施術後の回復スペース、ソウル皮膚科の3段階を江南店院長が解説

2026年9月24日

  • スキンケア

ソウルで「休める皮膚科」を探すとき、比較すべき回復スペースは大きく3段階に分かれます。他の患者と共有する共用鎮静エリア、クリニック内の個室休憩スペース、そしてクリニックが宿泊先と同じ建物にあり、施術後に院内の移動だけで部屋に戻れるホテル連携型です。滞在日数が短く赤みや腫れが残りやすい施術ほど、段階の高い方が移動や待機の時間を減らしやすくなります。

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。海外からいらっしゃる患者様からカウンセリング前によくいただく質問の一つが、「施術が終わったあと、休める部屋はありますか?」というものです。この質問をいただいたとき、私はまず部屋の有無より先に、肌の状態を確認したうえで「施術後、顔の赤みや腫れが落ち着くまでどこで、何時間、どのように過ごすことになるのか」を一緒に確認するようにしています。同じ「休憩室」という言葉の中に、性格がまったく異なる空間が混在しているためです。

短い滞在日程の中で回復スペースが重要になる背景

韓国保健福祉部が2025年に発表した資料によると、2024年に韓国を訪れた外国人患者は117万人にのぼり、2023年の61万人からおよそ2倍に増加しました。韓国保健産業振興院が同年の実績をまとめた報告書(2025年、医協新聞が報道)では、診療科目別で皮膚科が全体の56.6%(70.5万人)を占め、地域別ではソウルが85.4%を集めたことが示されています。国籍別では台湾からの患者が前年比およそ550%増と、増加率がもっとも大きくなりました。

当院を訪れる患者様も、およそ90%が海外からです。多くの方が2〜7日程度の滞在の中で、カウンセリングから施術、回復までをすべて終える必要があります。このような日程では、施術直後の数時間をどこで過ごすかが、その日の夕方の予定や翌日の外出計画まで左右します。

回復スペース3段階の比較

段階 空間の形 施術後の移動 プライバシー 同じ建物内での回復ケア 短期滞在への適合度
3段階 クリニックが宿泊先(ホテル)と同じ建物 屋外移動なしで客室へ 個室での施術後、客室で休憩 利用できる場合がある 高い
2段階 クリニック内の個室休憩スペース 休憩後に宿泊先まで移動 比較的守られる クリニックの運営範囲による 中程度
1段階 共用鎮静エリア 鎮静後すぐに移動 他の患者と共有 基本的な鎮静・紫外線対策が中心 低い

共用の鎮静エリアで過ごす場合(1段階)

施術が終わると、複数の患者が一緒に使う空間で冷却ケアを行い、日焼け止めを塗ってから帰宅する形です。滞在時間が短く手順もシンプルなため、ダウンタイムがほとんどない施術だけを受けて、そのまま次の予定に移動される方にはこれで十分な場合もあります。

ただし、赤みや腫れが残った状態のまま地下鉄やタクシーに乗る必要があり、見知らぬ人たちの中で休むことになります。静かに施術を受けたい方は、予約前にこの点を確認することをおすすめします。

個室の休憩スペースで過ごす場合(2段階)

施術後に個室で休みながら鎮静時間を取れる形です。プライバシーは1段階よりもかなり守られます。

課題は休憩が終わったあとの移動です。宿泊先が離れたエリアにある場合、結局は顔の赤みが完全に落ち着く前に外に出ることになり、移動時間の分だけ休憩が短くなります。宿泊先をクリニックの近くにすると、この負担をかなり減らせます。

ホテルと同じ建物でつながる場合(3段階)

私たちの江南店がこの形です。江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAM(テヘラン路8キル13, WDビル2・3階)の中にあります。このホテルは当院と同じUHCグループに属しており、クリニックは別の建物にある提携病院ではなく、ホテルの付帯施設として運営されています。ソチョ店も同じグループのUH FLAT THE SEOCHO(盤浦大路16キル30)の中にあり、キム・ギョンス院長が診療しています。

この構造では、一日の流れは次のようになります。

  1. ホテルに荷物を置き、同じ建物内のクリニックでカウンセリングを受けます。江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。
  2. 施術は個室で受けていただけます。
  3. 施術後は建物の外に出ることなく、客室に戻って休んでいただけます。
  4. UHCホテルにご宿泊の方は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のいずれか一つを無料でお選びいただけます。両方をご利用の場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。施術後の酸素ルームと点滴、効果の持続に本当に効くのかでも、この点滴・酸素カプセルの位置づけを詳しく取り上げています。

私はこの院内の移動の価値を、「移動をなくす」という点に見出しています。赤みが落ち着くまでの間、客室に留まれるので、すでに料金をお支払いいただいた宿泊先で回復時間を過ごせることになります。一方で、すべての方に3段階が必要なわけではありません。ダウンタイムがほとんどない施術だけを受けられる場合は、1段階・2段階でも日程に無理がないことがありますし、宿泊者特典はUHCホテルにご宿泊の方のみが対象です。

どの施術がより高い段階の回復スペースを必要とするか

必要な段階は施術系統ごとに異なり、判断の出発点は研究で報告されている短期的な反応です。

ウルセラのような収束超音波(MFU)の施術については、オランダ・フローニンゲン大学医療センター(UMCG)の研究チーム(Continiら、2023年)が16件の研究を体系的にレビューしました。このレビューでは、施術は中程度の痛みを伴い、腫れを伴う場合と伴わない場合がある一時的な紅斑がみられ、それ以外の副作用は2%程度と稀だったと報告されています。ただし、分析対象となった研究がすべて女性患者を対象としていたという限界があります。

HIFU系全般の合併症を扱った学術誌Applied Sciences(MDPI発行)に掲載されたレビュー論文(2025年)でも、ほとんどの反応は一時的な紅斑・腫れ・不快感といった軽いもので、通常は数時間から数日のうちに落ち着くとまとめられています。

ポテンツァのような高周波マイクロニードリング系については、米国国立衛生研究所(NIH)が運営するClinicalTrials.govに登録されている双極性高周波マイクロニードリングの臨床試験プロトコル(NCT04477187)が参考になります。このプロトコルでは施術後のダウンタイムをおおむね0〜2日と案内しつつ、72時間を超えて続く腫れや水疱、感染の兆候はすぐに連絡すべきサインだと明記しています。

施術系統 研究で報告された短期的な反応 短期滞在時に考慮したい回復スペース
収束超音波(ウルセラなど) 一時的な紅斑、腫れを伴うことがある、中程度の痛み 当日休息が取れる2〜3段階
HIFU系全般 ほとんどが軽い紅斑・腫れ、数時間〜数日で消失 個人差により2〜3段階
高周波マイクロニードリング(ポテンツァなど) ダウンタイム約0〜2日、72時間を超える腫れは要連絡 当日夕方まで休める3段階

これらの数値は研究条件下での平均的な傾向です。実際の反応は肌の状態や施術部位、設定によって変わるため、私はカウンセリングで施術ごとの想定ダウンタイムを先にご説明し、それに合わせて施術の時間帯と休憩計画を一緒に決めるようにしています。

✅ 予約前に確認しておきたいポイント

  • カウンセリングをどの言語で受けられるか、通訳スタッフがいるか
  • 施術を個室で受けるのか、共用スペースで受けるのか
  • 施術後に休む場所がクリニック内なのか、宿泊先までの移動時間はどれくらいか
  • 宿泊連携特典がある場合、対象ホテルと条件が公開された文書で案内されているか
  • 受ける予定の施術の想定ダウンタイムについて、カウンセリングで説明を受けたか

韓国で初めての美容医療、江南店の院長が教える確認ポイントとは?では、この確認ポイントをカウンセリング全体の流れに沿ってさらに詳しく解説しています。

よくある質問|FAQ

酸素カプセルやビタミン点滴を受けると、施術効果はより長持ちしますか?

私はそのようにはご説明していません。この二つは施術後にホテル内で楽に休んでいただくために用意している選択肢であり、施術効果を延ばす根拠としてはご案内していません。必要かどうかはカウンセリングの際に一緒に判断いたします。

UHCホテルに宿泊しなくても施術を受けられますか?

はい、可能です。ただし、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のいずれか一つを無料でお選びいただける特典は、UHCホテルにご宿泊の方のみが対象です。

宿泊者特典の正確な条件はどこで確認できますか?

公式条件はUH CELLのプロモーションページでご案内しています。特典内容は変更される場合がありますので、ご予約の際に改めてご確認ください。

ソチョ店もホテルの中にありますか?

はい。ソチョ店はUH FLAT THE SEOCHOの中にあり、キム・ギョンス院長が診療しています。江南店とソチョ店のどちらがご希望の日程に合うかは、宿泊先の場所と受けられる施術をもとにカウンセリングでご案内いたします。

ご宿泊の計画と受けたい施術についてお聞かせいただければ、回復スペースまで含めた院内の移動をカウンセリングで一緒に組み立てます。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。