
顔が大きく見える原因は?韓国の施術選択を分ける3つの軸
2026年9月23日
- ボトックス注射
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- リフトアップ
顔が大きく見える理由は、咬筋(そしゃく筋)の張り、脂肪とむくみ、そして皮膚や組織のたるみという3つに分かれ、原因ごとに検討すべき施術は異なります。咬筋が原因の場合に用いるボトックス注射は、文献上おおむね3カ月で効果がピークに達し6〜12カ月ほど持続すると報告されており、リフティング糸に使われるPDO・PCL・PLLAは吸収される期間がそれぞれ約4〜8カ月、約1〜1.5年、約12カ月と異なります。たるみが主な原因であれば、狙う層がはっきりしている超音波・高周波系のリフティングから検討するのが基本です。
こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。「顔を小さく見せたいのですが、韓国ではどんな施術を選べますか」というご質問を、カウンセリングでよくいただきます。私はこの質問に、すぐ施術名をお答えすることはありません。同じお悩みでも、原因が筋肉なのか、脂肪とむくみなのか、たるみなのかによって、答えがまったく変わるからです。
原因を3つに分けて考えます
歯を強く噛んだときに、あご下の角の部分が硬く盛り上がる方は、咬筋の体積が顔の幅に関わっている可能性が高いです。
朝と夜の顔の違い、頬の深い部分やあご下の厚みも合わせて確認します。1日のうちで変化の幅が大きい方は、むくみと循環の比重が大きいと考えられます。
最後に、横になったときと座ったときのフェイスラインを比べます。横になるとラインが整って見えるのに、座ると再びぼやける場合は、組織が下に落ちるたるみが主な原因です。
3つの軸は重なって現れることのほうが多いです。ですから私は、1つの施術ですべて解決できるという説明はせず、比重の大きい軸から順に施術を設計しています。
咬筋が原因のとき:ボトックスの効果が出るまでの期間
咬筋の体積にボツリヌストキシンを注射して下顔面の輪郭を整える方法は、比較的研究が積み重なっている分野です。Journal of Cosmetic Dermatology誌に2022年に掲載されたKundu研究チームの系統的レビューでは、1回の注射後、最大効果はおおむね3カ月ほどで現れ、持続期間は6〜12カ月程度と報告されています。同じレビューは、統一された治療ガイドラインがなく、適切な用量も研究ごとにばらつきが大きいため断定は難しいとも指摘しています。
効果がいつから現れるかについては、より古いデータがあります。Dermatologic Surgery誌に2003年に掲載されたPark MY、Ahn KY、Jung DS研究チームの前向き研究では、患者45名に片側25〜30単位を注射したのち、超音波とCTで咬筋の厚みを測定し、注射後3カ月まで厚みの減少が続く傾向が確認されました。同じ研究は、咀嚼時の違和感、注射部位の筋肉痛、発音のしづらさといった局所反応が、通常1〜4週間ほど一時的に現れたと報告しています。
咀嚼力への影響を心配されて決断をためらう方も少なくありません。BMC Oral Health誌に2025年に掲載された前向き臨床研究では、健康な成人24名の両側咬筋に合計50単位を注射したのち、3次元撮影で下顔面の体積を、アンケートで咀嚼機能を4週・8週・12週の時点で評価しました。下顔面の体積が減少し満足度が上がる一方で、自覚的な咀嚼機能は維持されたと報告されています。参加者が24名という小規模な研究のため、顎関節に症状がある方や歯ぎしりが強い方は、個別の評価を先に行う必要があります。
咬筋の軸は、変化の時間軸が比較的読みやすい部類です。短い滞在中に決めやすい一方で、帰国後の2〜3カ月にかけて変化が現れる点は、事前に知っておいていただきたいです。
リフティング糸の素材:PDO・PCL・PLLAは何が違うのか
たるみの軸でよく挙がる選択肢がリフティング糸です。素材の名前がいくつも出てきますが、いずれも体内で吸収される縫合糸系の素材という共通点があり、分解される速さが異なります。
| 項目 | PDO(ポリジオキサノン) | PCL(ポリカプロラクトン) | PLLA(ポリ乳酸) |
|---|---|---|---|
| 吸収期間(文献報告) | 約4〜8カ月 | 約1〜1.5年 | 約12カ月 |
| 主な作用 | 挿入直後の物理的な引き上げとコラーゲン刺激 | ゆっくり分解され刺激期間が長め | 即時の引き上げよりも段階的なコラーゲン誘導が中心 |
| 使用の背景 | 外科用縫合糸としての使用歴が長い | 比較的最近導入された素材 | コラーゲンブースター成分(スカルプトラ)と同じ系統 |
| 根拠の状況 | ヒト対象の報告はあるが持続期間の根拠は十分ではない | 比較根拠の多くが動物モデル | ヒト対象の直接比較の根拠が限定的 |
数字の出所を明らかにしておきます。Aesthetic Surgery Journal Open Forum誌に2025年に掲載されたMarcelo Germani研究チームのランダム化比較臨床研究は、PDO糸が加水分解によって4〜6カ月以内に吸収され、コラーゲン刺激効果はその期間を超えて続く可能性があると記述しています。Journal of Cosmetic Dermatology誌に掲載されたマウスモデルの比較研究は、PCLが1〜1.5年かけてゆっくり吸収され、PDOは6〜8カ月、PLLAは12カ月程度で吸収されると報告しています。ヒトと動物モデルの結果を同じ重みで受け止めることはできないため、この数値は素材同士の順序を理解する目的に限ってご説明しています。
素材選びの実際の基準は単純です。今すぐ引き上げる力が必要なのか、それとも時間をかけて真皮の再生反応を誘導することが目標なのかです。たるみがはっきりしているほど、かえしのあるコグ型の糸による引き上げ力が必要になり、皮膚の厚みやきめが主なお悩みであれば再生刺激のほうに重きが置かれます。コラーゲンがどれだけ生成されるかは素材だけで決まるものではなく、糸の本数、挿入する深さ、その方自身の再生力が合わさって働きます。
吸収される期間と効果が続く期間は同じではありません
糸が吸収される期間と、結果が続く期間を同じ数字で説明されることがよくありますが、この部分は根拠が分かれています。
Journal of Cosmetic Dermatology誌に2023年に掲載されたContreras研究チームの症例報告と系統的レビューでは、52歳の患者の下顔面をPDO糸で引き上げたのち、挿入部位の腫れが7日以内に落ち着き、7カ月の時点でも効果が確認されたと記述されています。反対方向の報告もあります。Plastic and Reconstructive Surgery誌に2019年に掲載されたAitzetmueller研究チームの研究は、市場に流通するPDO糸の品質のばらつきが有意に大きいことを実験で確認し、このばらつきを真剣に扱うべきだと指摘しています。同じ学術誌に掲載された読者からの寄稿では、Bertossi研究チームのリフティング糸の症例群において、6カ月ごろに結果が目に見えて減少し、1年の時点では結果が残っていなかったことも合わせて言及されています。
そのため私はカウンセリングで、持続期間を月数ひとつでお約束することはありません。文献から確認できるのは方向性です。物理的な支持力は吸収とともに減っていき、残る部分があるとすれば、それはその場所に形成された組織反応から生まれます。その大きさが人によってどれほど異なるかは、まだ大規模には測定されていません。
たるみが主な原因なら、まず狙う層を決めます
下がりが主な原因だと確認できた場合、当院江南店では機器の名前より先に、どの層を目標にするかを決めます。深い層の支持構造が緩んでいる場合と、真皮の弾力が落ちている場合とでは候補が異なります。ウルセラ、サーマクール、ソフウェーブ、オンダ、インモード、ボルニューマ、ポテンツァのように、狙う深さと熱の伝わり方が異なる機器を、肌の状態を確認した結果に合わせて組み合わせます。同じ部位を繰り返し過度に施術しないよう、施術の記録を残して次回の来院計画にもつなげています。機器選択の基準については、江南リフトアップの費用はなぜ施設ごとに違うのかでも詳しくまとめています。
むくみと循環の比重が大きい方には、施術を増やすより先に、滞在中の回復条件を整えていただくようご案内しています。塩分の多い食事、飲酒、睡眠不足は、短い日程での結果判断を鈍らせる要因です。
2〜7日の滞在なら、順番が結果を左右します
短い滞在の方は、何を受けるかよりどの順番で受けるかが、日程全体の成否を分けます。私がお勧めする基本の順番は次のとおりです。
- 到着当日はカウンセリングと肌の状態の確認までにとどめます。長距離移動の直後は顔にむくみがあり、正確な評価がしづらいためです。
- 翌日の午前に、回復期間が必要な施術を先に配置します。残りの滞在日数で経過を直接確認できるからです。
- 帰国直前には、腫れや内出血が見た目に出やすい項目を新たに追加しません。
- 咬筋ボトックスのように変化が数週間かけて現れる項目は、日程の後半に入れても差し支えありません。
リフティング糸を受けられた場合は、素材にかかわらず、施術後およそ2週間は口を大きく開ける動作、強い表情、サウナやチムジルバンを避けていただくようご案内しています。滞在日数ごとの施術の組み立てについては、ソウル滞在3〜5日、リフティングはどの順番で受けるべきかもご参照ください。
当院江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAMの建物内にあり、施術後に客室まで移動する距離が短く、回復の時間を室内で過ごしやすい造りになっています。診療は個室で行っています。UHC系列ホテルにご宿泊の方は、酸素カプセル30分またはビタミン点滴のどちらか一方を無料でお選びいただけ、両方をご利用になる場合はビタミン点滴が55,000ウォンとなります。詳しい条件はプロモーションのご案内でご確認いただけます。
カウンセリングで確認していただきたい項目
✅ CHECK POINT
- 自分の顔で筋肉、むくみ、たるみのどの軸の比重が大きいか、説明を受けたか
- 選んだ施術の効果がいつ現れ、いつ弱まるのかを期間で聞いたか
- リフティング糸を検討する場合、素材と形状、糸の本数、挿入部位を記録として残せるか
- 滞在日程の中で回復が終わるのか、帰国後に確認が必要な項目は何かを整理したか
- 次回の来院までの間隔と、そのとき再評価する項目が計画に入っているか
江南店には、日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。上記の項目を母国語で確認したうえでご決断いただけます。
よくある質問|FAQ
帰国前日に咬筋ボトックスを受けても大丈夫ですか
注射自体は当日の日常生活への復帰が可能なため、日程の後半に配置しても無理は少ないです。ただし注射部位に内出血や一時的なだるさが出ることがあり、文献では変化がはっきりする時期が注射後数週間とされているため、帰国後に経過をご覧になる点はあらかじめご了承ください。
咬筋ボトックスを繰り返すと顔は小さくなり続けますか
そのようにはご説明できません。Kundu研究チームのレビューは、長期的な効果を維持するには複数回の注射が必要になり得るとまとめる一方で、統一されたガイドラインがなく適切な用量も確立されていないと述べています。繰り返すかどうかは、前回の施術後にどれだけ回復したかを見て、そのつど判断するのが適切です。
リフティング糸と超音波・高周波リフティングは同時に受けられますか
同じ部位に同じ時期でまとめて行うことはお勧めしていません。回復反応が重なるとどちらの施術による結果か判断しづらくなり、熱と物理的な刺激が重複します。私は、目標とする層が異なる場合に限り、間隔を空けて順番を分けて設計しています。
顔の幅ではなく二重あごが気になる場合、何から見ればよいですか
あご下の脂肪の量、胸鎖乳突筋まわりの角度、下顎ラインの下がり具合を合わせて確認します。どちらの比重が大きいかで候補が変わるため、写真だけで決めず、実際に触れて確認したうえで設計するほうが安全です。
※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。
