高圧酸素チャンバーで細胞から整える、江南のアンチエイジング管理

2026年8月20日

  • 高気圧酸素チャンバー

高圧酸素チャンバーで細胞から整える、江南のアンチエイジング管理

こんにちは。UHCELLクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長 キム・ヨンジンです。海外からいらっしゃる患者様から「ソウルで質の高いアンチエイジング管理を受けられるクリニックはありますか」というご質問をよくいただきます。まず私の考えをお伝えすると、アンチエイジング管理の核心は高価な化粧品ではなく、体の中の細胞一つひとつがきちんと酸素を受け取れているかどうかにあると考えています。その管理の中心にあるのが高圧酸素チャンバーで、当院では診療スペースと同じ建物内、ホテル2階の専用エリアに設置し、施術から回復までを一つの動線で完結できるようにしています。

高圧酸素治療のしくみ

高圧酸素治療とは、大気圧より高い圧力環境で100%純酸素を呼吸する治療法です。通常、体内の酸素は主に赤血球によって運ばれますが、赤血球はサイズが大きいため、非常に細い毛細血管の末端までは届きにくい区間があります。加圧されたチャンバーの中では、酸素が血漿に直接溶け込む「溶解型酸素」という形になり、この粒子は赤血球より小さいため、普段は酸素供給が難しい毛細血管の先まで到達できます。相談の際、私はこの仕組みを「血液という配送トラックを使わず、酸素自身が泳いで届きに行くイメージ」とご説明しています。

テロメア研究が示していること

細胞老化を語るうえで欠かせない指標がテロメアです。テロメアは染色体の末端を保護する構造体で、細胞分裂のたびに少しずつ短くなり、加齢とともにその長さが減っていくことが知られています。テルアビブ大学とシャミール医療センターの研究チームが2020年に学術誌Agingで発表した前向き臨床研究では、64歳以上の健康な成人35名を対象に90日間で60回の高圧酸素治療を行った結果、T細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞など複数の免疫細胞でテロメア長が20%以上有意に増加したと報告されています。同研究では、老化した免疫細胞(senescent cell)の割合が同時に減少したことも確認されました。研究チームはこの結果を、繰り返しの高圧酸素曝露が細胞レベルで老化関連の指標を改善しうる根拠として解釈しています。

ただし、この研究は60回という反復プロトコルを3か月かけて行った結果であり、対象者も特定年齢層の健康な成人35名に限られています。ですので私は相談の際、「1、2回のセッションでテロメアが伸びる」といった過度な期待は禁物だとお伝えしています。アンチエイジング目的の高圧酸素治療は、単発のイベントではなく積み重ねの管理として捉えるのが、研究結果に沿った考え方です。

施術直後の回復における即効性

テロメアのような長期的な変化とは別に、高圧酸素治療は皮膚科施術や美容施術直後の短期的な回復にも実際的な役割を果たします。組織に供給される酸素量が増えると、傷の治癒に必要なコラーゲン合成や血管再生が促され、むくみの原因となる炎症反応も比較的早く落ち着く傾向があります。リフティングやレーザー施術の直後に腫れや内出血が気になる方に酸素チャンバーの利用をお勧めしているのはこのためです。長期的な細胞再生の観点と、施術直後の即時回復の観点、この両方があるからこそ、当院では酸素チャンバーをアンチエイジングプログラムと術後回復ケアの両方に位置づけています。

ホテル2階に酸素チャンバーを配置した理由

当院江南店はUHCグループ系列のホテル内に位置しており、酸素チャンバーとビタミンIV点滴のスペースは、診察室のような硬い雰囲気ではなく、ホテル2階の静かでプライベートな区域に設けています。この配置には明確な理由があります。高圧酸素治療の効果は全身の血液循環がスムーズなときにより出やすい一方で、患者様が緊張したり待機中にストレスを感じたりすると、循環そのものが収縮してしまうことがあります。完全にリラックスした状態で治療を受けられる環境をつくることが、管理効果を最大化する条件の一つだと判断しました。

特に短い日程でソウルを訪れる海外の患者様にとって、この動線は実務的な意味を持ちます。施術を受けたフロアから数歩移動するだけで回復エリアがあり、宿泊も同じ建物内で完結するため、移動にかかる時間と体力を抑えられます。酸素チャンバーとビタミンIV点滴はホテル宿泊者には無料で提供しており、個室での施術も可能です。

利用前に必ず確認していただきたいこと

高圧酸素チャンバーは安全性の高い治療ですが、事前に知っておいていただきたい点がいくつかあります。チャンバー内の圧力が上がる過程では、飛行機が着陸するときのように耳が詰まったような感覚が出ることがあります。この場合は、唾を飲み込んだりあくびをしたりして鼓膜内外の圧力を調整すると、多くの場合自然に解消されます。中耳炎を患っている方や、ひどい風邪で鼻や耳が詰まっている状態の方は圧力調整が難しい場合がありますので、相談の段階で必ずお申し出ください。閉所恐怖症をお持ちの場合も、事前にお伝えいただければ進め方を調整いたします。

細胞が呼吸できる状態をつくる管理

私は診察室でアンチエイジングについてお話しするとき、特定成分のクリームや高価なアンプルよりも、体内の酸素供給そのものを整えることに重きを置いています。肌に何かを塗る管理は表面で完結しますが、細胞一つひとつに酸素が十分行き渡っているかどうかは、表皮の下で起きている問題だからです。当院がリフティングやスキンブースターといった個別施術の設計とは別に、高圧酸素治療をアンチエイジングプログラムの一つの柱として位置づけているのも同じ理由です。施術でつくった変化を体がどれだけうまく回復し、維持できるかは、結局のところ循環と酸素供給にかかっています。

FAQ

高圧酸素チャンバーは1回どのくらいの時間がかかりますか

研究で使われたプロトコルでは、1回のセッションが約90分でした。回復ケア目的で単発利用される場合と、アンチエイジングプログラムとして繰り返し利用される場合とでは推奨時間や回数が異なることがありますので、ご相談の際に目的に応じてご案内いたします。

施術当日にすぐ酸素チャンバーを利用できますか

施術の種類や部位によって異なります。切開や侵襲度の大きい施術の直後は安静を優先し、ある程度回復が進んでから利用をお勧めする場合もあります。正確なタイミングは担当医師との相談で決定します。

酸素チャンバーは痛みを伴いますか

チャンバー自体が痛みを引き起こすことはありません。ただし圧力が上下する際に耳の詰まり感を覚えることがあり、これは唾を飲み込む、あくびをするといった動作で多くの場合調整できます。

毎回費用がかかりますか

当院江南店のホテル宿泊者には、酸素チャンバーとビタミンIV点滴を無料でご提供しています。宿泊の有無や利用目的によってご案内が変わりますので、ご予約時にご確認ください。

テロメアが伸びると実際に若返るのですか

テロメア長の増加は、細胞老化を示す指標の一つが改善したことを意味しますが、これをそのまま見た目の若返りと断定することは難しいです。繰り返しの高圧酸素治療が細胞レベルの老化関連指標に良い変化をもたらしうる、という研究結果として理解していただくのが正確です。

ご不明な点がございましたら、UHCELLクリニック 江南店のホームページからご相談をご予約いただけます。