色素沈着と毛穴、同時に治療できますか?江南での診断の順番

2026年8月21日

  • 美肌レーザー

色素沈着と毛穴、一緒に良くなりますか

こんにちは。UHCELLクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長 キム・ヨンジンです。「色素沈着と毛穴を一度に治すことはできますか」というご質問を、診療の中でよくいただきます。結論から申し上げますと、この二つは肌のどの層で起きているか、そして原因そのものが異なるため、同じ施術一回で同時に解決できるとは限りません。ただし診断の順番をきちんと立てれば、一度のご相談と一つの治療期間の中で、両方を並行して管理する設計は可能です。今日は、なぜこの二つを同じ施術でひとまとめにできないのか、そして私たちが実際にどの順番で診断し設計しているかをお話しします。

色素沈着と毛穴は、なぜ同じ問題ではないのか

色素沈着はメラニン色素が過剰に作られたり、不均一に広がったりした状態です。メラニンに関する医学的な説明によれば、メラニンが表皮のみにとどまっている場合は茶色に見え、真皮まで下がっている場合は灰色や青灰色を帯びる傾向があり、両方が混ざると茶灰色に見えるとされています。一方、毛穴が広がって見える現象は色素の問題ではなく、皮脂腺の大きさと分泌活動から始まります。クリニーブランドクリニックの説明によると、皮脂腺から分泌された皮脂と古い角質が毛穴の中にたまることで、毛穴が物理的に大きく見えるようになります。つまり色素沈着はメラニン細胞の問題であり、毛穴は皮脂腺と角質代謝の問題で、発生の仕組みそのものが異なるのです。

色素沈着、表皮型か真皮型かで治療計画が変わる

色素沈着のご相談で最初に確認するのは、色素が表皮にとどまっているのか、真皮まで下がっているのかという点です。医学的な資料によると、表皮型の色素は茶色を帯び、比較的治療への反応が早い傾向がある一方、真皮型や表皮と真皮が混在する混合型は灰色や青灰色を帯び、改善までに時間がかかる傾向があるとされています。ニキビや肌への刺激の後にできる炎症後色素沈着については、米国国立医学図書館が公開する医学文献(StatPearls)によると、表皮のみにとどまる炎症後色素沈着はおおむね6か月から12か月で大きく改善する一方、真皮まで及ぶ場合はより長い期間が必要で、永続的に残ることもあるとされています。そのため私は問診の際、「いつ頃からできたのか」「ニキビや施術、刺激のあとにできたものか」「色は茶色に近いか、灰色に近いか」をまず確認します。この三点だけでも色素が表皮側にとどまっているのか、より深い層まで及んでいるのかをある程度見極めることができ、その後どの波長・どの出力の施術を選ぶかが変わってきます。

毛穴が広がって見える原因、皮脂腺の大きさと活動量

毛穴の大きさは皮脂腺の大きさと分泌活動量に比例する傾向があるという点は、複数の皮膚科領域の資料で共通して説明されています。医学誌に掲載された研究によると、皮脂の分泌量が多いほど毛穴が大きく見える相関関係がはっきりと確認されており、同じ研究では年齢や性別も毛穴の大きさに関わる要因として報告されています。また皮脂腺は加齢とともに毛穴周囲の肌の弾力が落ち、真皮の支持構造が弱まる影響も同時に受けるため、若い頃からの広い毛穴と、加齢とともに目立ち始めた広い毛穴とでは、原因の比重が異なることがあります。鼻や頬の内側のように皮脂腺が集中している部位(いわゆるTゾーン)で毛穴が特に目立つのも、同じ理由からです。そのため毛穴のご相談では、皮脂の分泌量、毛穴が目立つ部位、弾力低下の有無を分けて確認しています。

色素と毛穴を同時に治療しようとするときのジレンマ

二つの問題を同じ日に同じ強さで同時に押し進めると、かえって逆効果になることがあります。炎症後色素沈着に関する医学的な説明では、ニキビや刺激、そして肌への施術そのものが新たな炎症後色素沈着を引き起こす原因になり得るとされています。つまり毛穴の改善を目指して刺激の強い施術を強くかけると、その刺激が新しい炎症後色素沈着を作り出してしまうリスクがあるのです。逆に色素を消すことに集中した強いピーリングやレーザーを、刺激に敏感な肌に適用すると、毛穴周囲の組織が腫れたり、一時的にかえって目立って見えたりすることもあります。そのため二つの問題を並行して扱う場合は、「どちらを先に、どの程度の強さで進めるか」という順番の設計が必要です。一般的には、炎症や刺激が進行中の部位をまず落ち着かせ、色素の層を確認したうえで、色素治療と毛穴治療の強さを分けて配分する方法が安全とされています。

ご相談で確認する診断項目

  • 色素が茶色に近いか、灰色や青灰色を帯びているか
  • 色素がニキビや施術、刺激のあとにできたものか、もともとあったものか
  • 毛穴が目立つ部位はTゾーンか、頬全体か
  • 普段の皮脂分泌量が多い方か、季節や生理周期で変化するか
  • 直近1か月以内に他の施術や強いピーリングを受けたことがあるか
  • 色素と毛穴のどちらを優先したいか(一度に同じ強さで両方を扱うのが難しい場合が多いためです)

UHCELLクリニックでの診断から回復までの設計

私たちはUH FLAT SIGNATURE 江南の建物の中で、診断・施術・回復を同じ動線の中で行っています。ご相談の際は肌の状態を色素の層、毛穴の部位、皮脂分泌量という基準で分けて確認したうえで、色素側にはCO2フラクショナルレーザーやピコ系機器のように表皮と真皮のうち狙った層にエネルギーを届ける方式を、毛穴と皮脂コントロール側にはポテンツァのような高周波マイクロニードリング方式を、必要に応じて分けて設計します。二つを同じ日に同じ強さで一度に進めるのではなく、状態に応じて順番と間隔を分けて進めることが多くなっています。施術後は、宿泊のお客様に限り無料でご案内している酸素チャンバーとビタミンIV点滴を通じて、同じ建物内で回復までつながる動線をご用意しています。短い滞在日程でお越しになる方も、施術と回復の間で移動をすることなく整えられるようにするためです。私はソウル大学大学院を修了し、ソウル大学病院で研修を受けた後、Allergan社のジュビダーム・ボトックスのfacultyを務め、ポテンツァとウルセラのKey Doctorとしても関わっています。江南院には日本語、中国語、英語の通訳スタッフが常駐しており、ご相談の過程で言語による行き違いが生じないよう努めています。

施術後、色素の再発を防ぐための管理

紫外線は色素沈着を引き起こす最も大きな原因の一つとされています。皮膚科領域の資料によると、紫外線への曝露はメラニンの生成を刺激し、既存の色素をより濃くしたり、新しい色素病変を引き起こしたりする主な原因になるとされています。そのため色素治療を受けた直後は、普段以上に紫外線対策が重要になります。私たちは施術直後の日焼け止めの塗布タイミングと塗り直しの間隔、そしていつから角質ケア製品を再開してよいかを施術の種類ごとにご案内しており、色素のある部位は一定期間、スクラブや強めのマッサージなど物理的な刺激を避けていただくようお伝えしています。毛穴側については、皮脂分泌が再び増える時期を見ながら、必要に応じてケアの周期を調整しています。

FAQ

色素沈着と毛穴は、必ず別々に治療しなければなりませんか

必ずしも完全に分ける必要はありません。ただし同じ日に同じ強さで両方を一度に強く進めることは避ける方が安全です。診断の結果に応じて順番と強さを分け、同じ治療期間の中で並行して管理する設計が可能です。

色素が茶色か灰色かは、どのように確認しますか

目視での観察と問診(いつ頃からできたか、どのようなきっかけでできたか)を合わせて確認します。茶色系は表皮側にとどまっている可能性が高く、灰色や青灰色系はより深い層まで及んでいる可能性を示唆する傾向があるため、ご相談時に色味と発生時期を合わせて確認しています。

毛穴の治療後、再び広がることはありますか

皮脂の分泌量は季節やホルモンの変化、年齢によって変わることがあるため、施術後もケアが必要です。私たちは施術後の皮脂分泌の変化を見ながら、ケアの周期を調整しています。

短い滞在日程でも診断から回復まで対応できますか

診断後に決まる施術の強さや回数によって異なりますが、私たちは同じ建物の中でご相談、施術、回復(酸素チャンバー・ビタミンIV点滴)までつながる動線をご用意しており、短い滞在日程でも管理できるようにしています。正確なスケジュールは診断後のご相談でご案内します。

色素沈着と毛穴の両方が気になっている方は、まず色素の層と、毛穴が目立つ原因を分けて確認する診断から始めていただくことをお勧めします。施術後の回復動線については施術後の酸素チャンバー、使えるクリニックかどうかの見極め方でも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。以上、江南UHCELLクリニック代表院長 キム・ヨンジンでした。最後までご覧いただきありがとうございました。