATURE江南ホテルの2階と3階にあります。両院ともホテル建物内の施設として運営され、施術は個室で行います。施術を終えてエレベーターで客室まで上がる動線であれば、日差しや車移動、人目にさらされる時間が減ります。ホテル宿泊者には酸素チャンバーとビタミンIVドリップを無料で提供しており、回復ケアと宿泊が同じ建物の中でつながります。
江南院には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。メイクをいつから始めてよいか、今残っている赤みが正常な範囲かといった質問は、通訳を介してその場で確認していただくのが確実です。江南院代表院長のキム・ヨンジン(金淵振)はソウル大学大学院を修了し、ソウル大学病院で研修を受けたのち、Allerganの講師陣、ポテンツァとウルセラのZ Key Doctorとして活動しています。
FAQ
施術当日はメイクをしたまま来院してもよいですか
構いません。ただし施術前には洗顔でメイクをすべて落とします。超音波や高周波の機器は皮膚にジェルを塗布してから使用するため、表面に製品が残っているとエネルギーが均一に伝わらないことがあります。予約時間には余裕を持たれることをお勧めします。
日焼け止めはメイクより先に塗ってもよいですか
施術系統によって異なります。表面が開いた施術の直後は、日焼け止めもメイク用品と同じ基準で考えます。この時期は製品を塗る代わりに帽子や室内移動で紫外線を避け、表面が閉じたあとに低刺激の製品から始めます。担当医療スタッフの案内を基準に判断してください。
腫れの上にメイクをするとなぜ余計に目立ちますか
腫れは皮膚表面の凹凸を変えます。カバー力のある製品は光を反射するため、凹凸のある面に乗せると輪郭がより鮮明に見えます。そこに押さえて塗る圧力が加わると、注射部位には刺激になります。腫れがある日は色付き製品を減らし、保湿を増やすほうが結果的に自然に見えます。
メイクが難しい期間に撮影の予定が入っている場合はどうすればよいですか
撮影日を先に固定し、施術をその前後に動かします。表面に触れない系統であれば撮影の数日前でも配置できますが、表皮を扱う施術は日程をずらすほうが安全です。相談時に撮影や式典の日程をあらかじめお伝えいただければ、その日を基準に設計します。
日程からお聞かせください
施術名を先に決めてから日程を合わせると、メイクが必要な日と回復区間がしばしば重なります。順番を変えれば選択肢は広がります。滞在期間、帰国日、顔を整えなければならない日をお知らせいただければ、その範囲に収まる系統で設計いたします。ご相談・ご予約はUH CELLクリニックよりご確認いただけます。
