頬のこけにはリジュランよりヒアルロン酸注入ですか?目的と血管閉塞のリスク

2026年10月19日

  • ヒアルロン酸注入

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。

頬のくぼんだ輪郭を補うことが目的であれば、ヒアルロン酸注入が適用できるか、カウンセリングでご相談ください。肌のキメが気になる場合は、どのような変化を求めているのかを先に整理しましょう。当院の公式案内では、リジュランを肌のバリア機能、小じわ、うるおいに関するお悩みを扱うスキンブースターとして紹介しています。私は、この二つのお悩みを一つの効果として捉えず、求める変化と製品の用途を分けて考えていただきたいと思います。

ボリュームを補うためにヒアルロン酸注入を検討する場合は、回復期間だけでなく、血管閉塞のリスクも知っておく必要があります。米国食品医薬品局(FDA)の2023年のフィラーに関する案内は、意図せず血管内に注入されることで、組織の壊死、失明を含む視覚障害、脳卒中が起こる可能性があると警告しています。希望する輪郭の変化と、このリスクの両方を理解したうえで判断しましょう。

頬のこけと肌のキメ、どちらを変えたいですか?

まずは、頬の前面や側面のくぼんだ形が気になるのか、それとも頬の形より、表面のざらつきや小じわが気になるのかを分けてみてください。私は、カウンセリングの準備として、特に変えたい部位を示し、希望する変化を言葉で整理しておくことをおすすめします。ご自身で原因を判断したり、施術を決めたりする必要はありません。

当院江南店の公式施術案内では、リジュランはPN(ポリヌクレオチド)成分のスキンブースター、フィラーはヒアルロン酸を用いてボリュームを補う施術として紹介しています。リジュランの案内は、肌のバリア機能、小じわ、うるおいに関するお悩みを扱っています。一方、フィラーの案内は、頬の前面や側面のくぼんだ部位にボリュームを加える目的を説明しています。

比較する内容 リジュラン ヒアルロン酸注入
カウンセリングの目標 キメや小じわなど、どのような肌の状態を変えたいかを具体的にします。 頬の前面や側面の、どの輪郭にボリュームを補いたいかを具体的にします。
製品について確認すること 正確な製品名、成分、使用する部位を確認します。 正確な製品名、成分、頬に使用する際の適用条件を確認します。
説明を広げて解釈しないこと キメに関する説明は、頬のくぼみを埋める根拠にはなりません。 ボリュームを補う用途があることは、キメに関するお悩み全体の解決を意味しません。

実際の肌の状態を確認せずに、この区別だけで、ご自身にどちらの施術が適しているかを決めることはできません。ただし、「リジュランとヒアルロン酸注入のどちらがよいですか?」ではなく、「希望する変化のために、どの製品を使うのですか?」と質問する手がかりになります。

ボリュームを補いたい場合は、製品と使用部位を確認しましょう

FDAの2023年の案内では、米国で承認されたフィラーの特定の用途に、頬のボリューム増加が含まれています。同時に、承認された部位や用途は製品によって異なると説明しています。これは米国の規制に関する情報です。韓国国内で使用するすべてのヒアルロン酸製品が、同じ用途で承認されているという意味ではなく、日本の承認状況を示すものでもありません。

私は、「ヒアルロン酸が入っています」という説明から一歩進めて、使用する製品名と、ご自身の頬のどの部位に、どのような目的で使うのかを確認していただきたいと思います。どの程度ボリュームを変えたいかだけでなく、その部位のリスクと製品ごとの注意事項も一緒に確認しましょう。

リジュランを検討する場合も、目標を具体的にすることは同じです。「キメ」という言葉が、小じわ、表面のざらつき、うるおいのうち、何を指しているのかを整理してください。肌の状態に関する説明を、頬の輪郭の変化まで約束するものとして受け取らないことが大切です。

両方のお悩みがある場合は優先順位を整理し、併用するかどうかは別に判断しましょう。それぞれの必要性や製品ごとの適用条件について説明を受ける前から、同時施術や特定の順序を正解として決める必要はありません。

持続期間と回復時間は、何を比べているかをそろえましょう

私は、持続期間について説明を受ける際には、「何が、どのくらい続くという意味ですか?」と一緒に質問することをおすすめします。キメの変化とボリュームの変化では、評価する対象が異なります。研究での観察期間、説明された予想持続期間、次の施術をすすめる間隔も、分けて理解しましょう。ある時点まで観察したという説明だけで、その日に効果が終わる、あるいは必ず再施術が必要になるとはいえません。

FDAの2023年の案内によると、フィラーの持続期間は素材と注入部位によって異なります。「頬へのヒアルロン酸注入は、どれも何か月持つ」という数字ではなく、実際に使用する製品と部位に基づいて説明を受けてください。リジュランも、正確な製品と施術計画を確認し、予想する変化と、状態を再評価する時期を分けて質問することをおすすめします。

回復時間について、当院の公式リジュランページでは、注入部の一時的な盛り上がりや内出血を伴うダウンタイムを1-3日と案内しています。ただし、すべての方で、その期間内に跡が消えることを保証するものではありません。

FDAの同じ案内では、フィラー注入直後に腫れや内出血が生じることがあり、その多くは数日から数週間で落ち着くと説明しています。また、一部の有害反応は数週間後、数か月後、あるいは数年後に現れる可能性も示しています。

私は、異なる資料の回復日数だけを並べて、どちらかが必ず早く回復すると判断しないでいただきたいと思います。撮影、イベント、旅行の日程がある場合は、施術を選ぶ前にお伝えください。

フィラーによる血管閉塞は、通常の内出血とは異なります

FDAの2023年の案内は、フィラーが意図せず血管内に入ると、血管が詰まり、組織への血液供給が減る可能性があると説明しています。起こる可能性は低いものの、発生すると組織の壊死、視覚障害、脳卒中など、重篤で永続的な障害につながることがあると警告しています。

私は、頬へのヒアルロン酸注入を検討する際には、このリスクを、想定される腫れや内出血とは分けて理解していただきたいと思います。ヒアルロン酸という成分名だけで、重大なリスクがないと判断してはいけません。

施術中や直後に次の症状が現れた場合は、待たずにすぐ医療スタッフへ知らせ、直ちに医療機関で緊急の診療を受けてください。FDAは、以下の症状について、速やかに医療的な評価を受けるよう案内しています。

  • 通常とは異なる痛みがある場合です。
  • 見え方に変化がある場合です。
  • 注入部位の周囲の皮膚が、白色、灰色、青色に変わる場合です。
  • 突然話しにくくなる、顔や手足に力が入らなくなるなど、脳卒中が疑われる症状がある場合です。

リジュランについては、当院の公式案内で、注入部の一時的な盛り上がりや内出血を説明しています。ただし、これを起こり得る有害反応の全一覧として受け取ったり、ヒアルロン酸注入より全般的に安全という意味に解釈したりしないでください。私は、選択する製品の注意事項と、ご自身の健康状態を一緒に確認していただきたいと思います。

カウンセリングには、希望する変化と過去の施術情報をお持ちください

当院江南店では、リジュランとフィラーを公式の施術項目として案内しています。私は、カウンセリングの準備として、次の内容を整理しておくことをおすすめします。

  • 頬の輪郭とキメのどちらがより気になるか、具体的な部位とともに整理してください。
  • 過去に注入した製品名、施術部位と時期、その後に生じた反応を整理してください。
  • 大切な予定と、回復に使える時間を整理してください。

フィラーを検討する場合は、健康に関する情報もお伝えください。FDAの2023年の案内では、出血性疾患、重いアレルギーやアナフィラキシーの既往、局所麻酔薬へのアレルギー、施術部位の炎症や感染などを、施術前に共有するようすすめています。活動性の炎症や感染がある場合は、それらがコントロールされるまで注入を延期するよう案内しています。妊娠中・授乳中のフィラーの安全性は確立していないため、該当する場合は必ずお伝えください。

リジュランのご案内とフィラーのご案内をご覧になったうえで、カウンセリングでは「私の頬で変えたいのは、ボリュームですか、それとも肌の状態ですか? この製品を使う目的とリスクは何ですか?」と質問してみてください。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、医師にご相談ください。