ソウルでシミと毛穴を同時に治療できますか?色素タイプと滞在日数で判断

2026年9月24日

  • 美肌レーザー

シミや毛穴の悩みは、一度の診察でまとめて計画を立てられます。同じ日に両方の施術を受けられるかどうかは、色素のタイプ(そばかす・シミ、肝斑、炎症後色素沈着、真皮性色素)、毛穴のタイプ(皮脂型・たるみ型)、そしてソウルでの滞在日数によって変わります。色素はレーザーやトーニング系、毛穴はポテンツァのような高周波マイクロニードル系に分けて順序と間隔を決め、初回の施術後のケアは帰国後も続きます。

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。「シミと毛穴を一度に治療できますか」というご質問は、短い日程でソウルにいらっしゃる方がカウンセリング前によく気にされる点です。

私の答えは「一度の診察で二つの悩みを一緒に設計できる」です。ただし、同じ日に二つの施術を重ねるか、色素だけを先に始めるかは、実際にお肌を拝見してから判断します。

色素と毛穴、診察でそれぞれ何を確認するのか

色素については、まず「どの層にあり、どれくらい再発しやすいか」を見ます。そばかすや紫外線によるシミ(日光黒子)は主に表皮にあり、輪郭が比較的はっきりしています。肝斑は再発しやすい慢性の色素疾患で、一度薄くなっても紫外線や熱、刺激で再び濃くなることがあります。ニキビや刺激の後に残る炎症後色素沈着も別に区別します。

真皮にメラノサイトが存在する後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)は性質が異なります。慶應義塾大学医学部のKento Takaya氏とKazuo Kishi氏の研究チームは、2025年のJournal of Cosmetic Dermatologyで、ADMを治療が難しい難治性の色素と説明し、治療法についてまだ合意がないとまとめています。

毛穴は原因を分けて見ます。私はまず、皮脂分泌が主な原因なのか、肌の弾力低下によって毛穴が伸びているのかを区別します。鼻や額のように皮脂が多い部位に見られる丸い毛穴と、頬で下に伸びる毛穴は、同じ「広がった毛穴」でもアプローチが変わります。

色素タイプ別の候補となるアプローチと同日併用時の注意点

以下は診察で私が最初に確認する軸です。実際の機器や強度は、お肌の状態を確認したうえで決めます。

色素タイプ 主に存在する層 候補となるアプローチ 毛穴治療と同日に併用する場合
そばかす・シミ(日光黒子) 表皮 色素レーザー、ピコ系レーザー 比較的計画しやすい一方、かさぶたができる部位と期間を先に確認します
肝斑 表皮〜真皮、再発しやすい 低出力トーニング、外用治療、紫外線対策 熱と刺激を抑える方向で強度を下げるか、日程を分けます
炎症後色素沈着 表皮〜真皮 刺激の少ないトーニング、鎮静ケア 新たな炎症を作らない強度を優先します
ADM(真皮性色素) 真皮 ピコレーザーなど複数回の施術 回数が多く、一度の滞在で終えるのは難しい傾向があります

肝斑がある方の場合、レーザーを「主となる治療」と考えない方が安全です。米国皮膚科学会(AAD)は、すでに外用薬を使い紫外線対策をしている患者にレーザーや光治療を加えたところ結果が良くなったという研究が一部あると案内しています。レーザーはこの土台の上に加える選択肢とご理解ください。

研究データが示す回数の目安

ピコレーザーと肝斑については、2023年のLasers in Medical Scienceに掲載されたメタ分析が代表的です。1064・755・595・532nmの波長を用いたランダム化比較試験6件をまとめたもので、ピコレーザーは肝斑重症度スコア(MASI)を有意に下げました。ただし研究間のばらつきが大きく(I² = 70%)、1064nm以外の波長の効果は大規模試験でさらに確認する必要があると著者らは記しています。

2025年のJournal of Cosmetic Dermatologyのメタ分析は、ランダム化比較試験16件、患者471人を分析しました。最も多く研究されていた機器は1064nmのQスイッチNd:YAGレーザーで、著者らはピコ秒Nd:YAGレーザーを肝斑治療の有望な選択肢と評価しています。

毛穴側の根拠は高周波マイクロニードルです。2024年のLasers in Medical Scienceに報告された中国人患者を対象とした後ろ向き研究では、22人が1〜3か月間隔で3回の施術を受け、独立した二人の皮膚科医が写真で評価した毛穴スコアは3.55から2.59に下がりました。2022年のJournal of Cosmetic Dermatologyの実診療データに基づく研究(75人)では、全員が1回を超えて施術を受け、平均施術回数は1.7回でした。

これらの数字が患者さんにとって意味することは明確です。毛穴の研究は1〜3か月間隔での複数回の施術を前提に結果を見ており、肝斑のメタ分析も回ごとの重症度スコアの変化を測定しています。規模の小さい研究が多く、機器や設定がまちまちである点も合わせて覚えておいてください。そのため私は、滞在中に初回を安全に始め、次回までの間隔を帰国後の予定に合わせて一緒に組むことを目標にしています。

同日に併用する場合、順序と強度をどう判断するか

同じ日に二つの施術を計画する場合、私は次の順序で判断します。

  1. 色素の状態を先に判断します。 肝斑が活性化しているように見える場合、毛穴施術の熱刺激が色素を刺激する可能性があるため、毛穴施術の強度を下げるか、別の日に分けます。
  2. 同じ部位に熱を重ねて蓄積させないよう、部位と強度を調整します。 毛穴が目立つ鼻や頬と、色素がある頬骨部分が重なるかどうかをまず確認します。
  3. 色素沈着の予防計画を施術計画に組み込みます。 2026年のLasers in Surgery and Medicineのネットワークメタ分析は、レーザー後の炎症後色素沈着の予防において、外用ステロイドと皮内トラネキサム酸が日焼け止め単独より効果的な傾向にあったと報告しています。ただし著者らは、含まれた試験の数と規模が小さく解釈には慎重であるべきで、研究の大半がアジア人を対象としていたと述べています。どの予防法を使うかは、お肌の状態と過去の反応を見て決めます。

滞在日数別の設計方法

ソウル滞在 このように計画する傾向があります 確認しておきたい点
2〜3日 カウンセリング後、色素治療1回を中心に、毛穴施術は回復の余裕を見て判断します 帰国前日には赤みやかさぶたが残る可能性のある強い施術は避けます
4〜5日 初日にカウンセリングと色素治療、毛穴施術を併用するかの決定、帰国前に経過確認 途中で一度、肌の反応を見る日を設けます
6〜7日以上 二つの施術を一緒に計画する余地が広がり、帰国前に経過を確認できます 次回の時期(毛穴の研究では1〜3か月間隔)をあらかじめ決めておきます

ダウンタイムは施術の種類、強度、肌の反応によって個人差が大きいものです。日程が短いほど初回の強度を控えめに設定する方が、結果として次回を安全につなげやすくなります。

江南店ではこのように進めています

私たちの江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAM内の施設として運営されています。ホテルに宿泊される方は、診療を終えてから同じ建物の客室に戻ることができ、施術は個室で受けていただけます。江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。

毛穴治療の候補としてご紹介したポテンツァは、当院の施術メニューにある高周波マイクロニードル機器で、私はPotenza・Ultherapy Z Key Doctorとして活動しています。色素治療の機器との組み合わせは、肌の状態を確認したうえでご案内します。

滞在中のコンディション管理も合わせてサポートしています。UHC系列ホテルにご宿泊の方は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のどちらか一方を無料でお選びいただけます。両方をご利用の場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。詳しい条件はプロモーションページ(uhcell.com/promotion/)でご確認いただけます。このサービスは滞在中の休息のための選択肢であり、シミや毛穴の結果を左右するのは施術計画と帰国後のケアです。

カウンセリング前にご準備いただきたいこと

  • ソウル到着日と帰国日(フライト時間を含む)
  • 過去に受けた色素・毛穴の施術と、その後に色素沈着が生じたことがあるかどうか
  • 現在塗布または服用中の薬(美白クリーム、レチノイド、ホルモン剤など)
  • メイクをしていない状態で自然光の下で撮った正面・両側面の写真
  • 帰国後1か月以内に長時間紫外線を浴びる予定(旅行、屋外活動など)

よくある質問|FAQ

毛穴が皮脂によるものか、たるみによるものか自分で見分けられますか?

ご自身で見分けるのは難しいです。診察では、毛穴が集まっている部位(鼻・額中心か頬中心か)、皮脂の状態、毛穴の形が丸いか下に伸びているかを合わせて確認します。二つのタイプが混ざっている場合も多く、部位ごとに強度を変えることもあります。

韓国に頻繁に来るのが難しくても治療を始めてよいですか?

始めていただけます。ただし研究でも複数回の施術を前提に結果を見ているため、初回の強度と帰国後のケア方法を最初から一緒に決めます。紫外線対策と外用ケアは帰国後も続けていただく必要があり、次回の来院時期を先に決めておくと間隔を合わせやすくなります。

夏休みの直前や直後に施術を受けても大丈夫ですか?

施術直後に強い紫外線に長時間さらされる予定は避けていただく方がよいです。先ほどご紹介したLasers in Surgery and Medicine(2026年)の論文も、レーザー後の炎症後色素沈着は肌の色が濃い方に特に多いと説明しています。回復中の肌が紫外線を多く浴びると、色素が再び刺激される可能性があります。屋外の予定が入っている場合は、カウンセリングで前もってお知らせください。それに合わせて施術の強度と日程を調整します。

UHC系列ホテルに宿泊していなくても診療を受けられますか?

はい、宿泊の有無にかかわらず診療を受けていただけます。酸素カプセル・ビタミン点滴のどちらかを無料で選べる特典のみ、UHC系列ホテルにご宿泊の方が対象です。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。