
芸能人のような施術スケジュールは、ホテル内の皮膚科で組めますか
2026年9月8日
- スキンケア
ホテル内皮膚科と芸能人の施術ルーティン
江南院はUHCグループのホテル建物の中にあり、客室と診察室の間を屋外に出ずに移動できます。芸能人の施術管理で使われているのは、撮影日から逆算して施術を配置する考え方で、同じ組み立て方は2泊から6泊の渡韓日程にもそのまま使えます。ポイントは施術名ではなく、表面がどこまで回復した状態で次の予定に臨むかです。
カメラの前に立つ人のスケジュールは、次に顔が映る日から逆算して決まります。その日までに入れられる施術だけを選び、残りは後回しにします。短期間だけソウルに滞在する海外の患者さんも、構造としては同じです。帰国便の時刻が先に決まっていて、それまでに腫れと赤みがどの程度まで落ち着いている必要があるかも、実はもう決まっているのです。こんにちは。江南院代表院長の金淵振です。初診で施術名より先に日程を尋ねるのは、この逆算がすべての土台になるからです。
逆算思考で診察室が決めていること
テレビや配信で見る江南の美容ルーティンは、たいてい結果の場面だけが映ります。施術を終えた顔、店で選んだ製品、次の現場へ向かう移動。実際に診察室で決めているのはその手前の部分で、画面には映りません。
私たちが診察で判断しているのは三つです。今のこの肌の状態でエネルギーを入れてよいか、入れるならどの深さの層までにするか、そして次の施術まで何週間空けるかです。同じ名前の機器を同じ回数受けても、この三つの判断が違えば仕上がりは変わります。
海外からソウルへ向かう流れそのものは、統計にも表れています。保健福祉部が2025年4月に公表した2024年の外国人患者誘致実績によると、その年に韓国で診療を受けた外国人の実患者数は117万人に達し、日本と中国で全体の60.0%、米国が8.7%、台湾が7.1%を占めました。診療科の中では皮膚科の増加率が194.9%と最も高く、韓国保健産業振興院が公表した統計分析報告では、外国人患者全体の85.4%がソウルに集中していることも示されています。渡航先として江南が選ばれる理由の一部は、この集中そのものにあります。
リフティングを頻繁に受けない理由
超音波リフティングと高周波リフティングは、熱で真皮とその下の層に凝固点を作り、体がその部分を修復する過程で新しいコラーゲンが作られるよう促す施術です。Journal of Cosmetic Dermatology誌が2025年に掲載した集束超音波のレビュー論文は、コラーゲン線維の分子内水素結合が摂氏57度から58度あたりでほどけ始め、65度で完全な変性に至るとまとめています。同じ学術誌が2025年に発表した組織学研究では、施術後14日目と90日目の組織を比較したところ、90日の時点で成熟したコラーゲンと線維芽細胞の指標が明確に増え、新しく合成されたエラスチンも有意に増加していました。
つまりリフティングの結果は、およそ3か月かけて完成します。そのため江南院では超音波・高周波リフティングを6か月から12か月の間隔で案内し、その間の期間は水分・キメ・色素を整える施術で埋めます。長く画面に映り続ける人の肌がいつも一定に見えるのは、間隔の長い施術と短い施術を層のように使い分けているからです。
表面の回復状態で分ける施術系統
滞在日数が短いほど、機器の名前の数に振り回されると判断が遅れます。施術後に肌の表面がどうなるかという基準で分類すると、日程が組みやすくなります。以下は江南院が海外からの相談で実際に使っている分類です。
| 系統 | 代表的な施術 | 施術後の表面の状態 | 日程で確保する期間 |
|---|---|---|---|
| エネルギー系リフティング | ウルセラプライム、サーマジーFLX、ソフウェーブ、オリジオX | 角質層は保たれる | 当日から翌日の赤みと軽い腫れ |
| 注入系 | リジュラン、ジュベルック ボリューム、スキンバイブ、スキンブースター | 注射痕が残る | 24時間から48時間 |
| マイクロニードル高周波 | ポテンツァ | 微細な穴とかさぶた | 2日から3日 |
| 色素レーザー・ピーリング | ピコトーニング、皮膚レーザー | 角質の再生が必要 | 再生完了まで個別に判断 |
この表はあくまで日程を組むための目安です。実際の待機時間は照射強度、皮膚の厚み、普段の回復速度によって変わるため、診断のうえで調整します。施術後にいつから化粧を再開できるかについては、系統別の再開目安と渡航スケジュールをまとめた記事でさらに詳しく解説しています。
診療記録の守秘義務が定める範囲
顔が仕事に直結する人がクリニックを選ぶとき、最初に確認するのは記録が外に漏れないかです。この部分はクリニックごとの対応方針以前に、法律で決まっています。韓国の医療法第19条は、医療人や医療機関の職員が診療業務、診断書や証明書の作成、診療記録の閲覧や写しの交付、電子カルテの管理業務を通じて知り得た他人の情報を漏らしたり公表したりすることを禁じています。同法第21条第2項は、患者本人以外の第三者に診療記録を閲覧させたり写しを交付したりする行為も禁止しています。
この義務は狭く解釈されていません。韓国の法制処が案内する判例紹介では、死亡した患者の秘密も保護の対象に含まれるとされ、患者の死後に手術歴と関連写真をインターネットのコミュニティに投稿した医師の行為が、旧医療法第19条が禁じる秘密漏示にあたると判断された例が示されています。この原則はすべての患者に等しく適用されます。
江南院が特定の来院者について事実確認を行わないのも、同じ理由です。根拠なく誰かが来院したと答えてしまえば、そのクリニックは他の患者の記録も同じように扱いかねないというメッセージになります。著名人がどのような基準でクリニックを選ぶかは、江南の皮膚科をどんな基準で選ぶかを扱った記事で別途整理しています。
芸能人の体験談を広告に使えない理由
韓国では、クリニックの宣伝に著名人の施術体験談を使うこと自体が規制の対象です。医療法第56条第2項第2号は、患者に関する治療経験談のように、消費者が治療効果を誤認するおそれのある広告を禁止しています。保健福祉部は2022年に発表した違法医療広告の点検結果の中で、医療機関から協賛や費用支援などの対価を受け取った事実を明示した体験談投稿であっても、禁止される治療経験談広告に該当するとの見解を示しました。同じ条文は、客観的事実を誇張する広告や比較広告も併せて制限しています。
海外から情報を探す立場では、この規制がもどかしく感じられるかもしれません。検証できる体験談が多いほど判断しやすくなるのは事実です。ただ見方を変えれば、韓国のクリニックのサイトに著名人の名前と施術前後の写真が並んでいる場合、それ自体が規定の範囲外にあるという合図になります。代わりに確認できるのは、医療者の学歴や研修歴、機器メーカーが認定した資格のように、公開文書で裏づけられる情報です。
江南院代表院長の金淵振は、ソウル大学大学院を修了し、ソウル大学病院で研修医を経験しました。アラガン社のジュビダームとボトックスのファカルティ、ポテンツァとウルセラのZキードクターを務めています。大韓臨床美容医学会の講師であり、大韓美容成形レーザー医学会の正会員でもあります。瑞草院代表院長の金京洙はソウル大学医学部を卒業し、韓国と日本の医師免許を同時に取得しました。日本から来院される方にとっては、自国の免許制度で確認できる情報であるため、相談の初めに交わす確認事項が一つ減ります。
ホテル建物の中でつながる動線
江南院と瑞草院はともにUHCグループのホテル建物の中にあります。江南院はテヘラン路8ギル13のWDビルにあるUH FLAT SIGNATURE江南の2階と3階を、瑞草院は盤浦大路16ギル30のUH FLAT The瑞草を使っています。診察室はホテルの付帯施設として、建物内にそのまま設けられています。この位置づけによって、客室と診察室の移動は建物の中だけで完結します。
この構造が実際に変えるのは、施術直後の数時間です。熱を使う施術のあとには赤みとほてりが、注入系のあとには注射痕が残ります。この状態で地下鉄に乗って宿泊先を探す代わりに、エレベーターで客室へ上がれれば、冷却と安静をすぐに始められます。翌日の経過確認も、予約時間にロビーへ降りるだけで済みます。
施術は個室で行います。待合スペースで他の患者と顔を合わせる時間を減らしたい方が、この形式を希望するケースが多くあります。江南院には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しており、診断結果の説明、施術前の確認事項、帰国後のケア案内を通訳を介して同じ場で整理できます。
回復ケアとしては酸素チャンバーとビタミンIVドリップを用意しています。この二つはホテルの宿泊客に限り無料で提供しています。宿泊と回復プログラムが同じ建物の中でつながる形で、宿泊しない場合は利用条件が変わるため、予約の段階で確認しておくことをお勧めします。ホテル内で施術と回復をどう配分するかは、宿泊型の日程設計を扱った記事にまとめました。
2泊から6泊まで、実際の組み立て方
滞在日数によって、入れられる施術の組み合わせは変わります。以下は江南院が相談時に提案する基本の骨格で、診断結果に応じて調整します。
| 滞在 | 配置の例 | 組み込みにくい施術 |
|---|---|---|
| 2泊3日 | 到着日に診断と相談、翌日にエネルギー系リフティングかスキンブースターを1回、出国日に経過確認 | マイクロニードル高周波、色素レーザー |
| 3泊4日 | 診断後にリフティング、1日空けて水分系を追加、出国前に経過確認 | 再生期間が必要なピーリング |
| 4泊5日 | リフティングと注入系を分けて配置し、赤みの回復期間を確保 | 強めの剥離系施術 |
| 5泊6泊 | マイクロニードル高周波も組み込み可能、かさぶたが取れるまで経過を見る | 個別に判断 |
帰国前日に受ける施術は、種類を絞って決めます。機内は湿度が低く、座席で肌をケアしづらいため、最終日は表面が開くタイプの施術を避け、経過観察とホームケアの説明に時間を使います。
同じ施術名でも仕上がりが違う理由
配信で見た組み合わせをそのまま希望される方もいらっしゃいます。その要望自体は良い出発点です。ただ、同じ名前の施術でも、照射の深さやショット数、部位ごとの配分は、皮膚の厚みと脂肪層、たるみの向きによって変わります。薄い皮膚に強い設定をそのまま当てはめると、仕上がりではなく回復期間だけが延びます。
そのため江南院では、診断の段階で次の項目を先に確認します。直近3か月以内に受けた施術とその部位、現在使用中の外用薬と内服薬、紫外線への曝露歴、そして色素沈着の傾向です。夏場の屋外活動で日焼けした状態のまま色素レーザーを進めると炎症後色素沈着のリスクが上がるため、順番を組み替えます。診断から設計、施術、経過確認までを同じ医療者が続けて担当するのも、この調整を途中で見失わないためです。
FAQ
特定の芸能人がこのクリニックで施術を受けたか教えてもらえますか
お答えできません。医療法第19条は、医療人と医療機関の職員が業務を通じて知り得た他人の情報を漏らしたり公表したりすることを禁じており、この義務は患者の職業にかかわらず同じように適用されます。来院の事実そのものも保護の対象です。
韓国語が話せなくても相談は可能ですか
江南院には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。診断結果の説明、施術前の注意事項、帰国後のケア案内を通訳とともに進めており、予約時に使用言語をお知らせいただければ、その言語に対応するスタッフが対応します。
ホテルに宿泊しなくても酸素チャンバーは使えますか
酸素チャンバーとビタミンIVドリップは、ホテルの宿泊客に限り無料で提供している回復ケアです。宿泊しない場合は利用条件が変わるため、予約の段階でお問い合わせください。
リフティングを受けましたが、効果をすぐに感じません
超音波・高周波リフティングの変化は数週間かけてゆるやかに現れます。Journal of Cosmetic Dermatology誌が2025年に発表した組織学研究では、成熟したコラーゲンと新しく合成されたエラスチンの増加が施術後90日の時点ではっきり確認されました。すぐに引き締まった感覚を求めるより、3か月後の状態を基準に評価する方が実態に近くなります。
初めての渡韓で、何から決めればよいですか
まず日程からお決めください。到着日と出国日、そして帰国後に顔を出す予定があるかをお知らせいただければ、その中に収まる施術の範囲が最初に絞られます。そのあとの診断で、どの層を扱うかを決めていきます。
ソウル滞在の日程が固まりましたら、日付と使用言語をあわせてお知らせのうえ、ご相談のご予約をお願いいたします。診療時間と所在地、予約方法はuhcell.comでご確認いただけます。
