
リフティングで頬がこけるという話、どこまで本当でしょうか
2026年8月20日
- スキンケア
「リフティングを受けて頬がこけたという話を聞いて…」
昨日の相談で出た言葉です。
この心配には理由があります。
ただ、リフティングを受けたから起きることというより、どこにどれだけ入れたかで分かれる話に近いのです。
私はこの質問を受けたとき、機器の話から始めません。
まずその方の顔で、守るべき場所と整えるべき場所を分けます。

頬がこけて見えるのはどんな状況でしょうか
リフティング機器の多くは、熱や超音波のエネルギーを肌の中の特定の深さに届けます。
真皮下部、皮下脂肪層、顔を支えるSMAS層がよく挙げられる層です。
問題は皮下脂肪層です。
この層にエネルギーが過度に入ると、もともと多くない脂肪がさらに減って見えることがあります。
ですから同じ施術でも結果が分かれます。
- 顔に肉づきがある方:ラインが整う方向に見えます
- 中顔面がすでにこけている方:痩せた印象がより際立つことがあります
私は相談でまず顔の脂肪分布を見ます。
同じ年齢、同じたるみ具合でも、ここで計画が変わります。
多く入れることと、うまく入れることは違います
ショット数を増やせばより良くなると考える方が多くいらっしゃいます。
私はそう見ていません。
リフティングで大切なのは総量ではなく配置です。
あご下のように支持力が必要な部位と、頬のようにボリュームを守るべき部位を分ける作業が先です。
無理にエネルギーを入れると、かえってこけや不自然なラインが生まれます。
必要な部位に必要なだけ。これが私の基準です。
肌の厚みも一緒に見ます。
肌が薄い方なら同じ強さでも反応が違って出ることがあり、より慎重に進めます。

部位ごとに分けて見る理由
顔はひとかたまりではありません。
目もと、こめかみ、頬骨まわりは皮膚が薄く敏感です。
反対に頬や輪郭は組織が比較的厚く、同じエネルギーでも反応が違います。
中顔面がこけて見える方には、その部位を避けるか強さを下げます。
代わりに、たるみが進んだ下側に集中します。
こう分けると結果が変わります。
顔全体を均一に扱うより、崩れたバランスを整え直すことに近いのです。
私はこの過程を、引き上げるというより整えると説明しています。

ご相談ではこうしたことを伺います
頬のこけが心配でいらした方には、次を確認します。
- 最近、体重の変化があったか
- 中顔面やこめかみがこけて見えると感じるか
- これまでに受けたリフティング施術と、そのときの経験
- 写真でどの部分が一番気になるか
三つ目はとくに大切です。
以前の施術歴は今回の設計に影響します。
ボリュームが足りない状態なら、リフティングだけで進めません。
何を補い何を整えるか、順番を一緒に決めるほうが安定します。
よくある質問(FAQ)
頬のこけが心配なら、リフティングは受けないほうがよいですか。
そうではありません。部位と強さを調整すれば進められる場合が多くあります。ただし顔の脂肪分布を確認してから計画を立てることが先です。
ショット数が多いほど効果は高いですか。
そうとは言いにくいです。総量より、どの部位にどの深さで用いたかが結果に影響します。
一度こけたら元に戻せませんか。
状態によって進め方が変わります。個人差がありますので、現在の状態を確認したうえで相談で一緒に整理するのがよいでしょう。
痩せているのですがリフティングは可能ですか。
可能な場合が多いですが、脂肪が少ない部位は避けるか強さを下げる設計が必要です。相談で部位ごとに分けて確認します。
リフティングで頬のこけを避ける方法は、強さをただ下げることではありません。
守るべき部位と整えるべき部位を分けるところから始まります。
ユーエイチセルクリニック 江南店では、肌の厚みと顔の脂肪分布、たるみの方向を確認したうえで、必要な範囲をご相談でご案内します。
※個人差があります。正確な診断・治療方針については専門医にご相談ください。
以上、ユーエイチセルクリニック 江南店のキム・ヨンジン代表院長でした。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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