
肝斑と毛穴、同時に治療したい時に相談前に確認すべきこと
2026年8月17日
- スキンケア
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- ポテンツァRFニードル
こんにちは。UHCELLクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。
肝斑と毛穴、両方に悩まれている患者様から相談でよくいただく質問があります。「この二つを一度の施術でまとめて改善できますか」というものです。結論から申し上げると、この二つを同じ強度で同時に押し進めるのは、かえってリスクを高めます。肝斑は色素細胞の反応であり、毛穴は皮脂腺と真皮構造の問題です。原因の層が違うからこそ、どちらを先に、どのくらいの強さで進めるかという順序の設計が結果を左右します。
肝斑と毛穴は違う層から始まっている
肝斑は表皮基底層から真皮上層にかけてのメラノサイトが、紫外線やホルモン変化、繰り返しの熱刺激に過敏に反応して色素を過剰に作り出すことで生じます。一方、毛穴が広がる背景には二つの異なる機序が関わっています。一つは皮脂腺の働きが活発になり毛穴の壁が物理的に押し広げられるケース、もう一つは加齢とともに毛包周囲を支えていた真皮のコラーゲンが薄くなり、毛穴の入り口が構造的に広がるケースです。
顔面の毛穴に関するレビュー論文では、毛穴の拡大は皮脂分泌量、性別、年齢といった複数の要因と関連することが報告されており、光老化による真皮マトリックスの劣化も毛穴拡大の一因として挙げられています。この二つの機序は治療のアプローチも異なります。皮脂過多型の毛穴には皮脂分泌を抑える方向性が先に立ち、コラーゲン損失型の毛穴には真皮の再生を促す方向性が必要になります。原因を見分けずに同じ施術を当てはめると、片方には反応が乏しく、もう片方には必要以上の刺激がかかることがあります。
順序を誤ると肝斑がかえって濃くなることがある
毛穴の改善を目的とした施術の中には、皮膚にあえて微細な熱ダメージを与えてコラーゲンの再生を促す方式が少なくありません。問題は、この熱刺激が肝斑のある皮膚、特に色素の活動が安定していない状態の皮膚では、メラノサイトをかえって刺激してしまう可能性がある点です。
アジア人患者を対象としたフラクショナル治療のレビュー論文では、こうした施術の代表的な合併症として炎症後色素沈着と、既存の肝斑の反動的な悪化が挙げられています。この論文は、治療回数を増やしながら密度設定を下げ、治療間隔を広げることが、効果を落とさずにPIH(炎症後色素沈着)のリスクを最小限に抑えると結論づけています。つまり「毛穴に良い施術」が、そのまま「肝斑のある肌にも安全な施術」とは限らないということです。
診断の段階で、色素が安定した状態にあるか、最近の紫外線曝露が多かったか、以前に色素沈着を経験したことがあるかを先に確認しなければ、毛穴を改善しようとして色素だけが濃くなるという結果につながりかねません。
診断が決めること、毛穴のタイプと色素の状態を合わせて見る
私たちが相談の場でまず確認するのは二つです。一つ目は、毛穴が皮脂過多型なのかコラーゲン損失型なのか、あるいは両方が混在しているのか。二つ目は、肝斑の色素活動が現在安定しているのか、最近の刺激や紫外線曝露で活性化した状態にあるのかです。この二つの判断によって、治療の順序と強度が変わります。
ポテンツァ(Potenza RFマイクロニードリング)は、微細な針を通じて真皮に高周波エネルギーを伝え、コラーゲンの再生を促す施術で、コラーゲン損失型の毛穴に活用できます。関連する臨床文献では、フラクショナル高周波マイクロニードル方式が炎症性ニキビとそれに伴う瘢痕の改善に効果を示したという報告があり、皮脂腺の働きを一時的に抑える効果を示唆する研究もあります。
ただし、色素が活性化した状態の皮膚にエネルギー強度を上げてそのまま適用すると、色素刺激につながるリスクがあります。そのため当院では、色素の活動が安定していない場合はエネルギー強度を下げるか、リジュランやスキンブースターのような真皮再生・バリア強化を目的とした施術を先に行い、皮膚の反応を落ち着かせてから毛穴施術の順番を組み直します。この判断は写真と問診だけで完結するものではなく、相談の場で無表情の時と笑った時に毛穴の状態がどう変わるか、色素部分の境界がはっきりしているかぼやけているかを、実際に確認する過程を経て行います。
回復まで含めた設計、短期滞在の日程では特に重要になる
韓国を短期間訪れて施術を受ける方にとって、回復管理も治療設計の一部です。当院の江南店はUH FLAT SIGNATURE江南というホテルの建物の2階と3階に位置しており、このホテルにご宿泊のお客様は施術後、無料で酸素チャンバーとビタミン点滴を利用いただけます。
色素のある肌は、施術後の紫外線対策や刺激管理をどれだけ丁寧に行えるかが結果に影響します。施術と回復が同じ建物の中でつながる動線は、特に色素を同時に扱うケースにおいて意味を持ちます。個室で行う施術と回復ケアを一つの日程として設計できることは、短期滞在の日程では実質的な違いを生みます。
相談で確認していただきたいこと
肝斑と毛穴を同時に悩まれている場合、相談ではこのような質問をされることをお勧めします。診断結果を施術計画にどう反映するか、毛穴と色素それぞれにどのような根拠で順序を決めているか、施術後に色素反応が出た場合にどう対応するか。これらの質問に具体的な根拠を持って答えられるかどうかが、施術メニューを並べるだけの相談と、診断に基づいて設計する相談を見分ける実質的な基準になります。
FAQ
肝斑と毛穴を同じ日に施術を受けることはできますか?
可能な場合もありますが、色素の活動状態によって異なります。色素が安定していれば、強度を調整して同じ来院日に両方を計画することができます。色素が活性化した状態であれば、真皮再生を目的とした施術を先に行い、毛穴施術は別の日程で組む方が安全です。
色素のある肌にポテンツァのマイクロニードリングを受けても大丈夫ですか?
色素の状態に応じてエネルギー強度と時期を調整します。色素の活動が安定していない状態で強い強度をそのまま適用すると色素刺激につながる可能性があるため、診断の後に強度を下げたり、順序を後ろに調整したりすることがあります。
施術後のダウンタイムはどのくらいですか?
施術の種類と強度によって異なり、個人差もあります。ご相談の際に、予定されている施術の強度別の回復期間について合わせてご案内いたします。
短期滞在中でも診断から回復まで日程に組み込めますか?
短い滞在日程を事前にお伝えいただければ、診断、施術、回復ケアまでを日程内で設計いたします。江南店の場合、ホテルにご宿泊のお客様は回復ケアを同じ建物内でご利用いただけるため、移動の負担が少なくなります。
肝斑と毛穴を同時に扱うご相談にご関心がございましたら、UHCELLクリニックのホームページ(https://uhcell.com/ja)にて診療案内をご確認いただけます。以上、江南UHCELLクリニックの代表院長キム・ヨンジンでした。最後までご覧いただきありがとうございました。
