ソウルの皮膚科で個室診療を受ける前に確認すべきこと

2026年8月21日

  • スキンケア

個室での相談から施術まで、同じ部屋で完結しますか

こんにちは。UHCELLクリニック江南店代表院長のキム・ヨンジンです。予約ページに「個室対応可能」と書かれたクリニックは数多くありますが、その中身は施設によって大きく異なります。カーテン一枚で隣のベッドと仕切られただけの空間も個室と呼ばれますし、ドアが閉まり相談から施術まで同じ部屋で完結する空間も個室と呼ばれます。まず結論からお伝えすると、確認すべきなのは「個室があるかどうか」ではなく「相談から施術、片付けまでその部屋を出ずに完結するかどうか」です。

「個室あり」という表記が示すもの、示さないもの

この違いが重要な理由は単純です。相談室と施術室が分かれている構造では、相談後に別の待機スペースへ移動し、施術室は複数の患者が順番に使うことが多くなります。この場合、問診内容や肌の写真が入ったカルテが相談室に残り、施術自体は別のスタッフが担当することもあります。一方、相談室がそのまま施術室になっている構造では、診断した医療者がその場で施術まで担当し、他の患者と動線が重なりません。

私の経験では、この違いを予約前に質問される患者様は決して少なくありません。特に、肌の悩みや既往歴を口頭で説明する必要がある相談の場面では、空間がどこまで閉じているかが安心感を大きく左右します。

短期滞在の患者様にとって、この違いが特に大きい理由

当院を訪れる患者様の多くは、日本、台湾、中国、英語圏から2〜7日程度の日程で来院されます。この患者様にとって個室の構造は、単なる快適さの問題ではなく、相談の質そのものを左右する問題です。通訳スタッフが相談に同席する場合、開放的な空間では隣に座った別の患者様に肌の悩みや既往歴がそのまま聞こえてしまう可能性があります。ドアが閉まる個室であって初めて、通訳を挟んだ相談が実際にプライベートな会話として成立します。

また、韓国国内に居住しない外国人患者を誘致しようとする医療機関には、韓国の医療海外進出及び外国人患者誘致支援に関する法律に基づく登録手続きが定められており、診療科目ごとの専門医配置や医療事故賠償責任保険への加入といった最低限の要件を満たす必要があります。この登録制度自体が施術室の空間構造を規定するものではありませんが、外国人患者を受け入れる医療機関に法律上どのような責任体制が求められているかは、来院前に知っておいて損はない背景情報だと思います。

予約前に確認しておきたい3つの視点

予約前に次の点を確認すると、個室の構造を具体的に把握できます。

  • 相談を担当した医療者が施術まで担当するのか、それとも相談後に別のスタッフへ引き継がれるのか
  • 施術室のドアが待合スペースや他の施術室と共有される構造なのか、完全に閉じる構造なのか
  • 通訳スタッフが相談開始から施術終了まで同じ空間に同席できるのか

この3点はクリニックのホームページの写真だけでは判断が難しく、予約段階で実際に質問してみて、具体的な回答が返ってくるかどうかを見ることが実質的な判断材料になります。

江南店の個室構造

当院、UHCELLクリニック江南店はUH FLAT SIGNATURE江南の建物2階・3階に位置しており、相談と施術が個室内で完結する構造で運営しています。私自身はソウル大学大学院を卒業し、ソウル大学病院で研修を受け、その後Allergan系フィラー・ボトックスのfacultyとして、またPotenzaとUltherapyのKey Doctorとして活動してきました。江南店には日本語、中国語、英語の通訳スタッフが常駐しており、通訳が個室相談に同席する体制を特別な調整なしに整えられます。

江南店が入る建物は、UHCグループが運営するホテルの建物でもあります。当院は別の建物にある提携先ではなく、ホテル建物内の付帯施設として運営されており、この構造のおかげで施術後に建物を移動せず、そのまま回復のプロセスへ進むことができます。

施術後の回復まで、同じ建物内で完結する動線

個室の構造を確認しておくべきもう一つの理由は、回復プロセスにあります。施術直後に別の建物へ移動して休息を取る必要があるなら、短い滞在日程の中で移動時間を確保しなければなりません。江南店では、施術が行われた建物内でホテル宿泊者を対象に高圧酸素チャンバーとビタミンIV点滴を無料で提供しており、個室での施術を終えたあと移動なしに回復プロセスへ進める動線が成立しています。この回復サービスはホテル宿泊者に限定されるため、この動線を活用したい場合は宿泊の有無もあわせて確認しておくとよいでしょう。帰国便までの過ごし方全般については、帰国前の依頼リストでも詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。

FAQ

相談と施術は同じ医療者が個室で担当しますか

江南店では、相談を担当した医療者が同じ個室で施術まで担当する構造で運営しています。相談後に別のスタッフへ施術が引き継がれることはありません。

通訳スタッフは個室相談に同席できますか

江南店には日本語、中国語、英語の通訳スタッフが常駐しており、ご希望があれば相談開始から施術終了まで個室に同席することができます。

個室構造かどうかを予約前にどう確認すればよいですか

相談を担当する医療者が施術まで担当するのか、施術室のドアが他の空間と共有されているのかを、予約段階で具体的に質問することが最も確実な方法です。

施術後の回復も同じ建物内で可能ですか

江南店はUH FLAT SIGNATURE江南のホテル建物内に位置しているため、ホテル宿泊者の場合は施術後に移動することなく、同じ建物内で無料の高圧酸素チャンバーとビタミンIV点滴による回復プロセスへ進むことができます。

短い日程でも個室での相談と施術は可能ですか

2〜7日程度の短い滞在日程を前提に、事前の問診とスケジュール調整を行うことで、相談と施術を同じ来院でまとめられるよう対応しています。正確な可否については、来院前の相談でご確認いただくことをおすすめします。