
50代の美容医療、韓国で受けるなら何から選ぶべきか
2026年9月17日
- リフトアップ
50代で検討できる美容医療は韓国に複数の系統があり、選ぶ基準は年齢ではなく今の肌で何が最初に崩れているかです。たるみには集束超音波やモノポーラ高周波、薄く乾燥した肌にはポリヌクレオチド系注射、体のラインの緩みには専用機器と、それぞれ異なる層に働きかけます。江南店では肌の状態を確認したうえで、滞在日程に合わせて施術の順番と回数を組み立てます。
こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。診察室で50代の方から最も多く聞かれるのは「この年齢でも受けられますか」という質問です。カウンセリングで確認するのは肌の厚み、たるみの程度、脂肪区画の変化、服用中の薬と全身の健康状態です。同じ55歳でも、たるみが主な悩みの方もいれば、肌が薄くなって小じわと乾燥が先に目立つ方もいます。この二人に同じ施術を勧めても、片方は変化を実感できません。
閉経前後の肌に実際に起きる変化
50代の肌変化には、ホルモンという変数が重なります。エストロゲンは真皮の線維芽細胞に働きかけコラーゲン生成の合図を送りますが、閉経期にこの合図が弱まると、生成より分解が先に進みます。学術誌Climactericに2022年に掲載されたレビュー論文は、閉経初期の5年間で皮膚コラーゲンが約30%減少し、その後15年間は毎年約2%ずつ追加で減っていくと整理しています。
この数字がカウンセリングで重要なのは時期の問題があるからです。閉経直後の数年間は変化が最も速い区間にあたるため、この時期に感じる「以前と違う」という感覚は、多くの場合こうした組織構造の変化に由来します。同じ年齢でも閉経の時期が違えば、肌の状態が違って見えるのもこのためです。
コラーゲンが減ると肌は薄くなり、弾力と水分保持力も同時に落ちます。たるみ、小じわ、くすみが一度に目立つのはこのためです。したがって50代の施術設計で重要なのは、どの層に何を先に入れるか、順番を決めることにあります。
たるみに使うエネルギー機器はどう分かれるか
エネルギー系のリフティングは大きく超音波系と高周波系に分かれます。両者は熱を生む原理も、熱が集まる深さも異なります。
集束超音波(MFU-V、ウルセラプライム)は超音波エネルギーを特定の深さに集めて小さな熱凝固点を作ります。2025年に発表されたMFU-Vのボディ適応に関する国際専門家合意文によると、エネルギーは1.5mm、3.0mm、4.5mmの深さに届けられ、その地点の温度は摂氏60〜70度に達する一方、表皮は保たれます。この熱凝固点がコラーゲンの新生と弾力線維の再生を促し、時間の経過とともに組織が段階的に引き締まっていく仕組みです。米国FDAはこの技術について、眉のリフト、あご下と首のリフティング、デコルテのしわ改善という適応を承認してきており、2025年には腹部と二の腕の適応が追加されました。
効果の大きさをどの程度期待すべきかも、カウンセリングで整理します。学術誌Aesthetic Surgery Journalに2025年に掲載された系統的レビューとメタ分析は、施術者評価基準での改善率が80%を超え、全体の満足度は84%だったと報告しています。同じ分析での平均痛みスコアは4.87で、中等度に相当します。痛みについても中等度であるとあらかじめお伝えしています。
モノポーラ高周波(サーマクールFLX、オリジオX)は真皮全体を体積単位で温めながら、表面は冷却で保護します。加熱されたコラーゲンはその場で収縮し、続く治癒過程で新しいコラーゲンが作られます。Journal of Cosmetic Dermatologyに2020年に掲載された組織計測研究は、モノポーラ高周波1回施術後に乳頭真皮と下部網状真皮のコラーゲン線維密度が増加したと報告しました。学術誌Cosmeticsに2024年に掲載された研究では、女性20名が1回の施術を受けた後、12週の時点であご周りとほうれい線部分の弛みが有意に改善しました。
まとめると、超音波は狭い地点に深く、高周波は広い範囲に均一に熱を入れます。たるみが下方向に流れるように見える方には超音波系を、肌自体の弾力低下が全体的な方には高周波系をまず検討します。真皮中層を狙うソフウェーブのように、また違う層を狙う機器もあり、頬の凹みとたるみを分けて考える基準は江南店の目元・頬のたるみ・輪郭、部位で施術が変わるのはなぜですかでも整理しています。
薄くなった肌には注射系が別の役割を果たす
エネルギー機器は構造を引き締める点に強みがありますが、肌が薄く乾燥していく問題には別のアプローチが必要です。ここでポリヌクレオチド(PN)系の注射が位置づけられます。リジュランがこれにあたり、真皮内に注入して組織の再生環境を助ける方式です。
Journal of Cosmetic Dermatologyに2025年に掲載された系統的レビューは、患者219名を含む研究9件を分析し、しわの減少と肌質、弾力の改善で有望な結果が示されたと整理しています。ただし同じレビューは、含まれた研究の質が低いものから中等度にとどまり、注入部位と手技のばらつきが大きいため、最適な使用法についての合意はまだ十分ではないと明記しています。つまり期待できる方向性はあるものの、何回でどれだけと断定できる根拠は十分ではありません。
50代のカウンセリングでは、注射系を単独で勧めることはあまりありません。エネルギー施術で構造を整えたあとに肌質と厚みを補う順番で組み合わせたとき、体感が変わってくるためです。ジュベルック ボリュームやスキンバイブのように目的が異なる製剤もあるため、どの悩みを先に扱うかを決めてから製品を選びます。
体のラインは顔とは別に見ます
50代のカウンセリングで意外に多く出てくるのが体の相談です。体重は落ちたのに二の腕の内側や腹部のラインがそのままだったり、減量に成功した後にかえって皮膚が緩んで気になるという相談です。
オンダ(ONDA)はこの領域で使う機器です。イタリアのメーカーがボディコントゥアリングを主目的として設計した機器で、極超短波エネルギーを使い、表面はできる限り保護しながら内側の脂肪層に選択的に熱を届けます。太めのハンドピースでボディに施術する際は、脂肪の分解を促しながら同時にコラーゲン生成を刺激するため、体積と弾力を同時に見るアプローチが可能です。ハンドピースに内蔵された冷却機能が肌表面の温度を低く保つため、麻酔なしで進めることができ、施術時間は部位によって15〜30分程度です。より確実な変化を希望される場合は、3〜4週間隔で3〜5回の反復をご案内しています。
上の動画で、オンダの作動原理とボディへの適用方法を私自身が説明しています。施術後の数日間はサウナや汗蒸幕のような高温環境を避け、水分を十分に摂っていただくことをお勧めします。施術部位の赤みや腫れは、多くの場合数日で落ち着きます。
体の緩みに超音波系を使う選択肢も広がっています。先に触れた2025年の腹部・二の腕適応追加が、その背景です。
2泊3日から1週間まで、日程に合わせて順番を変える
海外からいらっしゃる方の日程は、たいてい固定されています。ですから私たちは施術を選ぶ前に、まず残りの日数を確認します。
滞在が2〜3日と短い場合は、表皮を傷つけないエネルギー施術を中心に組みます。集束超音波とモノポーラ高周波は表面へのダメージが少なく、当日の洗顔と外出が可能な範囲に入ります。ただし施術直後の一時的な赤みや腫れが出ることはあり、帰国便がすぐ翌日という日程であれば、その点をあらかじめ考慮して強度を調整します。
滞在が5日以上あれば、エネルギー施術のあとに注射系を配置し、最終日より前にもう一度経過を確認する日程を組むことができます。反復が必要な項目は次回の来院時期をあらかじめ記録しておき、帰国後は通訳スタッフを通じて経過を確認します。
一度の来院ですべてを終わらせる計画は、あまりお勧めしていません。コラーゲンのリモデリングは施術当日ではなくその後数週間かけて進むため、効果を判断すべき時点そのものが後にあるからです。
50代のカウンセリングで私たちが最初に確認すること
50代は他の年代より確認する項目が多くなります。診察室で私たちが記録している内容は次の通りです。
| 確認項目 | 確認する理由 |
|---|---|
| 服用中の薬とサプリメント | 抗凝固薬や一部の慢性疾患の治療薬は出血や回復に影響します |
| 閉経の時期とホルモン治療の有無 | 肌変化の速度と時期を把握する基準になります |
| 過去の施術歴と時期 | 同じ部位に熱が重ならないよう間隔を調整します |
| 滞在日程と帰国日 | 経過を確認できる日が残っているかを見ます |
| 肌の厚みと脂肪区画の状態 | たるみか凹みかによって狙う層が変わります |
これらの項目は、今回の来院で何を見送るかを決めるための手続きです。カウンセリングの結果、今回は一つだけ受けて残りは次回に回した方がよいとお伝えすることもあります。
江南店の院内の移動
江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAMのホテル建物内で運営されています。ホテルの付帯施設として運営されているため、客室と診察室の間を建物の外に出ずに移動できます。施術は個室で行います。
UHCホテルの宿泊者は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のどちらか一方を無料でお選びいただけます。両方を利用する場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。短い日程でいらっしゃる方にとっては、施術後に休む場所を別途探さなくてよい点が実質的な違いになります。江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。問診や施術後の説明を、母語で確認していただけます。
私の経歴について触れておくと、ソウル大学校大学院を卒業し、ソウル大学校病院で研修を受け、アラガンのジュビダーム・ボトックスのfacultyおよびポテンツァ・ウルセラのZ Key Doctorとして活動しています。大韓臨床美容医学会の講師であり、大韓美容成形レーザー医学会の正会員です。
よくある質問|FAQ
60代でも同じ施術を受けられますか
年齢よりも肌と全身の状態が基準になります。肌の厚みとたるみの程度、全身の健康状態と服用中の薬を確認したうえで、可能な範囲を決めます。ただし組織の再生反応が緩やかになっている場合は、一度に強く行うより間隔を空けて分けて進めることをお勧めしています。
ホルモン治療を受けていると施術が制限されますか
ホルモン治療そのものがエネルギー施術の禁忌にはなりません。ただし肌の状態と回復の経過に影響する可能性があるため、カウンセリング時に治療の開始時期と内容をお伝えいただくと、強度と間隔の調整に役立ちます。処方内容は担当医と相談された範囲のまま継続していただいて構いません。
一度の来院で複数の施術を同時に受けても大丈夫ですか
部位と狙う層が違えば、同じ日に組み合わせることがあります。同じ部位に熱を使う施術を重ねることはお勧めしていません。熱刺激が重なると回復が長引き、結果の評価も難しくなります。
施術後の洗顔やメイクはいつから可能ですか
表皮を直接傷つけないエネルギー施術は多くの場合当日の洗顔が可能で、メイクも赤みが落ち着いてから行っていただけます。注射系は注入部位の状態によって異なるため、施術直後に個別にご案内しています。
カウンセリング前に整理しておくと良いこと
最も改善したい部位を一つ、これまでの施術の種類と時期、服用中の薬、そして今回来院できる日程です。この4つが整理されていれば、最初のカウンセリングで順番まで一緒に組み立てることができます。
※施術結果および回復経過には個人差があり、すべての施術はカウンセリングで肌の状態を確認したうえで決定されます。
