タレントの肌管理に学ぶ、撮影日から逆算する施術計画

2026年10月8日

  • リフトアップ

リフティングとスキンブースターの間隔は、「何ヶ月ごと」という固定ルールよりも、結果が必要な日から逆算したほうが精度が上がります。米国皮膚科学会は超音波リフティングの効果が2〜6ヶ月、高周波リフティングは約6ヶ月かけて表れるとし、スキンブースターは1ヶ月後の追加施術や4週間隔3回といった回数と間隔で計画されます。江南で相談先を選ぶ際は、肌の状態を確認したうえでの設計、滞在日程に合わせた計画、通訳対応、施術後に休める院内の移動のしやすさを確認してください。

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。「タレントのように肌の張りを保つには、リフティングやスキンブースターをどのくらいの頻度で受ければよいですか」というご質問を受けることがあります。私はこの質問に数字ひとつでお答えすることはありません。施術によって効果が表れる速さが違うため、まずいつ一番良い状態でいたいかを先に決める必要があるからです。

芸能人の管理から借りるのは頻度ではなく日付です

KBS WORLD TVが2025年に放送した「Got The Spot in Gangnam」は、インフルエンサーが江南のスポットを訪れて体験する番組です。画面に映るのは結果が仕上がった瞬間だけです。その瞬間をつくるには、結果がいつ表れるかを先に知る必要があります。

撮影やイベントの日程が決まっている方であれば、施術はその日から逆算して組み立てます。結婚式や卒業式、大事な発表の場など、一般の患者さまにも「この日に良い状態でいたい」という日があるはずです。その日を基準点にすると、「どのくらいの頻度で」という問いは「いつ何を始めるか」という問いに変わり、答えがぐっと具体的になります。

リフティングは効果が数ヶ月かけて表れます

リフティングは施術当日よりも数ヶ月先を見てスケジュールを組む施術です。米国皮膚科学会(AAD)は、超音波リフティングを1回受けると多くの場合2〜6ヶ月の間に緩やかなリフティングと弾力改善がみられ、追加施術でさらに効果を期待できると案内しています。当院の江南店で行っているウルセラは、この収束超音波の系統に入ります。

高周波リフティングは時間の流れが少し異なります。同じ案内の中で米国皮膚科学会は、高周波施術の直後にはある程度の引き締まりを感じるものの、コラーゲンが作られるには時間がかかるため、最も良い結果は約6ヶ月ごろに表れ、適切なスキンケアを続ければ効果が2〜3年続く場合があると説明しています。サーマクールはこの高周波の系統です。

維持期間については根拠の範囲も一緒に見ておく必要があります。Aesthetic Surgery Journal誌に2025年掲載されたHIFU(高密度焦点式超音波)のsystematic reviewは、肌の引き締まりやしわ改善といった結果が3ヶ月以内に表れ、最長で1年ほど続く場合があるとまとめ、12ヶ月以降の持続性については長期研究がさらに必要だとしています。そのため、リフティングの再施術時期はカレンダー上の固定周期で決めるよりも、前回の効果がどの程度残っているかをカウンセリングで確認してから判断するほうが、根拠に沿った考え方になります。

スキンブースターは回数と間隔で計画します

スキンブースターは「何回を何週間隔で」という単位で計画することが多い施術です。製品によって根拠が異なるため、代表的な2つに分けてご説明します。

スキンバイブ。米国FDAに提出された患者向け説明文書によると、臨床試験では初回施術の1ヶ月後に追加施術が認められており、実際に参加者の73%が追加施術を受けました。6ヶ月後には参加者に再施術が提案されています。この試験は21歳以上の成人を対象に頬の肌の滑らかさを測定したもので、6ヶ月時点で56%が改善を維持していました。アラガン・エステティックス(アッヴィ)が2026年6月に発表した首のしわへの適応承認の資料でも、最適な施術を行えば効果が6ヶ月持続し、1ヶ月後の任意の追加施術を含められるとしています。Managed Healthcare Executive誌のLogan Lutton氏も2026年、この承認内容を報じています。「6ヶ月」は臨床試験で効果を確認し再施術を提案した時点であり、すべての方に定められた反復周期ではありません。

リジュランヒーラー(ポリヌクレオチド、PN)。Journal of Cosmetic Dermatology誌に2024年発表されたRho氏らの調査では、韓国の皮膚科医235名が回答し、PN注射は4週間隔3回が最も多く推奨される方式でした。同じ調査でPNを使う回答者の79%が、高周波やHIFUといったレーザー・光機器と併用すると答えています。この数字は臨床現場の傾向を示す調査結果であり、特定の間隔が最も効果的であることを比較試験で示したものではありません。スキンブースターの種類ごとの研究根拠の違い(水光注射・エクソソームなど)については、別記事でより詳しく整理しています。

行事日から逆算した場合の目安

施術系統 効果が表れる時期(根拠) 行事日基準の開始時期
超音波リフティング(ウルセラなど) 1回後2〜6ヶ月で緩やかな改善(米国皮膚科学会) D-6ヶ月前後、遅くともD-2ヶ月
高周波リフティング(サーマクールなど) 最も良い結果は約6ヶ月(米国皮膚科学会) D-6ヶ月前後
リジュランヒーラー3回 4週間隔3回が多い推奨方式(Rho氏ら、2024) 初回はD-12週より前、最終回はD-4週ごろ
スキンバイブ 1ヶ月後に測定・追加施術、6ヶ月時点で確認(米国FDAラベル) 追加施術まで希望する場合はD-2ヶ月、1回のみならD-1ヶ月

注射系施術の最終回は、行事の直前に設定しないことをお勧めします。スキンバイブの首への臨床試験では、参加者から赤み、内出血、圧痛、腫れなどが報告されましたが、おおむね軽度で2週間以内に消失したと報告されています。首の1製品のデータのためすべての注射にそのまま当てはまるわけではありませんが、内出血や腫れが残る可能性のある期間を考えると、私は最終の注射と行事日の間に最低2週間以上の余裕を設けることをお勧めしています。

滞在日程が短い場合は順番が変わります

ソウルに2〜7日ほど滞在される場合、1回の来院で完結する施術と、複数回の来院が必要な施術を分けて考える必要があります。リフティングは1回の施術で計画でき、効果は帰国後数ヶ月かけて表れるため、短い日程でも組み込みやすい施術です。一方、4週間隔3回のように回数が必要な施術は、再来院の予定があるかどうかを先に確認しなければなりません。スキンバイブの1ヶ月後の追加施術も任意ですが、希望される場合は再来院が必要です。

そのため、カウンセリング前に次の内容を教えていただくようお願いしています。

  • 入国日と出国日
  • 効果が必要な日付(行事、撮影、旅行など)
  • 直近1年以内に受けたリフティング・注射系施術の名称と時期
  • 次回の訪韓予定の有無
  • 服用中のお薬

これら5つの情報があれば、今回の来院で行う施術と、次回に回す施術を、カウンセリングでその場で分けることができます。

相談先を選ぶ際に確認する4つのこと

「おすすめのクリニックは」とご質問いただいた際、私は名前よりも確認すべき項目を先にお伝えしています。以下の4つは、ここまで説明した日付からの逆算計画が実際に可能かどうかを分ける条件です。

  1. 肌の状態を確認したうえで設計するか。同じ張りの悩みでも、必要な施術は肌の状態によって異なります。当院の江南店では、個人の肌の状態を確認してから施術を設計しています。
  2. 滞在日程に合わせて順番を組むか。出国日と効果が必要な日付を一緒に考えたうえで、今回の来院で行う範囲を決める必要があります。
  3. 自国語や英語でカウンセリングできるか。江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。
  4. 施術後に休める場所までの院内の移動が短いか。当院の江南店はUHCグループのホテルであるUH FLAT SIGNATURE GANGNAMの建物内で、ホテルの付帯施設として運営されています。施術は個室で受けていただけ、このホテルにご宿泊の場合は宿泊先と施術スペースが同じ建物内にあります。ソチョ店はUH FLAT THE SEOCHO内にあります。

参考までに、私はソウル大学校大学院を卒業し、ソウル大学校病院にて研修を受けました。アラガン(ジュビダーム・ボトックス)のfacultyであり、ポテンツァ・ウルセラのZ Key Doctorとして活動しています。大韓臨床美容医学会の講師であり、大韓美容成形レーザー医学会の正会員です。

よくある質問|FAQ

リフティングとスキンブースターは同時に受けられますか?
同時に計画されることが多いです。Rho氏ら(2024)の調査でも、PN注射を使う回答者の79%が高周波やHIFUなどの機器と併用すると回答しています。ただし同日に受けるか数日空けるかは、肌の状態と滞在日程を踏まえてカウンセリングで決めます。

一度受けたリフティングはどのくらい持続しますか?
系統によって異なります。米国皮膚科学会は、高周波リフティングの効果が適切なスキンケアとともに2〜3年続く場合があるとし、HIFUのsystematic reviewは最長1年ほどとまとめています。次回の施術時期は、残っている効果を見てから判断することをお勧めします。

行事が1ヶ月後なのですが、今からリフティングを受けても意味がありますか?
リフティングの効果はおおむね2〜6ヶ月かけて表れるため、1ヶ月後の行事に間に合わせるのは難しいと考えられます。このような場合は、行事後を見据えてリフティングを開始し、行事には1ヶ月後の時点で効果が測定された根拠のある施術をカウンセリングで検討する方が現実的です。

効果が必要な日付と滞在日程を教えていただければ、江南店のカウンセリングで、今回の来院で行う施術と次回に回す施術を一緒に決めていきます。施術の詳しい情報はユーエイチセルクリニックのホームページでご確認いただけます。

※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。