
アメリカ人患者急増、ソウル皮膚科選びで見る3つの基準
2026年8月12日
- スキンケア
ソウルの皮膚科選び、アメリカ人患者が見る3つの基準
こんにちは。UHCELLクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長 キム・ヨンジンです。診療室でアメリカから来院される患者様と出会う機会が、この一年で目立って増えました。結論から申し上げると、アメリカ人患者様が実際に選択の最終判断に使っている基準は、施術機器の名前ではなく、診断の手順と、限られた滞在日程の中で回復まで終えられるかという二点に集約されます。今回は、その傾向がどのような数字で表れているのか、そして短期滞在で来院される患者様が事前に確認しておくべきことを整理してご紹介します。
増え続けるアメリカ人患者、その背景にある数字
韓国保健福祉部が発表した2025年の外国人患者統計によると、昨年韓国を訪れた外国人患者は201万人を超え、2009年の統計開始以来初めて200万人を突破しました。前年の2024年は117万人だったため、1年で大きく伸びたことになります。国籍別では中国、日本に続いて台湾、アメリカの順で多く、アメリカからの患者様は約17万3千人、全体の8.6%を占め、前年比では70.4%増加しました。同発表によれば、日本からの患者様も約60万人と全体の約3割を占める規模で、2024年までは国籍別で最も多い国でした。アメリカと日本、それぞれ増加の背景は異なりますが、短期滞在で韓国の皮膚科を訪れる患者様が全体として増えているという流れは共通しています。
同じ発表資料では、外国人患者の62.9%が皮膚科の診療を受け、87.2%がソウルで治療を受けたと示されています。増えている患者様の大部分が皮膚科に向かい、そのほとんどがソウル内で診療を受けているという構図です。ソウルの中でも江南エリアは、皮膚・美容関連のクリニックが集積している地域として繰り返し取り上げられます。
「江南」という地名だけでは決まらない
ここで大切なのは、江南という地名そのものが答えにはならないという点です。江南には規模も専門分野も異なるクリニックが数多くあり、実際に患者様が最終的に選ぶのは、その中でもいくつかの条件を満たしたところに絞られていきます。診療室でアメリカから来院される患者様からよく聞かれる質問は、おおむね三つに集約されます。
一つ目は、相談と診断を正確に受けられるかどうか。二つ目は、短い滞在日程(多くは3日から7日程度)の中で施術と回復が終えられるか。三つ目は、現地で事前に確認する手段が限られているため、医療従事者の資格が文書などで確認できるかどうかです。この三点が満たされないと、施術そのものの魅力だけでは選択にはつながりません。
実際に確認されている3つの基準
診断が先か、施術名が先か
「リフティング」という同じ言葉で相談を希望されても、肌がたるむ原因はコラーゲンの減少、筋膜層の緩み、脂肪のボリューム変化など患者様ごとに異なります。当院では機器を先に決めるのではなく、肌の厚み、たるみが目立つ部位、色素の状態を先に診断した上で、ウルセラ、サーマクール、リジュラン、ポテンツァといった施術を個別に組み合わせて設計しています。滞在期間が短い患者様ほど、この順番が入れ替わると相談だけで時間を使ってしまうことがあるため、初回の相談で診断項目を具体的に案内されるかどうかを確認しておくとよいでしょう。(ウルセラとサーマクール、どちらが先?相談で見る基準で診断の観点をより詳しく説明しています。)
自国の言葉や資格制度で確認できる医療従事者の経歴
アメリカから来院される患者様にとって、施術の口コミよりも、この医師が実際にどのような教育と研修を受けたのかという点が判断の軸になります。私自身は、ソウル大学大学院を卒業し、ソウル大学病院で研修医課程を経て、Allerganのジュビダーム・ボトックス関連ファカルティとして活動しており、PotenzaとUltheraのZ Key Doctorに指定されています。瑞草店の代表院長キム・ギョンスは、ソウル大学医学部を卒業し、韓国と日本の医師免許を同時に取得しています。日本から来院される患者様にとっては、この日本の医師免許を持つという点が、ご自身の国の制度で確認できる分かりやすい安心材料になります。江南店には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しており、相談の際に言葉の違いによる情報の行き違いを減らせる体制を整えています。
滞在日程の中で回復まで終えられるか
アメリカから韓国までは移動そのものに1日以上かかる日程になるため、施術そのものよりも、施術後の回復をどこで、どのように行うかが実際の満足度を左右することが多くあります。当院の江南店と瑞草店は、それぞれUH FLAT SIGNATURE 江南、UH FLAT The 瑞草というホテルの建物内に、付帯設備の形で位置しています。別の建物へ移動する必要がある提携型のクリニックとは異なり、宿泊されている方は酸素チャンバーとビタミンの点滴を同じ建物内で無料でご利用いただけます。施術は個室で行われ、江南店には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。(施術と点滴ケアを同じ建物で受けられるか確認する方法で建物内の動線を詳しく解説しています。)
短い滞在日程で確認しておきたいチェックリスト
海外から3日から7日程度の日程でソウルを訪れる場合、相談を申し込む前に以下の項目を整理しておくと、現地での時間の損失を減らせます。
- 初回相談で、肌の診断が施術の決定よりも先に行われるかどうか
- 通訳または現地語での相談がリアルタイムで受けられるか、事後の翻訳に頼る形になっていないか
- 回復期間中にむくみや内出血が想定される施術かどうか、その期間が残りの日程と合っているか
- 施術後に予期しない症状が出た場合、同じ建物または近い距離で対応してもらえるか
- 院長の学歴や研修歴を、資料や所属学会などの記録で確認できるか
この項目は施術の種類にかかわらず当てはまる基本的な確認事項で、最終的にどのクリニックを選ばれるとしても、相談の段階で一度は目を通しておくとよい内容です。
FAQ
ソウルで皮膚の施術を受ける場合、何日くらいの日程を組めばよいですか
施術の種類によって異なりますが、リフティングやスキンブースターのように回復期間が短い施術であれば、3日から5日程度の日程で相談から回復まで進めるケースが多くあります。ただし、初回相談での診断結果に応じて必要な回復期間が変わるため、その場で改めて案内を受けるのが確実です。
通訳を介さず英語や日本語だけで相談しても、診断内容を正確に理解できますか
可能ですが、通訳が同席する場合は細かい説明での誤解が減ります。当院の江南店には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しており、診断内容や施術計画をリアルタイムで確認しながら相談を進めていただけます。
施術後の回復は必ずクリニック近くのホテルで行う必要がありますか
必ずそうする必要はありませんが、短い滞在日程では移動そのものが回復の負担になることがあります。当院の江南店と瑞草店はそれぞれホテルの建物内に位置しており、宿泊される場合は移動なしで酸素チャンバーや点滴をご利用いただける環境です。
帰国した後も施術に関する相談はできますか
帰国後に気になることがあれば、メールや予約チャネルを通じてご連絡いただけます。ただし、対面での診察が必要な症状については、まずお住まいの地域の医療機関を受診されることをお勧めします。
短い日程でソウルにお越しになる際は、診断から回復までの動線を相談前に一度整理してみてください。江南・瑞草UH CELLの詳しい体制については、お電話またはホームページからお問い合わせいただけます。個人差がありますので、まずは専門医にご相談ください。以上、キム・ヨンジンでした。最後までご覧頂きありがとうございました。
