40代の頬やフェイスラインのたるみ、リフティングのカウンセリング前に確認したいこと

2026年8月17日

  • リフティング

こんにちは!
ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。

「フェイスラインがぼやけてきた気がするのですが、リフティング施術を一度受ければ引き締まりますか?」

40代の患者様から、このようなご質問をよくいただきます。

結論から申し上げると、フェイスラインのたるみは、一つの原因だけで起こるものではありません。
皮膚の弾力低下、顔の脂肪層の位置やボリュームの変化、あごや頬骨まわりの骨量の減少など、複数の変化が重なって現れます。

そのため、どの機器を強く使うかを考える前に、どの部位にどのような変化が起きているのかを確認することが重要です。 こうした肌の状態の確認が、施術内容や期待できる変化を考えるうえで大切になります。

たるみの原因は一つではない

同じ「フェイスラインがたるんできた」というお悩みでも、その原因は患者様によって異なります。

一つ目は、皮膚そのものの弾力低下です。
真皮にあるコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚のハリや弾力が失われ、表情を作っていないときにも、しわやたるみが目立ちやすくなります。

二つ目は、脂肪層の位置やボリュームの変化です。
顔の脂肪は頬やあごの周囲でいくつかの区画に分かれていますが、年齢とともに深い層の脂肪が減少し、その上にある浅い層の脂肪が下がることで、フェイスラインがぼやけて見えることがあります。

40代・50代のたるみは、皮膚が伸びることだけでなく、顔の脂肪の減少や位置の変化が重なって生じる場合もあります。
そのため、皮膚を引き締める施術だけでは、十分な変化を得にくいケースもあります。

三つ目は、骨格の変化です。
あごや目の周りの骨は、加齢に伴って少しずつ骨量が減少することがあります。
骨のボリュームが減ると、その上にある脂肪や皮膚を支える構造にも変化が生じ、たるみや輪郭の変化につながる場合があります。

また、皮膚のコラーゲン量は20代半ば以降、年齢とともに徐々に減少するとされています。

40代は、こうした変化が積み重なり、肌のハリやフェイスラインの変化を感じやすくなる時期です。

そのため、リフティング施術を検討する際は、皮膚の引き締めだけを考えるのではなく、脂肪のボリュームや位置、骨格の変化も含めて肌の状態を確認することが大切です。

なぜ40代に変化が重なるのか

皮膚、脂肪、骨の3つに変化が現れやすくなる40代には、加齢に伴う身体の変化が関係しています。

25歳から75歳までの参加者を対象に、血液などから採取した生体試料を分析し、13万5,000種類以上の分子の変化を調べた研究では、身体の老化は一定のペースで進むのではなく、平均して44歳前後と60歳前後に大きな変化が現れると報告されています。

この研究では、分析対象となった分子のおよそ81%が直線的ではない変化を示しました。
こうした変化には女性の更年期に伴う影響と重なる部分もありますが、性別を問わず共通して観察されたとされています。

一方で、この研究については統計解析の方法を検証する追試も発表されており、老化の進み方については、今後も研究が必要な分野です。

女性の場合は、これに加えて更年期前後のホルモン変化も関係します。
閉経後の最初の5年間で皮膚のコラーゲン量が約30%減少し、その後も年に約2%ずつ減少する傾向が報告されています。
この時期は、多くの場合、40代後半から50代前半に重なります。

つまり40代は、皮膚・脂肪・骨という顔の支持構造に変化が現れ始める時期です。
こうした変化を早い段階で確認し、現在の肌状態に合った施術内容を検討することが重要になります。

私たちがカウンセリングで、施術名や機器を先に決めるのではなく、まず肌の状態を確認することを大切にしているのも、このような理由からです。

肌の状態の確認が先: 層ごとに分けて確認する

カウンセリングでは、次の3つの層に分けて確認しています。

  • 皮膚層(真皮): 無表情のときの小じわやキメ、紫外線を浴びた期間、過去の施術歴などを確認します。
  • 支持層(SMASおよび靭帯): 無表情のときと笑ったときのたるみの変化を比較し、表情による一時的なたるみなのか、構造的なたるみなのかを確認します。
  • ボリューム層(脂肪・骨): 頬やフェイスラインでボリュームが減っている部位、左右差、頬骨やあごの骨格の輪郭などを確認します。

この3つのうち、どの部分の変化が大きいかによって、適した施術内容は異なります。

すでにボリュームが大きく減っている場合、皮膚を引き締める施術だけでは、肌にハリが出ても、顔がしぼんで見える印象が残ることがあります。
反対に、ボリュームが保たれていて皮膚の弾力低下が主な場合は、ボリュームを補う施術よりも、真皮への刺激を目的とした施術を検討することがあります。

そのため、機器や施術名を先に決めるのではなく、まずどの層にどのような変化があるのかを確認することが重要です。

施術ごとの作用層とカウンセリングでの目標

私たちがカウンセリングで主に扱う施術を、作用する層を基準に整理すると次のとおりです。

施術 主な作用層 カウンセリングでの目標
ウルセラプライム 真皮およびSMAS たるみ、リフティング
サーマクールFLX 真皮コラーゲン 肌の弾力
ソフウェーブ 真皮 小じわ・肌の弾力
ポテンツァ 真皮 肌のキメ、毛穴、弾力
リジュラン・ジュベルックボリューム 真皮・皮下組織 ボリューム、肌のハリ
オリジオX・ハイフ SMASなど リフティング
スキンバイブ 表皮・真皮 肌のキメ、保湿

 

この表で大切なのは、施術名だけで決めないことです。

ボリュームが減っている場合は、ボリュームを補う施術を検討したうえで、ウルセラやサーマクールなど、たるみや肌の弾力を目的とした施術を組み合わせることがあります。
一方で、ボリュームが保たれていて皮膚の弾力低下が主な場合は、真皮への刺激を目的とした施術を中心に検討することもあります。

どの施術をどの順番で行うかは、肌の状態やボリュームの変化によって異なります。
一律に「この順番が正しい」と決めるのではなく、現在の状態を確認したうえで施術内容を決めることが重要です。

各施術の具体的なショット数や施術内容については、当院でこれまでご案内してきたウルセラ、サーマクール、ソフウェーブに関する記事もあわせてご覧いただくと、より理解しやすくなります。

海外から短期間で来院される患者様は、この順序を一日、二日に詰め込んで行うことが難しい場合があります。韓国保健福祉部の発表によると、2025年に韓国を訪れた外国人患者は201万人を超え、そのうち皮膚科を受診した割合は62.9%にのぼりました。短い滞在期間の中で肌の状態の確認・施術・回復までを終える必要がある患者様が、それだけ多いということでもあります。

私たちはカウンセリングの際、まず滞在日程を確認し、ダウンタイムの長い施術(ディープボリューム注入、高エネルギーのリフティングなど)を滞在の前半に、ダウンタイムの短い施術(スキンバイブ、表面のケアなど)を出国前日に近い日程に配置する形で順序を調整しています。ボリューム系の施術はむくみが落ち着くまでに数日を要し、真皮を刺激するタイプのリフティングはコラーゲンの再生に時間がかかるため、この順序を逆にすると、出国時にむくみや内出血が残るリスクが高まります。

江南UHCELLで施術後に休める環境

私たちの江南店は、

UHCグループのホテルであるUH FLAT SIGNATURE GANGNAMの建物の2階・3階にあります。
そのため、カウンセリングと施術が終わったあと、別の場所へ移動することなく、同じ建物内で休むことができます。

UHCホテルの宿泊者は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のどちらか一つを無料で利用できます。
両方を利用する場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。

ソチョ店もUH FLAT THE SEOCHOの建物内にあり、施術後に宿泊先まで移動することなく休める環境をご案内しています。

江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しており、カウンセリングから施術内容の説明まで、それぞれの言語で対応できます。

代表院長の私は、ソウル大学校大学院を卒業し、ソウル大学病院で研修を受けた後、Allergan(ジュビダーム・ボトックス)のFacultyおよびPotenza・Ultherapy Z Key Doctorとして活動しています。

ソチョ店の代表院長キム・ギョンス医師は、ソウル大学校医学部を卒業し、韓国と日本の医師免許を取得しています。

カウンセリング前に確認しておきたいこと

  • 無表情のときと笑ったときで、たるみの見え方に違いがあるか(表情による変化かどうか)
  • ここ1〜2年で頬やフェイスラインのボリュームが減ったと感じるか
  • 過去に受けたフィラー、スキンブースター、リフティング施術の種類と時期
  • 滞在日程と出国日、ダウンタイムが必要な施術を受ける場合の余裕
  • むくみや内出血が出やすいか、抗凝固薬など服用中の薬があるか

施術後の回復で気をつけること

リフティング施術の直後は、

施術部位に一時的な赤みやむくみ、押されたような違和感が出ることがあります。
回復のスピードには個人差があります。

真皮に熱などの刺激を与えるタイプの施術(サーマクール、ウルセラ、ソフウェーブ)は、施術直後から変化を感じる場合もありますが、肌の変化が徐々に現れるケースもあります。

ボリュームを補う注入施術では、施術直後のむくみによって、実際のボリュームより大きく見えることがあります。
そのため、最終的な仕上がりを判断する時期については、担当する医療者に確認してください。

強い痛み、左右差の大きいむくみ、皮膚の色の変化など、通常とは異なる反応が続く場合は、医療スタッフにご確認ください。

よくある質問|FAQ

フェイスラインのリフティングは一回の施術で終わりますか?

フェイスラインのたるみが、皮膚・脂肪・骨のどの部分の変化によるものかによって、適した施術内容は異なります。
そのため、肌の状態を確認せずに、一つの施術だけでどのような変化が得られるかを断定することは難しいです。
カウンセリングでは、層ごとの状態を確認したうえで、どの施術を優先するか、どのような順序で進めるかを検討しています。

ウルセラとサーマクールのどちらが自分に合うか、どう判断しますか?

ウルセラとサーマクールは、どちらも熱エネルギーを利用したリフティング施術ですが、作用する深さやエネルギーの伝わり方が異なります。
皮膚の弾力低下が主な悩みなのか、フェイスラインのたるみが目立つのかなど、肌の状態や希望する変化を確認したうえで、カウンセリングで適した施術を検討します。

短い滞在日程でも複数の施術を受けられますか?

可能な場合もありますが、施術の種類やダウンタイムによって異なります。
滞在期間が短い場合は、すべての施術を一度に受けるのではなく、回復に必要な期間や帰国日も考慮しながら、優先する施術を決めることが重要です。

施術後のむくみや内出血はどのくらい続きますか?

施術の種類や個人差によって異なります。
注入施術では、施術後にむくみや内出血が出ることがあり、リフティング施術でも一時的な赤みやむくみ、押されたような違和感が残る場合があります。
回復までの期間には個人差があるため、具体的な経過については施術前に医療スタッフへご確認ください。

カウンセリングは予約なしでも受けられますか?

肌の状態を確認したうえで施術内容をご案内するため、事前にご予約いただくことをおすすめしています。
江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しており、海外からでも事前にカウンセリングをご予約いただけます。

フェイスラインのたるみと40代の肌の状態を確認したうえで施術内容を決めることの重要性についてご紹介しました。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。