帰国前に何をすべき?韓国クリニックへの依頼リスト

2026年8月19日

  • 高気圧酸素チャンバー

帰国前の肌回復、まず頼むべきは院内処置です

こんにちは。UHCELLクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長 キム・ヨンジンです。海外からお越しの患者様と施術後にお話ししていると、必ずと言っていいほど同じご質問をいただきます。「帰国してからはどうケアすればいいですか、韓国のクリニックに何を頼んでおけばいいですか」というご質問です。結論から申し上げると、最初のケアはご自宅で塗る製品からは始まりません。飛行機に乗る前に、院内で受ける酸素チャンバーとビタミンIV点滴という段階がまず先に来ます。この段階を飛ばしてホームケアに進んでしまうと、本来もっとも回復が進みやすい時間を活かせないまま過ごすことになります。

なぜ「塗るケア」より「入れるケア」を先に考えるべきか

施術直後の肌は、表面のバリア機能が一時的に弱くなっている状態です。この時期にクリームや美容液を塗るだけでは、吸収の効率に限界があります。静脈内点滴に関する海外の医療情報では、経口摂取や外用は消化・吸収の過程で有効成分が目減りしやすいのに対し、点滴のように血管へ直接投与する方法は消化器官を経由しないため吸収効率が高く、効果が早く実感されやすいと説明されています。血中に直接投与されたビタミンや抗酸化成分の効果は、数日から一週間程度は持続すると紹介されることが一般的です。

この違いは単に「早いか遅いか」だけの話ではありません。施術直後の数日間は、肌が自ら回復反応を起こしている時期であり、その時期にどれだけ効率よく栄養と水分を届けられるかが、その後数日間の赤み・むくみ・つっぱり感の出方に影響します。ですから私たちは、施術当日にホームケア製品をご案内する前に、院内で受けられる処置から順番を組み立てるようにしています。

酸素チャンバーが回復期に果たす役割

酸素を用いた皮膚ケアに関する情報では、継続的な酸素供給が血行を促進し、なめらかで自然な血色や弾力のある肌のトーンを取り戻す助けになるとされ、保湿力を高めて水分を肌の深い層まで届ける効果も紹介されています。施術直後はこの血行促進の効果が特に重要です。わずかな刺激を受けた組織に酸素と栄養がスムーズに届くことで、回復のスピードが上がるためです。

ただし、酸素チャンバーを一度受けただけですべての回復が完了すると言い切ることはできません。肌の状態、施術の強さ、回復反応の速さには個人差があります。ですから、カウンセリングの段階でどの施術をどの程度の強さで受けるかに合わせて、酸素チャンバーとビタミンIV点滴をいつ、何回受けるかを一緒に決めることが順序として理にかなっています。

帰国便までの時間で確認しておきたいこと

短い日程でお越しになる方ほど、「いつまで何をしてはいけないか」を最も気にされます。一般的な施術後の注意点として案内される内容では、施術後3日間はアルコール成分を含む製品を避け、少なくとも1週間は美白効果の強い製品やピーリング系のような刺激の強い製品の使用を控え、少なくとも24時間はメイクを避けることが推奨されています。

この基準を帰国スケジュールに当てはめると、短くて2泊3日、長くても1週間以内で滞在される方にとっては、「帰宅してから何をするか」よりも「韓国にいる間に何を終わらせておくか」のほうが重要な問いになります。アルコール・刺激成分を避ける期間とメイク再開の時期を先に計算しておけば、機内でも、帰国後すぐに日常へ戻るタイミングでも、無理なケアをせずに済みます。

アジア人の肌が特に注意すべき色素沈着(PIH)

皮膚科領域の系統的レビューによると、炎症後色素沈着(PIH)はアジア系を含む有色の肌でとりわけ起こりやすい合併症の一つとされています。同レビューでは、日焼け止めの継続使用がPIHの予防においてもっとも一貫して効果を示した対策であり、トラネキサム酸やビタミンCなどの美白系成分を組み合わせることも予防の一助になると報告されています。施術直後にすぐ長距離フライトや強い日差しにさらされる予定がある場合、この対策をあらかじめ整えているかどうかが、数日後の肌トーンを左右することがあります。

私たちのカウンセリングでは、施術の種類にかかわらずこの点を必ず確認します。特に旅行日程に屋外での活動や長時間の移動が含まれる場合は、紫外線対策の方法と、トラネキサム酸・ビタミンC配合ケアをいつから始めるかを具体的にご案内しています。

施術の種類によって外用再開のタイミングが異なります

すべての施術に同じ回復基準を当てはめることはできません。施術の種類によって、洗顔や外用製品を再開してよいタイミングは異なります。ハイフ(高密度焦点式超音波)系の施術では、当日から洗顔や基本的なスキンケアが可能な場合が多い一方、ポテンツァのようなニードリング系の施術やピーリング系の施術では、少なくとも24時間が経過してから外用製品の使用を再開することが推奨されます。

この違いを踏まえずにすべての施術へ同じ基準を当てはめてしまうと、まだ回復が必要な部位に早すぎるタイミングで製品を塗ってしまったり、逆にすでに再開してよい時期なのに不要にケアを遅らせてしまったりします。そのため私たちは施術を設計する段階で、「いつから何を塗ってよいか」を施術ごとに分けてご案内し、複数の施術を組み合わせて受けられる場合には、もっとも遅い再開時期に合わせて全体のスケジュールを調整しています。

江南店がこの回復導線をどう設計しているか

私たちの江南店は、UH FLAT SIGNATUREギャンナムホテルの建物の中にあります。別の建物にある提携クリニックではなく、ホテルの付帯施設として運営されている構造のため、ホテルにご宿泊の方に限り、酸素チャンバーとビタミンIV点滴を無料でご利用いただけます。施術は個室で行うことができ、回復に必要な時間を、移動することなく同じ建物の中で処置と休息の両方に充てていただけます。

海外からお越しの患者様のために、日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しており、回復段階で気になることが出てきた場合にも、母国語でその場で確認していただけます。診断はまず個々の肌の状態を確認したうえで施術を設計する流れで進め、回復計画もこの診断結果と滞在日程を合わせて決めています。帰国前のケアに関しては、以前ご案内したアフターケアは施術費込みか別料金かを確認する順番もあわせてご参照いただくと、費用面での確認がしやすくなるかと思います。

FAQ

帰国前に酸素チャンバーやビタミンIV点滴を必ず受けるべきですか

必須ではありませんが、滞在日程が短く回復時間が限られている場合は、吸収効率の高い院内処置を受けておくことが、帰国後の自宅ケアだけに頼るよりも効率的です。施術の種類や強さによって必要かどうかは変わりますので、カウンセリング時にご確認ください。

帰国後、どの製品からケアを再開してよいですか

施術の種類によって異なります。ハイフ系の施術は当日から基本的な洗顔とスキンケアが可能な場合が多いですが、ニードリング系やピーリング系の施術は少なくとも24時間経過後からの再開が一般的です。アルコール成分を含む製品は少なくとも3日間、美白・ピーリング系の刺激成分を含む製品は少なくとも1週間程度は避けることが推奨されます。

長時間のフライトを控えていて色素沈着が心配です

アジア系の肌は炎症後色素沈着が比較的起こりやすいとされています。紫外線対策を徹底し、トラネキサム酸・ビタミンC配合のケアを組み合わせることでリスクを抑える助けになります。長時間の移動や屋外での予定がある場合は、カウンセリング時に事前にお伝えいただければ、日程に合わせてご案内いたします。

酸素チャンバーとビタミンIV点滴は何回受ければ効果がありますか

肌の状態や施術の強さによって必要な回数は異なります。1回でも助けにはなりますが、複数の施術を組み合わせて受けられる場合や、回復がゆっくりな場合は、滞在期間中に追加で受けることも選択肢になります。回数をあらかじめ決めるより、カウンセリングを通じて個別に調整することをおすすめします。

通訳なしでもカウンセリングを受けられますか

江南店には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しており、母国語でカウンセリングと回復に関するご案内を受けていただけます。回復段階で気になることが出てきた場合は、帰国前に通訳を通じて確認しておかれることをおすすめします。

帰国のご予定と施術計画を一緒に確認されたい方は、江南店のホームページ(https://uhcell.com/ja)からカウンセリングをご予約いただけます。