
40代の韓国美容医療|ウルセラとサーマクールはどちらを先に受けるべき?
2026年8月18日
- ウルセラリフト
こんにちは!
ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。
短い日程で来院される40代の患者様から、「ウルセラとサーマクール、どちらがいいですか?」というご質問をよくいただきます。
まず結論からお伝えすると、この2つは必ずしも二者択一ではありません。
ウルセラ(HIFU・高密度焦点式超音波)とサーマクール(RF・高周波)は、アプローチする皮膚の層や仕組みが異なります。そのため、3〜7日ほどの短い滞在では、「どちらを選ぶか」だけでなく、「どちらを先に受けるか」「続けて受ける場合はどの順番にするか」「帰国までにどの程度の回復期間を確保できるか」まで考えることが重要です。
40代の肌には二つの変化が同時に起きる
カウンセリングを伺っていると、40代の患者様は多くの場合、二つのお悩みを同時にお持ちです。
一つはフェイスラインが崩れて中顔面が下がってくる構造的な変化、もう一つは小じわやくすみ、ハリの低下といった表面的な変化です。
この二つが別々の時期に起きるのではなく、同じ時期に重なって現れる点が、40代を他の年代と分ける特徴だと考えられます。
人の生体分子の構成は年齢とともに緩やかに変わるのではなく、特定の時期に急激な変化が起きるとされ、その一つ目の転換点は平均44歳前後にあるとされています。
「緩やかに変化しているのではなく、劇的な変化が実際に起きている」「40代半ばは劇的な変化の時期であり、それはどの分子群を見ても当てはまる」と説明されています。
皮膚や筋肉に関わる分子、代謝や心血管に関わる分子でも、この時期にまとまった変化が観察されたとのことです。
つまり40代半ばは、肌だけを取り上げても、それ以前とは違う局面に入る時期だといえます。
女性の場合はここに更年期によるホルモン変化が重なります。
女性は閉経後最初の5年間で肌のコラーゲンの約30%を失い、その後も年間約2%ずつ減少し続けるとされています。
エストロゲンはコラーゲンを作る線維芽細胞に働きかけますが、閉経によってこの信号が弱まることでコラーゲンの生成が減り、既存のコラーゲンの分解も早まるためです。
そのため40代のカウンセリングでは、「小じわが増えた」という表面的なお悩みと「フェイスラインが崩れた」という構造的なお悩みを別々に考えるのではなく、実際には同じ時期に進行している二つの変化として、あわせて考える必要がある場合が多いのです。
ウルセラが届く層、サーマクールが届く層
ウルセラプライムは超音波エネルギーを肌の深い部分、特にSMAS(表在性筋膜)
まで届け、その層に熱凝固を起こす方式です。SMASは筋膜に近い構造的な支持層のため、ここに刺激を加えることで、コラーゲンが再生される過程を通じて、たるみを引き上げる方向の変化につながります。
超音波画像を確認しながら施術できるため、どの深さにエネルギーを当てているかを確認できる点も特徴です。
サーマクール FLXは高周波エネルギーで主に真皮層に熱を伝え、コラーゲンを収縮させながら再生を促す方式です。
SMASより浅い層に作用するため、肌のキメやハリ、毛穴の見え方など、肌表面に近い変化に関わります。
チップを肌に密着させてエネルギーを伝えるため、部位ごとの密着度や痛みの感じ方も、施術を行ううえで考慮するポイントになります。
二つの機器を「どの層にアプローチするか」という点から整理すると、次のようになります。
| 項目 | ウルセラ プライム(HIFU) | サーマクール FLX(RF) |
|---|---|---|
| 主な作用層 | SMAS(表在性筋膜)、真皮深部 | 真皮層全体 |
| 仕組み | 超音波エネルギーによる局所的な熱凝固 | 高周波エネルギーによる真皮の加温・収縮 |
| 期待される変化 | たるみの改善、構造的なリフトアップ | 肌のキメ、ハリ、毛穴の見え方の改善 |
| 効果の現れ方 | 施術後のコラーゲン再生過程を経て徐々に | 施術直後の引き締め感に加え、その後のコラーゲン再生 |
| 個室での施術 | 可能 | 可能 |
なぜ一つだけでは足りないケースが多いのか
この表を見るとその理由が分かります。
ウルセラだけを受けると構造的な支持は改善されますが、真皮のキメやハリまで十分に整えることはできません。
反対にサーマクールだけを受けると、肌のキメやハリにはアプローチできますが、SMAS層まで下がった中顔面の構造そのものを引き上げるには限界があります。
40代のように構造の変化と肌表面の変化が同じ時期に重なって現れる場合、それぞれ異なる層にアプローチする施術を組み合わせて検討する理由はここにあります。
これに加えて、最後の段階にスキンブースターを組み込む理由も同じ考え方に基づきます。
リジュランやスキンバイブといった注射系のスキンブースターは、真皮内の水分量や組織の反応にアプローチする施術のため、熱を使った施術後の肌に、うるおいやキメを整える目的で取り入れることがあります。
私たちはカウンセリングの際、肌の厚み、たるみの出方(表情によるものか、無表情時にも見られるものか)、これまでの施術歴などを確認したうえで、この三つのうちどれを、どの順番で組み合わせるかを判断しています。
すべての患者様に三つすべてをお勧めするわけではなく、肌の状態によっては、一つだけで十分な場合もあります。
3〜7日の滞在で実際に組める順番
短いご滞在の中で最も多く伺うのが「これを全部受ける時間はありますか」というご質問です。
韓国では2024年に外国人患者が約117万人に達し、そのうち85.4%にあたる約100万人がソウルで受診しています。
短い日程でソウルを訪れる方にとっては、それだけ「数日のうちに施術と回復をどのように組み合わせるか」が実際の判断材料になります。
私たちがご案内している一般的な順番は次の通りです。
初日の肌の状態の確認で構造的なたるみが確認された場合、まずウルセラプライムを行います。
SMAS層へのアプローチは、施術後に大きな腫れやダウンタイムが生じない場合も多く、当日の移動にも大きな支障が出にくい傾向があります。
続いて1〜2日の間隔を空けてサーマクールFLXで真皮層の引き締めを行い、滞在の最後の段階でスキンブースターを取り入れ、うるおいやキメを整えるという流れです。
ただし、お一人おひとりの肌状態やたるみの程度によって、施術の順番や組み合わせは変わります。この進め方を初回のカウンセリング前に一律に決めることはできません。
短い日程でダウンタイムの少ない施術順を具体的にまとめた記事はソウル3泊4日でも叶うダウンタイムの少ない肌施術の順番でご確認いただけます。
回復が施術と同じ建物内で完結できるメリット
構造にアプローチする施術と肌表面にアプローチする施術を、同じ滞在期間の中で順番に受けるには、施術そのものだけでなく、その間の回復時間も重要になります。
私たちの江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAMホテルの建物内2階・3階にあり、ソチョ店はUH FLAT ザ・ソチョの中にあります。
個室の診療室で施術を終えた後、別の場所へ移動することなく、同じ建物内の客室に戻って休んでいただけます。
UHCホテルの宿泊者は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のどちらか一つを無料で利用できます。
両方を利用する場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。
短い滞在の中で、回復のために別の場所へ移動する必要があると、それ自体が次の施術までの時間を確保するうえで負担になる場合があります。
施術後すぐに休める環境が同じ建物内にあることは、短い日程で複数の施術を受ける際の選択肢を広げる一つの要素になります。ただし、回復環境が施術の効果そのものを保証するものではありません。
内部リンク:回復室に関する具体的なご案内は「施術後すぐに休める韓国のクリニックはありますか」にまとめています。
カウンセリングで必ず確認していること
施術の順番を決める前に、私たちが必ず確認する項目があります。
- たるみが表情を作ったときに目立つのか、無表情のときにも出ているか
- 肌の厚みと皮下脂肪の分布、SMAS層までの距離
- これまでに受けたリフティング・フィラー・スキンブースターの施術歴と時期
- 現在服用中のお薬や、あざができやすい体質かどうか
- ご滞在可能な日数と、帰国前に確保できる回復時間
これらのうち、どれか一つでも確認できていない状態で、施術の順番を先に決めることはお勧めしていません。
よくある質問|FAQ
ウルセラとサーマクールを同じご滞在中に両方受けても大丈夫ですか?
可能です。
ただし同じ日に両方を行うより、肌の状態を確認したうえで、一日または二日の間隔を空けて順番に受けていただくことが多くなります。
最終的な間隔と順番は、肌の状態を確認したうえで決定します。
スキンブースターはリフティング施術の直後に受けられますか?
リジュランやスキンバイブといったスキンブースターは、熱を使った施術で刺激を受けた組織がある程度落ち着いてから行うのが一般的です。
カウンセリングの際に、お一人おひとりの回復の状態を確認しながら時期を決めています。
酸素カプセルとビタミン点滴は施術を受けた方だけが利用できますか?
UHCホテルの宿泊者は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のどちらか一つを無料で選べます。
両方を利用する場合、ビタミン点滴は55,000ウォンです。
施術後の回復時間に合わせて利用される方もいます。
3泊4日の日程では何種類くらいの施術を受けられますか?
肌の状態や回復のスピードによって異なります。
構造的なたるみと肌表面の変化が両方見られる場合でも、3泊4日の中で施術の順番を分けて進められるかどうかは、初日のカウンセリング後にご案内しています。
ご相談や診療はどの言語で受けられますか?
江南店には日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しており、肌の状態の確認から施術のご説明まで、希望する言語でご案内を受けていただけます。
短いご滞在でリフティングをご検討中でしたら、どの機器を選ぶかより先に、肌の状態を確認したうえで、ご自身に合った施術の順番を確認することをおすすめします。
※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診断・施術計画については、専門医にご相談ください。
