韓国のチェーン皮膚科と院長直診クリニック、瑞草で選ぶなら?

2026年8月30日

  • その他

TL;DR: 多拠点展開するチェーン型医院と、院長一人が診療する医院では強みの出る場所が違うため、どちらが常に優れているとは言えません。チェーン型は予約の取りやすさと価格の標準化に強く、院長直診型は相談した医師がそのまま施術と経過観察まで担う連続性に強みがあります。選択の分かれ目は医院の規模ではなく、相談医師と施術医師が同じか、医師免許を公的経路で確認できるか、機器や注射剤を目の前で開封するか、価格が公開されているか、施術後に連絡できる窓口があるかという五つの確認項目です。

はじめまして。UH CELL医院瑞草院の代表院長、キム・ギョンスと申します。診察室で「大きなチェーン病院のほうが安全ですか、それとも院長先生が直接診てくださる医院のほうがいいですか」というご質問をよくいただきます。私はこの質問に、すぐにどちらかだとはお答えしません。二つの構造は、患者様が得られる利便性とリスクを異なる地点で分配しているからです。私自身も複数拠点を展開するネットワーク型医院で診療していた経験があり、現在は瑞草院で相談から施術、その後の経過観察まで私が直接担当しています。両方の構造を経験した立場から、規模とは関係なく患者様ご自身で確認できる項目を整理いたします。

チェーン院と院長直診、強みが分かれる五つの観点

下表は私が相談の場で実際にご説明している一般的な区分です。

確認項目 多拠点チェーン型医院 院長が直接診る医院
予約の取りやすさ 拠点と診療枠が多く、希望日を確保しやすい傾向 医師一人のスケジュールに依存し、希望時間帯が限られる場合がある
価格の標準化 拠点間で同一料金表を適用することが多く比較しやすい 医院ごとに料金方針が異なり、掲示された料金表を個別に確認する必要がある
相談と施術の連続性 相談担当と施術担当が分かれて運営されている医院がある 相談した医師がそのまま施術まで担当する構造が成立する
担当医師変更の可能性 勤務シフトにより再診時に別の医師が担当することがある 再診でも同じ医師が以前の設計を把握したうえで診る
事後連絡窓口 コールセンターや統合チャネルがあり受付は早い傾向 窓口は単純だが、判断した医師本人に直接届きやすい

この二列の価値は、患者様が何を優先するかによって入れ替わります。予定が詰まっている方には予約の取りやすさが最も大きな価値であり、施術歴が複雑な方や以前の反応が思わしくなかった方には連続性のほうが大きな価値になります。ご自身が何を優先するかを先に決めておくと、選択がかなり単純になります。

相談した医師が施術まで診ると何が変わるのか

美容医療で判断が必要になる場面の多くは、施術当日ではなく後になって現れます。

2025年にPMC(米国国立医学図書館の文献データベース)に掲載された中東地域の症例報告は、ヒアルロン酸フィラーの遅発性合併症として紅斑、浮腫、炎症、結節、感染といった反応が週単位から月単位で遅れて現れる場合があると整理しています。つまり施術そのものと同じくらい、経過観察時点の判断が重要になるということです。この時、最初に施術した医師と今判断する医師が同一人物であれば、どの製品をどの層にどれだけ注入したか、施術前のその部位がどのような状態だったかを、記録と記憶の両方から照合できます。

血管系の合併症では時間軸がさらに短くなります。英国の学際的専門家グループが2024年にまとめた組織充填剤による視力障害管理の合意ガイドライン(Aesthetic Surgery Journal掲載)は、文献上報告された視力障害の症例が2015年に98件、2018年に146件、2023年3月時点で511件へと増加している流れを引用し、稀ではあるものの致命的なこの合併症に対する認識と初期対応体制の必要性を指摘しています。またAesthetic Plastic Surgery誌に掲載されたフィラー合併症治療に関する専門家合意勧告は、緊急事態に備えた対応プロトコルをあらかじめ整え、必要な薬剤を診療室に常備しておくことが合併症の重症度を下げると勧告しています。

確認すべきは、異常反応が起きた際に判断できる人物へ何段階で到達できるかという点です。「院長が直接診る」という表現は、その手順を尋ねるための出発点にすぎません。チェーン型であっても担当医師が固定され連絡経路が明確であれば、同じ条件を満たすことができます。逆に一人医師の医院であっても連絡窓口がなければ、この強みは成立しません。構造そのものではなく、手順を尋ねていただくのが確実です。

私が担当する瑞草院は医療スタッフページに登録されている医師が私一人で、相談から施術まで一貫して担当しています。

医師免許を患者様ご自身で確認する方法

経歴の紹介は医院側が作成する文書であるため、可能であれば公的な制度を通じてご自身で確認していただくことをお勧めします。韓国と日本、両方に確認経路があります。

韓国では保健福祉部が免許管理情報システム(lic.mohw.go.kr)を運営しています。大韓病院協会が2023年の保健福祉部公文をもとに会員病院へ案内した内容によると、医療機関は採用予定の医療人の情報が保健福祉部に登録された免許情報と一致するかを、このシステムの機関照会機能で確認するよう求められています。同じ案内文は、偽造免許証で就職し無資格で医療行為を行っていた事例が摘発された背景も明らかにしています。個人が他人の免許を任意に照会することはできないため、患者様の立場では免許番号や登録事項を医院に直接お尋ねになり、回答が得られるかどうかを確認することが現実的な方法になります。

日本からお越しの方には、厚生労働省の医師等資格確認検索をご案内しています。大阪府が配布した案内資料によると、このシステムは氏名、性別、生年月日、医籍登録番号、登録年月日をすべて入力して初めて検索でき、結果は該当者の有無のみが表示されます。また2年ごとに実施される医師・歯科医師調査に調査票を提出した人のみが検索対象になる点も、同じ資料に明記されています。検索結果は資格の存在を確認するだけで、臨床能力や専門分野までは示しませんので、資格確認と実力の判断は分けて考えていただく必要があります。

私はソウル大学校医科大学を卒業し、韓国と日本両方の医師免許を取得しています。日本からお越しの方がご自身の国の公開制度でも確認できる資格である点は、通訳を介した説明より先に信頼の土台を作ってくれると感じています。学会活動としては大韓肥満美容学会、大韓美容整形レーザー医学会、大韓レーザー皮膚毛髪学会、大韓静注医学会、韓国栄養医学会の正会員として登録されています。

機器と注射剤は目の前で開封されますか

リフティング機器は本体と消耗品が別物です。本体が正規品であっても、チップやカートリッジがどの経路で入手されたものかは、患者様が肉眼で判断するのは困難です。

メーカー側もこの問題を認識し、確認の仕組みを設けています。ウルセラを供給するメルツコリアは2016年から正規チップ認証プログラムを運営しており、施術後に医院で発行された正規認証書とステッカーを専用モバイルアプリで認証することで、患者様ご自身が正規チップの使用有無を確認できるようにしていると発表しています。

認証プログラムが整備されていない注射剤や薬剤については、確認方法がより単純です。施術直前に包装状態のまま患者様の目の前で開封する手順です。私が担当する瑞草院では、施術に使用する機器と注射剤、薬剤を施術前にお客様の前で開封してご確認いただいています。相談の際に「開封するところを見せていただけますか」とお尋ねいただければ、その場でお答えします。

費用は公開されていますか

ホームページに掲示された料金表は、来院前にご自身で照合できる公開された数値です。相談前にホームページの費用案内ページをご確認いただき、相談時に案内された金額と一致するかを照らし合わせることをお勧めします。

瑞草院でも診療費用案内ページに項目ごとの金額を掲示しています。2026年8月29日時点で、ウルセラは300ショット1,090,000ウォン、600ショット2,090,000ウォン、900ショット2,880,000ウォンです。サーマクールは300ショット1,390,000ウォン、600ショット1,990,000ウォン、900ショット2,700,000ウォンです。ソフウェーブは120ショット1,090,000ウォンから、オリジオXは300ショット590,000ウォンから、オンダは80KJ800,000ウォンからとなっています。金額は変動する可能性がありますので、来院時に改めてご確認ください。

ショット数を比較される際は、総量と配分を合わせてご覧いただく必要があります。同じ300ショットでも、フェイスラインと二重顎に密度を高めて注入する場合と、下顔面全体に分散させる場合とでは、部位ごとに入るエネルギー量が異なります。ショット数をお尋ねになる際に「どの部位に何ショット配分するか」まで併せてお聞きいただくと、見積もりをより正確に比較できます。

施術後に連絡できる窓口はありますか

先ほど述べたとおり、判断が必要になる時点はたいてい帰宅後に訪れます。特に短期間滞在して施術を受け、帰国される方にとっては、出国後も質問を送れる経路があるかどうかが実質的な安全網になります。

瑞草院ではカカオトーク、LINE、WeChatの相談チャネルでお問い合わせを受け付けています。韓国の電話番号がなくても、LINEやWeChatでの予約とお問い合わせが可能で、日本語・中国語・英語の通訳スタッフが瑞草院に常駐しています。ご来院は最低2〜3日前に相談チャネルでのオンライン予約をお勧めしており、当日予約についても相談チャネルでお問い合わせいただければ、対応可能な時間帯をご案内します。

帰国後に現地の医療従事者へ説明が必要になる場合に備え、どの製品をどの部位にどれだけ使用したかは、施術当日にご確認いただくことをお勧めします。

来院前チェックリスト

✅ CHECK POINT

  • 本日相談を担当した医師が施術も直接行いますか
  • 再診の際も同じ医師の診療を受けられますか
  • 医師免許と登録事項について問い合わせると回答が得られますか
  • 使用する機器のチップやカートリッジ、注射剤を施術前に開封して見せてもらえますか
  • 正規認証書や認証ステッカーが発行される施術ですか
  • ホームページに掲示された金額と、本日案内された金額は一致していますか
  • 施術後に異常反応があった場合、連絡できる経路と対応時間はどうなっていますか
  • 出国後も問い合わせできるチャネルと、対応可能な言語は何ですか

この八つは、医院の規模と関係なくお尋ねいただける質問です。チェーン型医院でもすべて「はい」という答えが返ってくることはありますし、一人医師の医院でも答えが曖昧なことがあります。このリストをお持ちになった方との相談は、いつもより早く正確に進むと感じています。

施術の効果と回復の経過には個人差があります。施術後の痛みや腫れ、色素変化が想定より長く続く場合は、自己判断で様子を見るのではなく、施術を受けた医療機関にご確認ください。

FAQ

院長が直接施術するかどうか、来院前に確認できますか

相談チャネルで事前にお尋ねいただければお答えします。「相談と施術は同じ医師が担当しますか」「再診時も同じ医師ですか」の二文で十分です。医療スタッフ紹介ページに登録されている医師が何人かも参考にしていただけます。瑞草院の医療スタッフページには私一人が登録されています。

日本の医師免許も持っていると、診療で何が変わりますか

資格の存在を示す情報であり、施術の技量とは別の基準です。日本からお越しの方がご自身の国の公開照会制度で資格の存在を直接確認できる点、そして日本で通用する用語や制度についての説明を通訳を介さずやり取りできる点は、相談の正確さを高めます。厚生労働省の検索は資格の有無のみを表示しますので、臨床的な判断については相談時に別途ご確認ください。

相談だけ先に受けて、施術は別日でも構いませんか

可能です。施術歴が複雑な方や複数の部位を同時に検討されている場合は、むしろ分けて進めていただくほうが良いことがあります。相談で写真や表情の変化、過去の施術歴を確認したうえで設計を決め、スケジュールと回復期間を計算して施術日を設定します。ご来院予約は2〜3日前に相談チャネルからご依頼ください。

相談チャネルはどの言語で対応していますか

カカオトーク、LINE、WeChatでお問い合わせを受け付けており、日本語・中国語・英語の通訳スタッフが瑞草院に常駐しています。韓国の電話番号がなくても、LINEやWeChatでの予約と事後のお問い合わせが可能です。

診療案内

  • UH CELL医院瑞草院(代表院長 キム・ギョンス)
  • 住所: ソウル特別市瑞草区盤浦大路16街30 ソチョロイウムジゼル(UHフラット・ザ・瑞草アネックス)1階
  • 電話: +82-2-2135-4393
  • 診療時間: 月〜金10:00〜20:00(受付終了18:30)・土日10:00〜18:00(受付終了16:30)・昼休みなし
  • アクセス: 地下鉄3号線南部ターミナル駅6番出口徒歩6分
  • 駐車: 基本2時間無料(超過時はスタッフにお声がけください)
  • 相談チャネル: カカオトーク・LINE・WeChat
  • 通訳: 日本語・中国語・英語通訳スタッフ常駐
  • ホームページ: https://seocho.uhcell.com/

施術の効果と回復の経過には個人差があります。この記事は相談時に何を確認するかをご説明するための資料であり、どの施術が適しているかは実際の診療で肌の状態を確認したうえで決定します。