
色素と毛穴の治療、帰国後の経過管理と次回来院の目安は?
2026年9月21日
- スキンケア
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色素(シミ)と毛穴の治療を同じ滞在でまとめて受けた場合、本当の経過管理は帰国してから始まります。シミは治療を止めると数か月で元の状態に戻る傾向が文献で繰り返し報告されており、毛穴に使う高周波マイクロニードルも3〜4週間隔で複数回行う前提で研究が設計されているため、一度の滞在ですべてを終えることはできません。ここでは帰国後最初の1か月に何を守るか、そして次回の来院時期をどの基準で決めるかを整理します。
こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。色素と毛穴をまとめてカウンセリングされた方から、施術当日よりもむしろ多く聞かれるのが「帰ってから何をすればいいですか」という質問です。私はこの質問を、施術計画を立てる段階から一緒に扱うようにしています。帰国後の数か月をどう過ごすかによって、今回の滞在で何を先に行うかが変わってくるためです。
一度の来院で終わらない理由
色素と毛穴は、どちらも複数回の施術を前提に研究が設計されている領域です。
まずシミ側から見ていきます。PubMedに抄録が公開された2022年の韓国人患者20名を対象とした半顔比較研究では、ピコ秒1,064nmピコトーニングとQスイッチ1,064nmトーニングを2週間隔で5回行い、その結果を比較しました。両方式ともシミの重症度指数が改善し、両者の間に統計的に有意な差はありませんでした。この研究の設計自体が5回の施術を前提にしています。
毛穴側も同様です。Navyadevi氏らがJournal of Cutaneous and Aesthetic Surgery誌(2024年)に報告した前向き研究は、患者44名に高周波マイクロニードルを3週間隔で4回行い、最終セッションの1か月後に評価しました。Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology誌(2018年)の予備研究では、患者19名全員で肌質と萎縮性ニキビ跡が中等度以上改善し、毛穴サイズは93.75%の患者で中等度以上改善したと評価されましたが、この研究も2〜6回の施術を終えた患者を対象としています。サンプル数が小さい予備研究である点は差し引いて読む必要があります。
文献で使われている間隔をそのまま当てはめると、2泊3日や4泊5日の滞在にこの回数をすべて収めることは難しくなります。そのため私は、最初の来院を「完結」ではなく「基準点をつくる回」として説明しています。
シミはどの程度戻るのか
再発の傾向は数字として報告されています。
British Journal of Dermatology誌2025年の付録に掲載された系統的レビューの抄録は、経口トラネキサム酸とレーザーを併用した研究群をまとめ、併用群がレーザー単独に比べてシミの重症度指数をさらに12〜15%低下させ、治療中止から6か月後の再発率は平均20%未満だったと整理しています。このレビューが扱った経口薬は1日250mgを基準とし、投与期間の中央値は12週間でした。経口薬の服用可否は全身の危険因子を含めた診療の中で判断すべき事項であり、旅程に合わせて自己判断で決めるものではありません。
維持療法そのものを検証した研究もあります。臨床試験登録番号NCT05710068として登録され、PubMed Centralに公開された半顔研究では、参加者15名のうち11名が8か月の過程を完了しました。既存治療の2か月時点で全員のシミ重症度指数が64%減少し、その後は既存治療を中止した状態で、片方の顔だけ高周波マイクロニードルを毎月継続しました。6か月後の追跡調査では、治療しなかった側は11名中7名(63.6%)がもとの状態に戻った一方、高周波を続けた側は改善状態が維持されていました。
参加者11名を分析した小規模な研究であるため、一般化には注意が必要です。それでもこの結果をカウンセリングでお伝えするのは、真皮を狙った施術が色素の維持にも役立つ可能性を示しているからです。毛穴のために受ける高周波施術が、色素管理の面でも一定の役割を果たす可能性がある、という程度に受け止めていただくのが適切です。
帰国後最初の1か月を左右するのは紫外線対策
色素施術後の管理では、紫外線対策が研究プロトコルの条件に組み込まれるほど重視されています。Scientific Reports誌(2025年)に掲載されたシミの低フルエンスレーザー研究は、最終施術後1か月間の厳格な紫外線対策を求め、試験期間中は他の光治療の併用を禁止しました。Frontiers in Medicine誌(2023年)の無作為化評価者盲検試験でも、全参加者に紫外線対策の指導を行い、研究期間中は他のレーザーやケミカルピーリングを禁止しています。
帰国後1か月間、私が必ずお伝えしているのは次の3点です。
| 期間 | 肌に起きていること | この期間に守ること |
|---|---|---|
| 帰国直後1〜2週間 | 施術部位の紅斑と角質の整理、かさぶたがあれば脱落 | 紫外線対策を徹底、保湿中心のケア、角質を無理に剥がさない |
| 2週間〜1か月 | 色素反応が落ち着く時期。炎症後色素沈着が出るとすればこの時期が中心 | 新しい角質ケア製品や強い成分を追加しない、変化を写真で記録する |
| 1〜3か月 | 高周波施術部位のコラーゲン再構築が続く時期 | 次回施術の時期をカウンセリングで相談、日常的な紫外線対策を点検 |
炎症後色素沈着は多くの場合レーザー施術後4週間以内に現れますが、それより遅れて出ることもあると報告されています。帰国後に色が濃くなったと感じた場合は、自己判断で角質ケアや美白製品を増やすより、写真を送っていただく方が安全です。江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しており、母国語で状態を説明し、回答を受け取っていただけます。
次回の来院時期を決める基準
「何か月後にまた来ればいいか」という質問に、ひとつの数字で答えることはできません。何を続けたいかによって間隔が変わるためです。
| 続けたい施術 | 文献で使われた間隔 | 次回来院の決め方 |
|---|---|---|
| シミのトーニング回数 | 2週間隔5回の設計が報告されている | 現地で継続できるか先に確認し、難しければ滞在を長めに取るか再来院の周期を設計する |
| 毛穴の高周波回数 | 3週間隔4回、または1か月間隔の設計が報告されている | 1回の来院につき1回を目安に、旅行計画に合わせて3〜4週間以上の間隔を取る |
| コラーゲン反応の確認 | 最終セッションの1か月後に評価する研究設計 | 最初の施術から最低1か月経過した時点で再評価する |
| 色素維持の点検 | 中止から6か月時点で再発が観察された報告がある | 6か月を超える前に状態を点検する |
この表は文献で使われた設計をそのまま示したものであり、実際の間隔は診察と肌の反応によって調整します。最初の施術後に紅斑が長く続いた方は次回までの間隔を長めに取り、1日で落ち着いた方は文献の設計に近い間隔で予定を組みます。
Niaz氏らがClinical, Cosmetic and Investigational Dermatology誌(2025年)に発表した系統的レビューは、高周波マイクロニードルを単独療法として分析し、有色人種の肌ではダウンタイムが短い傾向にあると整理する一方、他の併用療法やフラクショナルレーザーと比較した根拠は一貫していないと述べています。回数や間隔を一つの文献だけで固定しない理由がここにあります。
再来院時の院内の移動
再来院は、最初の来院よりも短い日程で済むことが多くなります。すでに肌の状態を確認する基準があり、前回の反応を把握したうえで始められるためです。
私たちの江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAMの建物内にあります。施術を終えてエレベーターで客室に上がり休むことができる院内の移動になっているため、施術直後の数時間を屋外に出ずに過ごしていただけます。色素施術後の紫外線対策が結局その日の過ごし方にかかっているという点で、私はこの部分をカウンセリングの中で先に確認するようにしています。
UHC系列ホテルにご宿泊の方は、酸素カプセル30分とビタミン点滴のうちいずれか一方を無料でお選びいただけます。両方をご利用になる場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。詳しい条件は公式プロモーション案内でご確認いただけます。
再来院前のカウンセリングに向けて準備しておきたいこと
- 前回の施術後に撮った写真。可能であれば同じ場所、同じ照明、同じ角度で月1回
- 帰国後に新しく使い始めた化粧品と服用した薬
- 色が濃くなったと感じた時期と、その頃の屋外での活動
- 紅斑やかさぶたが何日で落ち着いたか
- 今回の滞在日数と帰国便の時刻
同じ照明で撮った1枚の写真は、言葉で説明する何行分よりも正確です。
今回の滞在で何を組み込むかを先に決めたい方はシミと毛穴は同日に治療できる? 江南UH CELLの判断基準を、帰国直前に受けられる施術を探している方は帰国前日でも受けられる施術はある? ダウンタイムで見る順位を合わせてご覧いただくと予定が立てやすくなります。
よくある質問|FAQ
帰国後に国内の病院で回数を続けても大丈夫ですか?
続けている方はいらっしゃいます。ただし同系統の機器でも出力や照射方式が異なるため、前回どの方式でどの程度の強度を使ったかの記録を伝えていただく方が安全です。診療記録や施術内容のご請求をいただければ整理してお渡しします。
維持ケアをしないと元に戻ってしまいますか?
シミに限って言えば、治療を中止した側で6か月以内にもとの状態に戻った参加者が多かったという小規模研究の報告があります。参加者11名の研究のため、個人差をそのまま説明するものではありません。輪郭がはっきりした色素斑は経過が異なる傾向があります。
毛穴は施術直後よりも後から良くなると聞きましたが本当ですか?
高周波マイクロニードルの研究の多くは、最終セッションから1か月前後の時点で評価するよう設計されています。真皮のコラーゲン反応が時間をかけて進むためです。帰国直後に鏡で判断するより、1か月ほど経った写真と比較することをおすすめします。
紫外線対策はいつまで気をつければいいですか?
研究プロトコルの中には、最終施術後1か月間の厳格な対策を求めた例があります。シミがある方はその期間が過ぎても日常的な紫外線対策を続ける方がよいでしょう。色素は紫外線への露出に反応して再び濃くなることがあります。
次に来るときは何日くらい見ておけばいいですか?
続けたい内容によって異なります。高周波の1回分だけを組み込む来院であれば短い日程でも可能ですし、色素と毛穴を再びまとめて行う場合は回復日を挟む余裕が必要です。再来院の前に写真を送っていただければ、日程の長さから一緒に決めていきます。
※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。
