
ウルセラはソウルが安い?2026年VAT廃止後の実質費用
2026年8月21日
- ウルセラリフト
ウルセラはソウルが安い?2026年VAT廃止後の実質費用
こんにちは。UHCELLクリニック江南店の代表院長、キム・ヨンジンです。今年に入ってから「ソウルでウルセラを受けたいけれど、本当に米国より安いのか」というご質問を、日本からのご相談者様から何度もいただくようになりました。結論から申し上げると、施術費用そのものはソウルのほうが依然として低い水準にあります。ただし2026年1月から外国人向けの付加価値税(VAT)還付が適用されなくなったため、施術費用に10%の税負担がそのまま上乗せされ、往復航空券や滞在中の宿泊費まで合算すると、以前ほど大きな価格差ではなくなっています。今日は施術費用、税金、渡航費、回復ケアの4項目に分けて、実際にどれくらいの差になるのかを一緒に確認していきましょう。
施術費用だけを比べるとソウルが安い
米国では提供クリニックや地域によって価格の幅が大きいのが実情です。米国の患者レビューサイトが公表した727件の実績データによると、ウルセラの平均施術費用は2,639ドルで、安いケースで1,000ドル、高いケースでは5,000ドルに達すると報告されています。ニューヨークやロサンゼルスのような大都市、特に最新世代の機器であるウルセラプライムを導入しているクリニックでは、4,000ドルから5,500ドル程度まで上がる例も見られます。
一方、韓国でのウルセラ相場は、顔全体300ショット前後を基準に約100万ウォンから300万ウォン(円換算でおおよそ11万円から33万円程度)で提供されていると言われていますが、これは施術部位やショット数、クリニックによって差があります。表示価格だけを単純比較すると、米国平均に対して40%から60%ほど低い水準になる計算です。ただし表示価格だけで結論を出す前に、次に説明する税金と渡航費を合わせて見る必要があります。
2026年のVAT還付廃止が計算を変えた
韓国政府は2016年から、外国人観光客が皮膚科や美容外科の施術を受ける際にかかる10%の付加価値税を還付する制度を運用してきました。この制度は幾度か延長を重ねてきましたが、2025年の税制改正協議の中で関連条項が見送られ、2026年1月1日以降の決済分からは還付が適用されなくなりました。2025年内に決済して書類を発行してもらった分に限り、その後一定期間は還付請求ができましたが、それ以降の決済は全額VATを負担することになります。
この変化が計算に与える影響はシンプルです。例えば施術費用が12万円だとすると、以前は還付を受けて実質10万8千円ほどで済んでいたものが、今は13万2千円(VAT込み)をそのまま支払うことになります。施術単価が高いほど、また複数の施術を組み合わせるほど、この10%の絶対額は無視できない差になります。韓国の業界団体は国政監査の場で、この還付廃止が価格に敏感な海外患者を呼び込む誘因を失わせると懸念を表明しており、還付延長を求める法案も国会で協議されています。こうした状況だからこそ、見積書にVATが含まれているかどうかを明確に示す透明性が、これまで以上に重要になっています。
往復航空券と宿泊費まで足すと
施術費用と税金だけでは終わらないのが、海外での医療を受ける際の現実です。ソウル2泊3日の日程を基準にすると、航空券と宿泊を合わせた費用はおおよそ5万円から7万円程度が一般的な相場として紹介されています。この金額を施術費用に足した瞬間、「韓国なら半額」という単純な計算式は成り立たなくなります。
例えば施術費用15万円(VAT込み)に渡航費用6万円を足すと、合計は21万円程度になり、これは米国で中価格帯のクリニックを利用した場合の費用と大きくは変わらない可能性があります。反対に米国の大都市で4,000ドル以上を支払うケースであれば、依然としてソウルのほうが有利ですが、その差は施術費用だけを比べたときよりも確実に縮まります。つまり「どこで受けるか」を決める際には、施術費用の単価ではなく、航空券、宿泊費、税金をすべて合算した総費用で判断することが、実際に合理的な選択につながります。
| 比較項目 | 米国(大都市クリニック) | ソウル(2026年以降) |
|---|---|---|
| 施術費用(顔全体目安) | 約2,000~5,500ドル | 約11万~33万円 |
| VATの扱い | 対象外 | 10%を全額負担(還付なし) |
| 渡航・宿泊費 | 発生しない(現地在住の場合) | 2泊3日で約5万~7万円 |
| 回復ケアの追加費用 | 施術先による | 宿泊先と施術先が別だと別途発生しうる |
回復にかかる費用も計算に入れる理由
医療渡航でよく見落とされがちなのが、施術後の回復にかかる費用と移動の動線です。ウルセラは施術直後にむくみやヒリつきが残ることがあり、当日は無理に移動するより近くで安静にするほうが望ましいとされています。このとき別の宿泊先まで移動しなければならないと、交通費と時間が余分にかかり、回復を助ける追加ケア(酸素療法や点滴など)を受けようとすれば、そのための費用も別途発生します。
私たち江南UHCELLクリニックは、この点で構造的に異なる条件を備えています。当院はUH FLAT SIGNATURE江南ホテルの建物内にあるため、施術後に別の場所へ移動することなく、同じ建物内の客室でそのまま休むことができます(施術後すぐ休みたいなら、ホテルの近さより「建物」を見るべき理由で建物内動線について詳しく説明しています)。また当院はホテル宿泊者向けに無料の酸素チャンバーとビタミンIV点滴を提供しており、回復ケアのために外部で別途費用をかける必要がありません。施術費用や税金、渡航費をどれだけ抑えても、回復の過程で想定外の出費が生まれると総費用の計算は崩れてしまいますが、当院では宿泊と施術を一つの動線としてまとめることでこの部分に対応しています。
短期滞在の日程で確認しておきたいこと
2日から7日ほどの短い滞在でソウルを訪れてウルセラを受けようとされる方には、価格比較と同じくらい、次の項目を確認していただくことをお勧めします。
まず、見積書がVAT込みの最終金額かどうかを確認する必要があります。2026年以降は還付がないため、相談段階で提示された金額が税抜きか税込みかによって、実際の支払額は変わります。
次に、施術部位とショット数がご自身の肌状態に合わせて設計されているかを見る必要があります。同じ300ショットでも、フェイスライン中心に集中配分する場合と顔全体に均等に配分する場合とでは、結果も適正な価格帯も異なります。当院では相談時にまず肌診断を行った上で、部位ごとの配分を設計する方式を取っています。
さらに、回復期間中に滞在する場所と施術を受ける場所の間の動線を事前に計算しておく必要があります。移動時間と費用、そして回復ケアを受けられるかどうかは、総費用だけでなく実際の旅行日程の満足度にも直結します。
最後に、日本語または英語での相談が可能かどうかを確認してください。短い滞在の中では通訳の有無が診断の正確さに直結するため、相談言語の対応状況を事前に確認しておくと安心です。当院の江南店には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。
FAQ
ソウルのウルセラは常に米国より安いのですか?
施術費用の単価だけで見ればおおむねそうですが、2026年のVAT還付廃止で税負担が増え、さらに航空券と宿泊費を足すと、米国の中価格帯クリニックとの差はかなり縮まります。米国大都市の高価格帯クリニックと比較する場合には、依然としてソウルが有利なケースが多くなります。
VAT還付がなくなると、どれくらい多く支払うことになりますか?
施術費用の10%がそのまま上乗せされます。例えば12万円の施術であれば、以前は還付を受けて実質10万8千円ほどでしたが、2026年以降の決済分は13万2千円(VAT込み)を全額負担することになります。
ソウル2泊3日の日程でウルセラを受けることは可能ですか?
施術自体は当日に完了し、特別なダウンタイムが必要ないことが多いため、短い日程でも受けやすい施術です。ただし相談から診断、施術、回復までの動線は事前に計画しておく必要があり、まずは相談の予約時期から確認することをお勧めします。
施術後の回復はどこで行うのがよいですか?
移動なしで安静にできる場所が理想的です。当院の江南UHCELLは施術室がホテルと同じ建物内にあるため、施術後に別の場所へ移動することなく同じ建物内の客室で回復でき、宿泊者には無料の酸素チャンバーとビタミンIV点滴も提供しています。
費用比較で最も見落とされやすい項目は何ですか?
回復ケアにかかる費用です。施術費用と渡航費だけを計算して回復過程に必要な追加ケアの費用を見落とすと、実際の支出が想定より大きくなることがあります。
ソウルでのウルセラをご検討の際は、施術費用の単価だけでなく、税金、渡航費、回復ケアまでを含めた総費用で判断されることをお勧めします。ご自身の肌状態に合わせた施術設計や滞在中の回復動線について具体的にご相談になりたい方は、UHCELLクリニック江南店の相談窓口までお問い合わせください。
