ソウル瑞草の皮膚科、初診当日はどんな流れで進みますか?

2026年8月31日

  • その他

TL;DR: 初診当日は受付(パスポート確認)、カウンセリング(通訳同席、写真と施術歴の確認)、施術設計、正規品開封確認、施術、注意事項説明、経過観察の順で進みます。出発前の「オンライン相談」の実体は、LINE・カカオトーク・WeChatのトーク画面に気になる部位の写真と施術歴、滞在日程を送っていただくことです。カウンセリングだけ受けて、施術は次回に決めていただいても構いません。

こんにちは。瑞草UH CELLクリニック代表院長のキム・ギョンスです。私は韓国と日本、両方の医師免許を持っています。「初めてなので何を持っていけばいいですか」「まずカウンセリングだけ受けても大丈夫ですか」というご質問を、毎週相談チャットでいただきます。日本からお越しになる方は、これに「クレジットカードは使えますか」「通訳はいますか」が加わることが多いです。

当日の流れを事前に知っておいていただくと、カウンセリングの時間のほとんどを肌の相談に使うことができます。逆に、施術歴が整理されないまま来院されると、まず確認作業に時間がかかってしまいます。今回は私どもの瑞草院を基準に、初診当日がどのように進むのか、各段階で何を準備していただくとよいのかを順番にお伝えします。

当日の流れを七段階に分けると

段階 何をするか 準備するもの 通訳同席
1. 受付 予約者確認、基本問診票の記入 パスポート、予約に使ったトーク画面 必要に応じて
2. カウンセリング 気になる部位の確認、肌状態と施術歴の聴取 服用中の薬、施術歴、アレルギー・既往歴 あり
3. 施術設計 部位と層、順序、回復期間の相談 滞在日程、帰国便の日付 あり
4. 正規品開封確認 使用する機器・注射・薬剤を目の前で開封 なし あり
5. 施術 設計した範囲に沿って進行 コンタクトレンズケース、ヘアゴムなど個人用品 必要に応じて
6. 注意事項説明 当日とその後数日のケア方法を説明 メモまたはトーク画面への保存 あり
7. 経過観察・お帰り 反応確認後にお帰りいただき、以降は経過を相談 相談チャット(LINE・WeChat・カカオトーク) あり

七段階とお伝えしましたが、全員が7番まで進むわけではありません。2番のカウンセリングで一度持ち帰り、検討される方も多く、その判断自体は自然なことだと考えています。

出発前にメッセージで送っておくと良い情報

海外からお問い合わせいただく方が最も多く尋ねるのが、ビデオ通話でのカウンセリングの有無です。私どもが実際にご案内しているのは、トーク画面を通じた事前確認です。LINE・WeChat・カカオトークで以下の項目を送っていただくと、来院前におおよその方向性を整理でき、当日のカウンセリングをそこから始めることができます。

  • 気になる部位の写真:無表情のときと笑ったとき、正面と45度側面。室内の自然光で加工なしに撮影した写真が判断の助けになります。
  • 直近1年以内の施術歴:製品名、部位、時期、その後の反応。リフティング機器や注射系の施術歴は、今回の設計の強度と間隔を左右します。
  • 服用中の薬とサプリメント、アレルギーと既往歴。
  • 滞在日程:入国日、帰国日、途中に入っている予定。赤みや腫れが残る可能性のある日を避けて順序を組む必要があるためです。
  • 優先したい変化:肌のきめなのか、たるみなのか、色素なのか。一度にすべてを扱うより、順序を決めたほうが回復の負担は軽くなります。

来院予約は最低でも2〜3日前に相談チャットでご連絡いただくことをお勧めしています。当日予約をご希望の場合もトーク画面でお問い合わせいただければ、対応可能な時間帯をご案内します。韓国の電話番号がなくても、LINEとWeChatで予約が完結します。回復期間の過ごし方については、施術後の回復、帰国後のフォローまでどうつながりますかという記事にまとめています。

受付でパスポートを確認する理由

受付段階では、予約者ご本人であることと基本情報を確認します。外国人の患者様にはパスポートをご持参いただくと、氏名表記と予約情報の照合がスムーズです。パスポートの英字氏名とメッセージアプリで使っているニックネームが異なることは珍しくなく、この照合ができないと受付から時間が延びてしまいます。

美容目的の施術は健康保険が適用されない自費診療です。国内の健康保険資格確認の手続きとは性質が異なり、パスポートは本人確認とカルテ作成のために使用するものとご理解ください。

カウンセリング:結論より原因の分解が先です

カウンセリングでは、機器の名前から話を始めません。同じ「たるんで見える」という表現でも、原因は一つではないからです。真皮の密度や弾力が落ちて小じわが目立つ場合、皮下脂肪やボリュームが移動して輪郭線がぼやける場合、表情のくせで特定のラインに折れ目ができる場合では、それぞれアプローチが変わります。

そのため、まずどの部位がいつ頃から気になり始めたか、写真ではどの角度で目立つか、無表情時と表情時で差があるか、過去の施術後にどんな反応があったかを分けて確認します。この過程で、最初に想定されていた施術と違う方向性が見えてくることもあります。

瑞草院の医師ページに登録されている医師は私一人で、カウンセリングと施術を同じ人間が続けて担当します。カウンセリングで判断した深さと配分が、そのまま施術台まで引き継がれるということです。

瑞草院には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。通訳が特に重要になるのはカウンセリングと注意事項説明の場面です。施術そのものより「どんな反応が正常範囲で、どんな兆候が出たら連絡すべきか」を正確に受け取っていただくほうが、回復期間の不安を減らせると考えています。

施術設計で実際に決まること

設計段階でご相談する内容は、大きく三つです。

一つ目は、どの層を扱うかです。真皮中心か、それより深い層かによって選択肢が変わり、同じ機器でも適用する深さと配分が変わります。

二つ目は、回復にどれだけの日数を使えるかです。短期滞在の方と余裕を持って滞在される方とでは、設計を同じにはできません。帰国便の日付を最初にお伺いするのはこのためです。

三つ目は、ショット数や容量といった数字をどう配分するかです。総量が同じでも、フェイスラインに集中させる場合と下顔面全体に広く伸ばす場合とでは、結果の性格が異なります。数字を確認される際は「何ショットか」と合わせて「どの部位に何ショットずつ入るか」も一緒に確認していただくことをお勧めします。

効果や回復経過には個人差があります。カウンセリングでお伝えするのは期待できる方向性と評価時期であり、結果を断定してお約束するものではありません。

正規品開封確認はどの段階に入るか

私どもの瑞草院は、施術に使用する機器・注射・薬剤を施術直前にお客様の目の前で開封し、確認していただいています。設計が終わり施術が始まる直前、つまり四番目の段階です。

設計が終わっていて初めて実際に使う製品が確定し、開封のタイミングが施術直前であって初めて、確認したその製品がそのまま使われるというつながりが成立します。確認の際は、製品名と容量表記、包装状態を一緒にご覧ください。気になる点はその場で質問していただいて構いません。通訳スタッフが同席している時間帯でもあります。

施術後には、どの製品をどの部位にどれだけ使用したかがカルテに記録されます。次回来院時、そして帰国後に別の場所でカウンセリングを受けられる際にも、この記録が根拠になります。

費用と支払い、公開されている情報と事前に確認すべきこと

韓国では、自費診療費用について医療機関が患者に分かりやすく示すことが法律で定められています。韓国の医療法第45条は非給付診療費用の告知義務を定めており、告知または掲示した金額を超えて徴収することを禁じています。また保健福祉部令である医療法施行規則は、告示で列挙された非給付項目について、診療前に項目と価格を患者本人または保護者に直接説明するよう定めています。韓国憲法裁判所は2023年の決定文で、この規定の変遷をそのまま引用しています。

私どもの瑞草院も、公式サイトの「診療費用のご案内」ページに項目別の金額を掲示しています。2026年8月29日時点の例では、ウルセラ300ショット1,090,000ウォン、サーマクール300ショット1,390,000ウォン、ソフウェーブ120ショット1,090,000ウォン、リジュランヒーラー2cc290,000ウォン、高圧酸素チャンバー30分100,000ウォンです。金額は変動することがありますので、来院時点の掲示内容でご確認ください。

ただし、掲示だけでは分からない項目もあります。カウンセリング料の有無、海外発行カードの利用可否、現金や簡易決済の取り扱い範囲は医療機関ごとに異なり、私どもも来院前にトーク画面で確認していただくほうが正確だとお伝えしています。出発前に相談チャットで一言お問い合わせください。

外国人観光客向けの美容医療サービスに対する付加価値税還付の特例は、2016年の保健福祉部告示とともに始まった期限付き制度です。韓国企画財政部は2025年の税制改編案で、この特例を2025年12月31日をもって終了する方針を示しました。その後、適用期限を2029年12月31日まで延長する租税特例制限法の改正案が国会に発議されたと、2026年8月に報道されています。状況が変わる可能性がある事項ですので、来院時点で改めてご確認ください。

カウンセリングだけ受けてお帰りいただいても構いません

当日に必ず施術まで受けなければならないわけではありません。カウンセリングで設計内容を聞き、見積もりと回復期間を確認したうえで、次回来院時に施術を受ける方も実際にいらっしゃいます。

お勧めしたい場面もあります。到着当日で移動の疲れが残っている場合、直近に別の施術を受けていて間隔を空けたほうがよい場合、帰国までの残り日数が回復期間より短い場合です。こうした状況では、日程を組み直すほうが結果にとっても良い選択になります。

カウンセリングで整理した設計内容はカルテに残るため、次回来院時に最初から説明し直す必要はありません。

施術後の注意事項とその後

施術が終わると、院内で注意事項をご案内します。当日の洗顔とメイク、体温が上がる活動、飲酒、紫外線曝露、そして数日間避けていただきたいケア項目が含まれます。赤みや腫れ、熱感といったよく見られる反応と、その持続期間、どのような場合に連絡が必要かについても合わせてお伝えします。

反応の程度と期間には個人差が大きくあります。想定範囲を超える痛み、引かない腫れ、水ぶくれや浸出液のようないつもと違う兆候があれば、自己判断せず相談チャットに写真を添えてご連絡ください。帰国後も予約に使ったトーク画面はそのまま残っているため、経過のご相談が可能です。

私どもの瑞草院はUHフラット・ザ・瑞草アネックス1階にあり、施術後の移動距離が短いことが特徴です。STATION by UHCアプリにクーポンコードを入力すると、UH SUITE、UH CONTINENTAL、UH FLAT SIGNATURE、UH FLATを提携価格で利用できます。空港からのアクセスについては、仁川空港から瑞草UH CELLクリニックまでの行き方と予約のタイミングという記事もご参照ください。

持ち物チェックリスト

✅ CHECK POINT

  • パスポート(本人確認と予約情報照合のため)
  • 服用中の薬とサプリメントのリスト
  • 直近1年の施術歴:製品名・部位・時期・その後の反応
  • アレルギー、皮膚疾患、手術歴および既往歴
  • 気になる部位の写真(無表情・表情、正面・側面)
  • 滞在日程と帰国便の日付
  • 支払い方法について事前に確認した内容(相談チャットでのやり取り)
  • 優先したい変化を一つか二つ

FAQ

パスポートは必ず持っていく必要がありますか?

ご持参をお勧めします。予約者本人の確認とカルテ作成に必要で、パスポートの英字氏名とメッセージアプリのニックネームが異なる場合の照合も早くなります。コピーしかお持ちでない場合は、来院前に相談チャットでその旨をお知らせください。

同行者がカウンセリングルームに一緒に入っても構いませんか?

可能です。通訳スタッフが常駐していますが、ご家族や知人と一緒に説明を聞きたいという場合はそのようにしていただけます。施術室への同行可否は施術の種類とその日の状況によって変わるため、受付時にお伝えください。

出発前にビデオ通話でのカウンセリングを受けられますか?

私どもが事前にご案内しているのは、LINE・WeChat・カカオトークのトーク画面を通じた確認です。写真と施術歴を送っていただければ、方向性をあらかじめ整理しておくことができます。ビデオ形式でのカウンセリング提供の有無は時期によって異なる可能性があるため、相談チャットでお問い合わせください。

カウンセリングを受けた当日にそのまま施術まで受けられますか?

施術の種類とその日の予約状況によって可能です。ただし回復期間が必要な施術については、残りの滞在日程とあわせて判断します。当日の施術を希望される場合は、予約の段階でお知らせいただければ時間を調整してご案内します。

診療室のご案内

  • 瑞草UH CELLクリニック(代表院長 キム・ギョンス)
  • 住所:ソウル特別市瑞草区盤浦大路16キル30 瑞草ロイウムジゼル(UHフラット・ザ・瑞草アネックス)1階
  • 電話:02-2135-4393
  • 診療時間:月〜金10:00〜20:00(受付締切18:30)、土・日10:00〜18:00(受付締切16:30)、昼休みなし
  • アクセス:地下鉄3号線南部ターミナル駅6番出口徒歩6分
  • 駐車場:基本2時間無料(超過時はスタッフにお問い合わせください)
  • 相談チャット:LINE・WeChat・カカオトーク(韓国の電話番号なしで予約可能)
  • 対応言語:日本語・中国語・英語の通訳スタッフ常駐
  • ホームページ:https://seocho.uhcell.com/

来院日程が決まりましたら、上記チェックリストの写真と施術歴だけでも事前にお送りいただくと、当日のカウンセリングがより円滑に進みます。