芸能人御用達と噂の江南皮膚科、外国人患者向け医院との違いは?

2026年9月17日

  • スキンケア

芸能人が通うと噂される江南の皮膚科と、外国人患者を多く受け入れる皮膚科は、機器のラインナップが重なっていても運用条件で分かれます。肌の状態を確認する順番、待合や移動での人目管理、医療スタッフの経歴が公開記録で確認できるか、残り滞在日程に回復期間が収まるか、施術後に過ごす場所という五点は、どのクリニックでも同じ質問で確認できます。知名度に関係なく、この五つを同じ基準で比べてみてください。

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。海外からいらっしゃる方に最も多くいただく質問のひとつが「芸能人が行く場所と外国人患者を多く見る場所は違うのですか」というものです。私はこの質問に病院名では答えません。カウンセリングで実際に確認できるのは、診療をどんな条件で運営しているかだからです。

病院が芸能人の来院を語れない理由

韓国の医療機関は、特定の患者の来院事実や治療経験を宣伝の根拠に使うことができません。医療法第56条第2項は、患者の治療体験談のように消費者が治療効果を誤認するおそれのある広告や、法的根拠のない資格・名称を標榜する広告を禁止しています。同項は外国人患者を誘致するための国内広告も制限しています。

そのため「どの芸能人がどこに通った」という形の情報は、病院が公式に確認しづらい領域にとどまります。江南の美容スポットを紹介するテレビ番組の類でも同じことが言えます。そうしたコンテンツから視聴者が得るのは雰囲気や地理感覚であり、診療の質を判断する材料はそこに含まれていません。

だからこそ私は、カウンセリングで直接尋ねて答えをもらえる五つの基準をご覧いただくようお勧めしています。

五つの基準を表で見る

基準 カウンセリングで聞く質問 確認できると安心な回答
確認の順番 施術を決める前に肌の状態をどう評価しますか 確認結果によって施術と順番が変わるという説明
人目の管理 待合や移動の間に他の患者と会う区間はありますか 個室診療の運営と院内の移動の案内
医療スタッフの経歴 施術は誰が直接行い、その経歴はどこで確認できますか 公開されている学歴・研修・認証の事実で答えが返るか
回復のゆとり 残りの滞在日程にこの施術の回復経過が収まりますか 帰国日から逆算した日程の提案
施術後の場所 施術直後の数時間をどこで過ごしますか 具体的な場所と移動距離についての回答

肌の状態を確認するのが施術より先か

同じ「たるみ」という言葉の中にも、性質の異なる問題が含まれています。皮膚の弾力低下、深い層の支持構造の変化、ボリューム減少、色素沈着による印象の暗さは、それぞれ層が異なる問題です。私はカウンセリングでまずどの層が主な原因かを見極め、そのあとで機器や製剤を選びます。あらかじめ決められたパッケージを基準にすると、この順番が逆になってしまいます。

文献も、施術ごとに作用する層が異なるという前提から出発しています。Journal of Cosmetic Dermatology誌(2025年)に掲載された微小焦点式超音波(MFU-V)のレビューは、この方式がメラニンの多い表皮を回避するため炎症後色素沈着のリスクを下げる特性を持つと整理しています。色素沈着を伴いやすいアジア人の肌で、層を分けて考える必要がある理由がここにあります。

ただし根拠の強さは率直にお伝えするべきだと考えています。Aesthetic Surgery Journal誌(2025年)に掲載されたMFU-Vの系統的レビューとメタ分析は、総合的な満足度の向上と良好な安全性を報告する一方で、中立的な回答が肯定的な回答に分類された可能性があるため効果が過大評価されている可能性も限界として明記しています。私もカウンセリングで結果を断定せず、確認されている範囲と個人差を合わせて説明しています。

待合と院内の移動での人目管理

プライバシーを気にされる方の質問は、おおむね三つの場面に分かれます。受付と待合、施術前後の移動、そして施術直後の顔の状態です。このうち病院が構造で答えられるのは前の二つです。

当院江南店は個室での施術が可能で、クリニックはUH FLAT SIGNATURE GANGNAMの建物内にあります。ホテルの客室から診療室まで建物の外に出ずに移動できる構造のため、施術直後に屋外で過ごす時間が短くなります。回復環境の費用や根拠については「施術後の高圧酸素カプセルと点滴、費用と科学的根拠は」という記事でまとめています。

予約の段階でご要望いただける項目もあります。比較的空いている時間帯に調整すること、連絡を通話ではなくメッセンジャーで受け取ること、施術後すぐに移動せず顔の状態が落ち着く時間を日程に入れることです。

公開記録で確認できる医療スタッフの経歴

医療スタッフの経歴は、出典をたどれる項目単位で確認していただくのが確実です。私はソウル大学校大学院を卒業し、ソウル大学校病院で研修を受けました。アラガン(ジュビダーム・ボトックス)のfacultyであり、ポテンツァとウルセラのZ Key Doctorとして活動しています。大韓臨床美容医学会の講師、大韓美容成形レーザー医学会の正会員です。これらはいずれも当院の医療スタッフページと、学会・製造元の活動記録で確認できる範囲です。

法律が求める記録も合わせてご確認ください。医療海外進出及び外国人患者誘致支援に関する法律とその施行規則によると、外国人患者を誘致しようとする医療機関は市・道知事への登録が必要で、登録要件には医療事故賠償責任保険への加入が含まれます。施行規則は医院級医療機関の年間賠償限度額を1億ウォン以上と定め、補償範囲に外国人患者を含めることを規定しています。同法は登録証を誰でも見られる形で掲示し、治療方法や起こりうる副作用などを患者が理解できるよう外国語で案内することも定めています。当院江南店も外国人患者誘致医療機関として登録し、この要件に含まれる賠償責任保険に加入しています。

ここまでが公開記録で確認できる範囲です。私はそれ以外の表現で資格を広げて説明することはありません。

残りの滞在日程に回復経過が収まるか

海外からいらっしゃる方の滞在条件は、多くの場合2泊から7泊の間に決まっています。このとき基準になるのは施術の強度ではなく、帰国日までの残り時間です。

文献に報告された経過を例に挙げると、Journal of Cosmetic Dermatology誌(2026年)に掲載されたMFU-Vの合併症管理に関する多職種合意は、施術後の軽度から中等度の紅斑と浮腫を予測可能な一過性の反応とし、通常5〜7日以内に治まると整理しています。同誌の体幹部適応に関する合意(2025年)は、紅斑・浮腫・限局した圧痛が数日から約2週間の間に解消する傾向を報告し、内出血は稀であり生じる場合は局所麻酔の注射に関連することが多いとしています。

この数字をそのまま個人に当てはめることはできません。同じ合意文献も、敏感肌・萎縮した肌・紅潮のある肌では反応が出やすいと明記しており、体脂肪が少ない場合や体重減少があった場合は組織の深さが変わるため注意が必要と勧告しています。そのためカウンセリングでは、残りの日程、マスクや帽子で隠せる範囲、帰国後すぐに控えている予定まで併せてうかがい、組み合わせを決めています。

層を狙う超音波・高周波系(ウルセラ、ソフウェーブ、サーマクール、オリジオX)と、表皮に微細な損傷を残す系統(ポテンツァ)、注入系(リジュランヒーラー、ジュベルック、スキンバイブ)は、回復経過の性質そのものが異なります。注入系は微細な跡や腫れが数日残ることがあり、撮影や重要な予定が近い日程にはお勧めしないこともあります。

施術後に過ごす場所

多くの案内は施術が終わった時点で止まります。実際に患者様が最も気にされるのは、そのあとの数時間です。

当院江南店とソチョ店はUHCグループのホテル内で運営される付帯診療スペースです。同じ建物に客室があるため、施術後の回復時間を屋外への移動なしで過ごすことができます。UHCホテルにご宿泊の場合、酸素カプセル30分かビタミン点滴のどちらか一方を無料でお選びいただけます。両方をご利用の場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。条件は変更される場合がありますので、最新情報はプロモーション案内でご確認ください。

この回復ケアで施術結果そのものが変わるとは申し上げられません。回復時間をどこで過ごすかをあらかじめ決めておくことで、日程が崩れる余地が減るという位置づけです。

二つのニーズが実際に重なる地点

芸能人の条件と海外から来院される患者様の条件は、出発点が違っても求めるものが近い場所に集まります。撮影の日程と帰国の航空便は性質の異なる制約ですが、どちらも回復期間を事前に計算する必要がある点は同じです。

市場の規模もこの傾向を裏づけています。保健福祉部が2025年4月に発表した2024年外国人患者誘致実績によると、1年間に韓国を訪れた外国人患者は実患者ベースで117万人にのぼり、前年の61万人からほぼ倍増しました。診療科目別では皮膚科が全体の56.6%にあたる70万5千人余りで最も多く、前年比194.9%増となりました。医療機関の種別では医院級の利用が82%を占め、ソウルが外国人患者全体の85.4%を誘致しています。同発表によると、ソウル所在の誘致登録医療機関は1,994か所で、全国の63.2%にあたります。

医療専門メディアのメディパナニュースが伝えた2025年7月の統計分析報告書発刊時のコメントで、韓国保健産業振興院国際医療本部長のハン・ドンウ氏は、2024年について「単なる回復を超えて、誘致事業を始めて以来初めて『外国人患者100万人時代』を開いた転換点」と評価し、今後は信頼性と利便性を中心としたサービス品質の向上が課題になると述べています。

選択肢がこれほど広がった状況では、名前や評判だけで選ぶことが難しくなっています。上に挙げた五つの質問は、どの病院にも同じ形で投げかけることができます。

チェックポイント

  • カウンセリング予約時に事前に送るもの: 正面・側面・下から見た顔写真、直近に受けた施術とその時期、服用中の薬とアレルギー
  • 確認する日程: 到着時刻、帰国便の日付と時刻、帰国後すぐに控えている重要な予定
  • 尋ねる項目: 施術を誰が直接行うか、肌の状態を何で確認するか、この施術の予想回復経過とその根拠
  • 人目の管理の依頼: 来院時間帯の調整、連絡手段(メッセンジャーの可否)、施術直後に過ごす場所
  • 書類の確認: 施術前の同意書に起こりうる副作用と対応手順が記載されているか、使用する製品名と用量が明記されているか。詳しくは「施術前の説明と同意書、予約前に確認すべき5つのこと」という記事でも触れています
  • 言語: カウンセリング、施術中のコミュニケーション、同意書や費用の説明、帰国後の経過確認まで、どの段階でどの言語が対応できるか(当院江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています)

よくある質問|FAQ

芸能人が来院したと紹介する情報はどう見ればよいですか

病院が直接確認することが難しい情報として見ていただくのが正確です。医療法第56条第2項は、患者の治療体験談など治療効果を誤認させるおそれのある広告を禁止しており、韓国の医療機関が特定の患者の来院事実を宣伝の根拠にすることはできません。その代わり、上に挙げた五つの条件はカウンセリングの段階で直接質問して答えを得ることができます。

通訳対応と書かれていれば十分ですか

言語サポートが必要な場面は四つに分かれます。最初のカウンセリング、施術中のコミュニケーション、同意書と費用の説明、帰国後の経過確認です。医療海外進出及び外国人患者誘致支援に関する法律は、誘致医療機関に対して治療方法や起こりうる副作用などを患者が理解できるよう外国語で案内するよう定めていますので、この四段階のうちどこまでどの言語で対応できるか、予約前に確認しておくと安心です。

到着当日にカウンセリングと施術を両方受けることはできますか

日程によっては同じ日に行う場合もあります。ただし長時間のフライト直後はむくみや体調の変化で肌の状態確認が正確でないことがあり、フライトの遅延という変数もあります。私は到着翌日の午前にカウンセリングと施術を入れることをお勧めする場合が多く、滞在が短い場合は回復経過が日程に収まる施術から検討します。

回復ケアを受けると施術の効果は良くなりますか

そう言い切れる根拠はありません。酸素カプセルやビタミン点滴は、回復時間をどこでどう過ごすかという選択であり、施術の結果そのものを代わりに担ったり強めたりするものではありません。回復期間中に避けるべき行動(サウナ、飲酒、激しい運動など)を守っていただくほうが経過に直接影響します。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。