ソウル滞在は何泊必要?日数別に受けられる施術の目安

2026年8月31日

  • スキンケア

TL;DR: ソウルでの滞在日数が決めるのは、受けられる施術の種類そのものではなく、施術後に経過を現地で確認できる日数です。2泊3日なら注射系や低出力の高周波のように反応が翌日には落ち着く施術まで、3泊4日なら紅斑や腫れが1〜2日残る熱を使うリフティングまで、5日間ならリフティングとスキンブースターを日をずらして組み合わせる構成まで、7日間ならかさぶたのケアが必要なフラクショナルレーザーまで視野に入ります。到着当日は予定を空け、翌朝に相談と施術を行い、帰国前日を経過確認に充てる組み方をおすすめしています。

私たち瑞草UH CELLクリニックには、ご相談チャネルを通じて「3泊4日ですが、どの施術まで受けられますか」というお問い合わせを数多くいただきます。この質問をいただいたとき、私たちは施術のリストより先に、航空券の時刻をお伺いします。滞在日程の中で実際に意味を持つ数字は、施術が終わってから飛行機に乗るまでに残る日数だからです。

日数が決めるのは、経過を見届けられる日数です

エネルギー系の施術でも注射系の施術でも、施術直後の紅斑や腫れの多くは想定範囲内で始まり、時間の経過とともに落ち着いていきます。問題は、その経過が想定範囲に収まっているかどうかを、誰かが実際に目で確認する必要がある点です。施術翌日に顔が赤いという事実だけでは、判断材料にはなりません。前日より色が薄くなっているか、熱感が残っているか、片側だけに出ていないか。これらを見て初めて、通常の経過か注意が必要な経過かが分かれます。

そのため私たちは、滞在日程をこのように読んでいます。施術後に1日も余裕がない日程であれば、回復にかかる時間が短く反応の幅が狭い系統に絞ります。施術後に2日以上ソウルに滞在いただける場合は、紅斑や腫れが数日残る系統も候補に入れます。かさぶたができ、それが自然に取れるまで管理が必要な系統は、その分長い滞在を前提とします。

この基準は施術の優劣とは関係ありません。同じ施術でも、3泊4日の日程では無理のある選択になり、7日間の日程では余裕を持った選択になります。

期間別の早見表

以下の表は、私たちの瑞草院のラインナップを基準に、文献に報告されている回復経過と実際の予約動線を反映して整理したものです。回復速度には個人差があるため、最終的な組み合わせはご相談時に肌の状態と施術歴を確認した上で決定します。

滞在 候補となる系統 推奨する施術日 経過確認 今回は見送った方がよいもの
2泊3日 ボトックス、水光注射・スキンバイブ・リジュランなどの注射系、オリジオX・オンダ・インモードなど低出力高周波 到着翌日の午前 同日午後または帰国日の午前に短時間 フラクショナルレーザー、かさぶたが残る色素治療、広範囲のフィラー
3泊4日 上記の系統+ウルセラ・サーマクール・ソフウェーブ・シュリンク・ヴィロなど熱を使うリフティング 2日目 4日目(帰国前日) フラクショナルレーザー、強めの色素除去モード
5日間 熱を使うリフティング+スキンブースターを日を分けて配置 2日目にリフティング、4日目に注射系 5日目 顔全体へのフラクショナルCO2
7日間 上記すべて+ピコフラクセル・レガトなどのフラクショナルレーザー、色素除去モード 2日目 5〜6日目 帰国前日の新しい施術

2泊3日:反応が翌日には落ち着く施術

もっとも短い日程では、施術翌朝の顔の状態がほぼすべてです。この期間に注射系と低出力の高周波を置いているのは、文献に報告されている回復時間がその範囲に収まるためです。

ポリヌクレオチド系のスキンブースターについて、2026年にJournal of Clinical Medicine誌に掲載されたレビューは、219例を対象とした系統的レビューの中で有害事象がおおむね軽度かつ一過性であったとまとめており、紅斑や浮腫、内出血、灼熱感といった注射部位反応は自然に消失すると記述しています。同レビューが引用する目元の症例では、2日目に軽い腫れとわずかな内出血が見られる程度でした。

高周波についても同様の傾向が報告されています。600件以上のモノポーラ高周波施術を後ろ向きに解析し2006年にDermatologic Surgery誌に報告されたデータでは、もっとも多い即時反応は24時間未満で持続する紅斑と浮腫でした。2024年にJournal of Dermatological Treatment誌に掲載された研究でも、21例中で紅斑76.2%、浮腫42.8%が施術直後に観察されましたが、24時間以内に回復しています。

ボトックスは反応の強さよりも効果が現れる時期が重要です。ボツリヌストキシンA型製剤(ナボタ)の眉間しわに関する第4相臨床試験は2018年に、最初の有効性発現までの中央値を2.3日と報告し、投与2日目には85.4%で最大しかめ時の改善が観察されました。アボボツリヌムトキシンAを対象に2011年に発表されたサブ解析でも、効果発現までの中央値は2〜4日でした。つまりボトックスは帰国後に変化が現れる施術のため、短い日程だからといって急ぐ理由はありません。

2泊3日の日程で私たちが見送りをおすすめするのは、かさぶたや広範囲の腫れが予想される系統、そして複数部位に同時に入れるフィラーです。米国の臨床試験登録データベースに公開されているヒアルロン酸フィラー施術後の説明文書は、一部の患者で1週間ほど腫れが続く場合があり、内出血は最大2週間ほど残ることがあると案内しています。撮影の予定や帰国後すぐの出勤日がある場合、負担になり得ます。

3泊4日:熱を使うリフティングに経過確認を1日足せます

日程が1日延びると、熱を使うリフティングが現実的な選択肢に入ってきます。超音波リフティングの回復経過は比較的一貫して報告されています。フローニンゲン大学の研究チームが2023年に発表した収束超音波の系統的レビューは、693編を検索して16編を選定した結果、施術は中等度の痛みを伴い、浮腫を伴う場合と伴わない場合がある一過性の紅斑がほぼすべての患者に見られ、それ以外の有害事象は2%程度だったとまとめています。2025年にAesthetic Surgery Journal誌に掲載されたメタ分析でも、紅斑、浮腫、腫れ、内出血、圧痛が代表的な有害事象として挙げられ、おおむね軽度から中等度と記述されています。

持続時間を具体的に測定した研究もあります。2023年にDermatology and Therapy誌に発表されたランダム化比較試験では、参加者全員が軽度の紅斑と浮腫を経験し、その持続時間は2時間から48時間の間でした。ただし同じ研究は、見た目には現れない接触時の痛覚過敏が平均で約14日間続いたとも報告しています。目に見える反応と、触れたときの感覚が同じ速度で消えるわけではないということです。

高周波リフティングについては、顎下部の皮膚弛緩に温度制御式モノポーラ高周波を適用した前向き研究で、一過性の紅斑と浮腫、皮下出血が1〜5日以内に消失したと報告されています。美容皮膚科領域の高周波をまとめたレビュー論文は、600例以上を対象とした後ろ向き解析を引用し、90%が5〜20分以内に消える一過性の紅斑を経験し、5%では紅斑が最大72時間持続したと伝えています。この5%が、3泊4日の日程で経過確認の1日を残しておく理由です。

ウルセラとサーマクールのどちらが合うかは、滞在日数だけでは決まりません。たるみがどの層から始まっているか、回復に何日使えるか、痛みへの許容度はどうか。これらを併せて見る必要があります。この判断基準については、ウルセラとサーマクールの違いは?瑞草での選び方の基準で別途まとめています。

5日間:系統を分けて配置できる期間

5日間になると、1日にすべてを詰め込む必要がなくなります。私たちがこの期間でおすすめする組み方は、2日目に熱を使うリフティングを行い、腫れが落ち着く4日目にスキンブースターや水光系を入れ、最終日の午前に経過を確認する順序です。

同じ日に複数の系統を重ねると、その後に現れた反応がどちらの施術によるものか区別しにくくなります。数日空けておけばこの区別が可能になり、最初の施術の反応を見た上で2つ目の施術の強さや量を調整する余地も生まれます。

コラーゲン刺激系をご検討であれば、この期間から現実的な選択肢になります。ポリ乳酸系コラーゲン刺激剤の安全性と満足度を扱った2025年の前向き研究は、52例を150日間追跡し、発赤、痛み、硬結、腫れ、内出血といった注射部位反応が報告されたものの、多くは数日以内に落ち着いたとしています。この系統は組織反応がゆっくり進むため、施術直後の見た目だけで結果を判断しないよう、あらかじめご説明しています。

系統ごとの成分の違いが気になる方は、リジュランと水光注射の違いは?成分系統で見るスキンブースター選び方もあわせてご覧いただくと、ご相談時間の短縮につながります。

7日間:かさぶたのケアが必要な施術も視野に入ります

フラクショナルレーザー系は回復曲線の形が異なります。Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology誌に掲載されたリサーフェシングに関するレビューは、フラクショナルCO2レーザー後、大半の対象者が最初の7日間に浮腫と紅斑を経験し2週間後に消失したこと、表皮の再上皮化は4〜7日以内に行われたことをまとめています。上眼瞼の皮膚弛緩を対象にした連続波フラクショナルCO2レーザー研究では、かさぶたと滲出液、浮腫が10日以内に、紅斑を含む反応が14日以内に消失しました。

この系統の要点は、かさぶたが取れるタイミングを人為的に早めることができない点にあります。再上皮化が終わる前に刺激を与えると色素沈着のリスクが上がるため、私たちは7日間の日程でも施術を2日目に配置し、5〜6日目に経過を確認しています。顔全体を一度に施術するのではなく、部位を分けてご提案することも少なくありません。

夏場の屋外活動で日焼けした状態の場合、色素レーザーの時期そのものを見直す必要があることもあります。この判断は滞在日数とは別に、実際の肌状態を見て決定します。

到着当日と帰国前日の使い方

長距離移動の後は、腫れや肌のコンディションが普段と異なり、診断の基準が揺らぎます。航空便が遅れれば診療の予定も一緒にずれ、残りの日程の組み立てすべてに影響します。そのため私たちは、到着当日の施術はおすすめしていません。

反対に帰国前日は、新しい施術よりも経過確認に充てる方が向いています。この日に確認することで、帰国後のケアで何に気をつけるべきか、紫外線対策と保湿をどの程度続けるべきか、どのような症状が出たら連絡をいただくべきかを、実際の肌状態を見ながらご案内できます。帰国後のご連絡は、ご予約に使われたご相談チャネルをそのままお使いいただけます。この流れについては、施術後の回復、帰国後のフォローまでどうつながりますかにより詳しく記載しています。

旅行日程は多くの場合、週末を挟みます。私たちの瑞草院は土曜日と日曜日も10時から18時まで診療しており(受付締切16時30分)、施術日と経過確認日が曜日の都合でずれてしまう状況を避けられます。金曜日に施術を受け、日曜日に確認をした上で、月曜日の午前便で帰国するという組み方も可能です。

回復期間をどこで過ごすかも、あわせてご検討いただく価値があります。私たちのクリニックはUHフラット・ザ・瑞草アネックスの1階にあり、STATION by UHCアプリにクーポンコードを入力いただくと、UH SUITE、UH CONTINENTAL、UH FLAT SIGNATURE、UH FLATを提携価格でご利用いただけます。施術後の移動距離が短いほど、紫外線への曝露や車での移動時間を減らせます。

ご予約前に教えていただきたいこと

ご来院の最低2〜3日前までに、ご相談チャネル(カカオトーク・LINE・WeChat)からご予約いただくことをおすすめしています。韓国の電話番号をお持ちでなくても、LINEやWeChatでご予約を進めることができます。ご予約前に以下の項目をお知らせいただくと、初回のご相談で日程調整にかかる時間を短縮できます。

✅ 確認していただきたい項目

  • 仁川空港への到着日と時刻、帰国便の日付と時刻
  • 宿泊先の場所、またはご予約予定のエリア
  • もっとも気になる部位と、その部位で希望される変化の優先順位
  • 過去1年以内に受けた施術の名称、部位、時期、その後の反応
  • 服用中のお薬、抗凝固薬の使用有無、内出血しやすい体質かどうか
  • 帰国直後に予定されているイベントや撮影の有無
  • ご相談を進めやすい言語

これらの情報があれば、施術が可能かどうかを事前に絞り込んでご案内でき、現地で日程が合わず施術を見送るという状況を減らせます。日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しておりますので、日本語でのご相談も可能です。

費用はどこで確認できますか

私たちのサイトの施術費用のご案内ページに、項目ごとの価格を掲載しています。2026年8月29日時点で、ウルセラ300ショットは1,090,000ウォン、リジュランヒーラー2ccは290,000ウォンで、価格は変更になる場合があります。回復期間中に合わせてお問い合わせの多い高圧酸素チャンバーは30分100,000ウォンで掲載しており、瑞草院でのご相談を通じてご案内しています。

施術機器と注射剤、薬剤は正規品を使用し、施術前にお客様の前で開封してご確認いただいています。瑞草院の医療スタッフページに登録されている医師はキム・ギョンス代表院長お一人で、ご相談から施術まで同じ医師が担当します。キム・ギョンス代表院長はソウル大学校医科大学を卒業し、韓国と日本の医師免許を取得しています。

効果や回復の速さには個人差があります。ここまでにまとめた日数は、文献に報告されている一般的な経過を基にした計画上の目安であり、施術後に想定と異なる症状が現れた場合は、日程にかかわらず医療スタッフの確認を受けていただくことをおすすめします。

FAQ

到着当日に施術を受けることはできますか

当日のご予約は、ご相談チャネルにお問い合わせいただければ可能な時間帯をご案内します。ただし長距離移動の直後は腫れや肌のコンディションが普段と異なり診断の基準が揺らぎやすく、航空便が遅れると残りの日程全体に影響します。到着当日は予定を空け、翌朝に予約されることをおすすめします。

2泊3日でリフティングは無理がありますか

条件が合えば可能です。超音波リフティングについて2023年にDermatology and Therapy誌に発表された研究は、軽度の紅斑と浮腫が2時間から48時間持続したと報告しており、到着翌日の午前に施術を受け、帰国日の午前に短時間確認するという組み方であれば可能な場合があります。ただし紅斑が最大72時間続いた例も報告されているため、帰国直後のご予定が詰まっている場合は、注射系や低出力の高周波を先にご提案しています。

経過確認は必ず来院する必要がありますか

写真だけである程度は確認できますが、照明や角度によって紅斑の見え方が変わります。熱感や圧痛のように触れて初めて分かる項目もあります。ソウル滞在中に一度は直接拝見する方が確実で、帰国後はご予約に使われたご相談チャネルに写真とともに状態をお知らせいただければ、引き続き確認いたします。

週末を挟むと日程が遅れますか

私たちの瑞草院は土曜日と日曜日も10時から18時まで診療しています(受付締切16時30分)。平日は10時から20時まで(受付締切18時30分)で、昼休みなく診療しています。週末を含む短い日程でも、施術日と経過確認日を2日間隔で設定することができます。

複数の施術を一度に受ければ日程を短縮できますか

施術にかかる時間は短くなりますが、経過の観察はかえって複雑になります。同じ日に複数の系統を重ねると、その後に現れた反応がどちらの施術によるものか区別しにくくなります。5日以上滞在される場合は、2日間隔で分けて配置する組み方をおすすめしています。

瑞草院 診療のご案内

  • UH CELL瑞草院
  • ソウル特別市瑞草区盤浦大路16キル30 瑞草ロイウムジゼル(UHフラット・ザ・瑞草アネックス)1階
  • 電話:02-2135-4393
  • 診療時間:月〜金 10:00〜20:00(受付締切18:30)、土・日 10:00〜18:00(受付締切16:30)、昼休みなし
  • 地下鉄3号線 南部ターミナル駅6番出口から徒歩6分
  • 駐車場は基本2時間無料(超過分はスタッフにお申し付けください)
  • ご予約:カカオトーク・LINE・WeChatのご相談チャネル、ご来院2〜3日前を推奨
  • 通訳:日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐

日程がすでに決まっている場合は、到着と帰国の時刻をご相談チャネルにお送りください。残りの日数に合わせて、受けられる施術の範囲と経過確認のタイミングを先に整理してご案内いたします。