色素レーザーは何回?シミとそばかすで終了基準が違う

2026年10月14日

  • 美肌レーザー

韓国で色素レーザーを何回受けるべきかは、「回数」ではなく「何をもって終了とみなすか」で決まります。そばかすのように境界がはっきりした色素は、1回目の施術後の反応を見てから次を判断する考え方が現実的です。一方、肝斑は紫外線対策や塗り薬を基本とし、必要に応じて施術を足していく性質のもので、結果が見えるまで数か月かかります。短期滞在であれば、肝斑は初回の来院を「開始」と位置づけ、帰国後のケアまで含めて計画することをおすすめします。

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。

「色素レーザーは何回受ければいいですか?1回の訪韓で終わりますか、それとも何度か来る必要がありますか?」韓国への訪問を計画されている方からよくいただくご質問です。私はこの質問に、最初から回数の数字だけをお答えすることはしません。同じ「色素」でも、そばかすと肝斑では治療が終わったとみなす基準そのものが違うからです。この記事では、色素の種類ごとに終了基準がどう違うのか、そして短い滞在の中でどこまでを目標にするのが現実的かをご説明します。

回数より先に決めること:「除去型」の色素か「維持管理型」の色素か

「〇回パッケージで終わる」と考えがちですが、回数は結果そのものではなく、計画の一部にすぎません。私は色素を次の2つに分けて考えることをおすすめしています。

  • 除去型として計画する色素:そばかすのように境界が比較的はっきりしていて、対象となる病変が明確な場合です。ここでは「狙った病変が十分に薄くなったか」が終了基準になります。
  • 維持管理型として計画する色素:肝斑のように紫外線などの影響で濃くなったり、再び出てきたりする場合です。米国皮膚科学会(AAD、2022年改訂)は、肝斑に対して「これひとつで最善」という単一の治療はないとし、紫外線対策と塗り薬を併用し、時に施術を加える組み合わせが最も効果的であることが多いと説明しています。ここでは「レーザーを何回したか」ではなく「色味が均一に保たれているか」が基準になります。

この区別が重要なのは、スケジュールに直結するからです。肝斑は、滞在中にレーザーの回数を詰め込んだからといって、毎日続ける管理の期間そのものが短縮されるわけではありません。

そばかす:1回目の施術後の反応を見てから次を決めます

そばかすについては、この記事であらかじめ回数を提示するのではなく、肌の状態を確認したうえで1回目の施術を受け、その反応を見ながら次を判断することをおすすめします。そばかすが主なお悩みであれば、次のような流れで計画されるとよいでしょう。

  • 初回の来院で肌の状態を確認し、その日に施術するかどうか、範囲をどうするかを決めます。
  • 帰国後は同じ条件(自然光、同じ角度)で写真を撮り、変化を記録します。
  • 色味が残っている場合は、その写真をもとに次回の来院で追加施術の要否を相談します。

肝斑:初回来院は「スタート地点」であり、結果は数か月かけて現れます

肝斑は、1回の訪韓だけで完結させるという目標とはあまり噛み合わない色素です。AADは、治療計画に沿って進めても結果が見えるまで通常3〜12か月かかり、肝斑が長く続いているほどさらに時間がかかる場合があると説明しています。また、計画どおりに取り組んでも、しつこく残るケースがあるとも述べています。

AADが説明する肝斑治療の構成要素は次のとおりです。

  1. 紫外線対策:日光は既存の肝斑を濃くし、新しい肝斑を生じさせることがあり、紫外線対策は肝斑を薄くし再発を防ぐのに役立つと説明されています。
  2. 塗り薬:ほとんどの患者は自宅で使う処方薬を受け取ると説明されています。
  3. 施術の追加:ケミカルピーリング、マイクロニードリング、レーザーや光治療などを追加できるとされ、レーザー・光治療については、すでに塗り薬と紫外線対策を行っている患者に追加した場合に結果が改善したとする研究がいくつかあると説明されています。

この構成を見ると、肝斑においてレーザーは単独で完結させる治療ではなく、毎日の管理の上に重ねる一段階だとわかります。短い滞在中にレーザーを集中して受けても、自宅での数か月間の管理の代わりにはなりません。そのため、肝斑が主なお悩みの方には、初回来院の目標を次のように設定することをおすすめします。

  • 色素の種類と深さを確認するための肌の状態の確認
  • 当日に施術を行うか、行う場合はどの程度にするかの決定
  • 帰国後数か月間続ける紫外線対策と管理計画の整理

AADは、日光、ピルの服用、ストレスが肝斑のきっかけになることがあり、妊娠や薬が原因だった場合は出産後や服薬をやめた後に薄くなることがあるとも説明しています。こうした背景はその後の計画に影響するため、カウンセリングの際に必ずお伝えください。

1回の訪韓でできること、帰国後に続けること

項目 そばかす 肝斑
終了基準 狙った病変が十分に薄くなること 色味が均一に保たれること
期間の目安 あらかじめ決めず、1回目の施術後の反応を見てカウンセリング 結果が出るまで通常3〜12か月(AAD)
初回来院の目標 肌の状態の確認、施術有無・範囲の決定 肌の状態の確認、施術有無の決定、帰国後の管理計画
帰国後 写真記録、必要なら次回来院で追加を相談 紫外線対策と処方薬による管理を毎日継続

まとめると、再来院が必要かどうかは訪問前に決まるものではなく、初回で色素のタイプが確認された後に決まります。AADは、肝斑は顔や首の肌の状態を詳しく確認するだけで判断できることが多く、ウッド灯や皮膚拡大鏡のような機器で色素が肌のどの深さまであるかを確認すると治療の助けになると説明しています。他の皮膚の状態と似て見える場合は、小さな組織検査を行うこともあるとも述べています。

短い滞在なら:当院(江南店)の院内の移動

施術の回数と同じくらい、「施術後どこで休むか」も短い日程では考えておく必要があります。私たちの江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAMホテルの中に併設されたクリニックとして運営されているため、施術を終えてから同じ建物内の客室に戻ることができます。施術は個室で受けていただけます。

UHCホテルにご宿泊の方は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のどちらか一方を無料でお選びいただけます。両方をご利用になる場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。詳しい条件は当院のプロモーションページでご確認ください。江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。

私たちは最初から決まった回数のパッケージをおすすめするのではなく、お一人おひとりの肌の状態を確認したうえで治療を設計しています。肌の状態の確認・施術・回復を同じ建物内で続けられる仕組みについては、「江南 リフティング・アンチエイジングの院内の移動のご案内」でもご紹介しています。

ご予約前にお知らせいただきたいこと

初回来院の1日を肌の状態の確認と計画にしっかり使っていただくため、次の情報を事前にご準備いただけるとスムーズです。

  1. 色素の写真:メイクを落とした状態で、自然光のもとで正面と両側面を撮った写真
  2. 出始めた時期ときっかけ:いつ頃から出てきたか、妊娠・ピルの服用・新しく始めた薬の時期と重なるか
  3. 現在使用中の美白製品・処方薬:製品名や写真があれば十分です
  4. 血栓の既往歴:AADは肝斑にトラネキサム酸を処方する前に健康状態を確認するとしており、血栓を患ったことがある場合は必ずお伝えいただく必要があります
  5. 滞在日程:到着日、帰国日、施術後に予定している屋外での予定
  6. これまでの色素治療歴:受けた施術の種類、時期、回数

よくある質問|FAQ

韓国に1回行くだけで肝斑を完全になくせますか?

あまり期待なさらない方がよいと思います。AADは、肝斑治療の結果が見えるまで通常3〜12か月かかり、計画どおりに取り組んでも残る場合があると説明しています。初回来院は、肌の状態の確認と治療のスタート、そして帰国後の管理計画を立てる場と考えていただければと思います。

回数をあらかじめ決めて、滞在中に詰め込んで受けてはいけませんか?

そばかすは1回目の施術後の反応を見て追加の要否を判断することをおすすめしており、肝斑はレーザーの回数よりも毎日の紫外線対策と塗り薬が基本になります。どちらの場合も、滞在日程に合わせて回数を先に確定するより、肌の状態の確認結果に合わせて決めることをおすすめします。

帰国後は何を続ければよいですか?

肝斑の場合は、紫外線対策と処方された管理を続けることが中心になります。AADは、SPF30以上の広範囲紫外線対策製品を一日中使用し、つばの広い帽子や日陰も活用するよう案内しています。そばかすの場合は、変化を写真で記録しておくと、次回来院が必要かどうかを判断する助けになります。

次の来院はいつ決めればよいですか?

色素の種類と1回目の施術後の肌の反応によって異なるため、一律にはお伝えしにくい部分です。初回来院のカウンセリングで、帰国後の予定まで含めてご相談いただければと思います。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。